↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
58/353

2021年01月壱分

ツイッターで投稿しているプニプニ勇者の物語です。


【登場人物】

プニプニ勇者:勇者は二頭身でオムツ姿のプニプニな幼児な勇者。

従者:勇者のお世話係。


忍     :大陸にやってきた忍術を使う冒険者。

戦士    :勇者のクエストのメンバー。戦闘が得意。

冒険者たち :冒険を生業とする人々。勇者と共にクエストをする事が多い。

定宿兼食堂 :勇者や冒険者たちが冒険の拠点にしている宿屋


ダンジョンの白い犬:警備犬の兄弟犬。賢く穏やかな性格もそっくり。

雪の精霊  :冬に現れる雪だるま型の精霊。猫姿の精霊の知り合い。


千里眼と主 :勇者の動向を探る二人。

【餅と頬っぺた】

「某(それがし)の里では新しい年の初めに餅(もち)という物を食(しょく)す也」

 忍がプニプニ勇者を抱っこしながら、従者に故郷の話をした。

「餅(もち)はプニプニ殿の頬(ほほ)と同じ位の柔らかさで…」

「勇者様の頬(ほ)っぺたと同じ位ですか!?」

「そう也」

 柔らかさの比較に使われる勇者の頬(ほ)っぺただった。

「もっちー」



【初夢】

「プニプニ殿が飯(めし)を食べている初夢を見た也」

「私の夢では勇者ちゃんが箱に入っていたわ」

「俺は勇者様と冒険してる夢でした」

「飯(めし)プニ、箱プニ、冒険プニだな」

 毛布に包まれて昼寝しているプニプニ勇者を見ながら、今年も勇者と沢山関(かか)わる事になりそうだと思う冒険者たちだった。



【新春クエスト】

 プニプニ勇者と冒険者たちは、年初めのクエストでダンジョン迷子センターの白犬に出会った。

「わんー」

 白犬は知っていた。勇者はいつも迷子になって保護される事を。だから先に保護する事にした。

「分かるけど待って!」

 その後、保護する代わりに付(つ)き添(そ)ってくれた白犬だった。



【雪上の足跡】

 従者はプニプニ勇者を雪の降った庭に連れてきた。

「勇者様、雪の上に猫さんの足跡(あしあと)が付いてますよ」

「にゃー」

「こっちはスズメさん」

「ちゅじゅめ」

「こっちは…」

 そこには良く分からない足跡(あしあと)が付いている。

「えーと」

 それは雪の精霊のものだが、知る者はほとんどいない。



【抱っこされ放題】

「じゅー、だっこ」

「抱っこですね、勇者様」

 いつもの従者なら、プニプニ勇者に歩くように言うのだが、寒い時期は違う。

「ここもデコボコしてるから抱っこにしましょう」

「だっこ」

 何故なら、勇者を抱っこすると温(あたた)かいからだ。だから冬の間、勇者は抱っこされ放題(ほうだい)なのである。



【続行】

「勇者の様子はどうだ?」

 主が話しかけると、遠見をしていた千里眼は顔を上げた。

「いつも通りプニプニです」

「年が改(あらた)まったというのにプニプニか?」

「新年の馳走(ちそう)を食べて頬(ほほ)が更にプニプニです」

「そうか、プニプニか」

 プニプニ勇者の動向を見守る会は今年も続行(ぞっこう)である。



【戦士と訓練】

 プニプニ勇者は、今日は戦士と訓練だ。訓練と言ってもはしゃいだ勇者がくっいたり

「たー」

 離れたり

「りゃー」

 またくっついたり

「とー」

 勝手に転(ころ)んだり

「ぴゃ!」

 起き上がってまたくっついたりするだけなのだが、とても楽しそうなのである。



【氷雪の衣】

 氷雪(ひょうせつ)の衣、装備者を包(つつ)み、雪景色にカモフラージュする。しかし氷雪(ひょうせつ)の衣を着たプニプニ勇者を、従者はすぐに見つけた。

「勇者様、どうしたらこんなに雪がいっぱい服に付くんですか?」

「ゆっきー」

「宿に入る前に綺麗にしましょうね」

 氷雪(ひょうせつ)の衣は、簡単に手で払(はら)う事ができる。

楽しみにしてくださっている皆様も、初めての方も、ご一読頂き、ありがとうございます!

気に入ったものがございましたら、ブックマーク、評価、感想など頂けると嬉しいです。

少しでも反応があると励みになります。


こちらはツイッターでほぼ毎日更新しております。ご興味がありましたら、ツイッターで #プニプニ勇者 と検索すれば出てきますので、ご覧頂けると幸いです。


まだ続きますので、次回もよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。