2025年12月弐分 フカフカの雪
X(旧:Twitter)で投稿しているプニプニ勇者の140字の物語です。
【登場人物】
プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニで幼児な勇者。
従者 :勇者のお世話係。
道化師 :ふざけてばかりの冒険者。勇者の遊び相手。
新米剣士 :空回り気味だが頑張っている冒険者。
新米狩人 :冒険者になったばかりの若者。しっかり者。
魔学者 :魔法の力を使って色々な魔具を作る研究者。
冒険者たち :冒険を生業とする人々。勇者と共にクエストをする事が多い。
宿屋兼食堂 :勇者や冒険者たちが冒険の拠点にしている宿屋。裏庭がある。
宿屋の夫妻 :宿屋兼食堂を営んでいる夫婦。
裏庭 :宿屋の裏にある勇者の遊び場。冒険者たちの鍛錬場もある。
レアアイテム博物館:貴重なアイテムを展示する博物館。
学魔員 :レアアイテム博物館の職員。※案内者から変更。
魔技師 :新しい魔法を作る技師。何故か勇者に懐かれている。
【断り書き】
おかしなアクセスがあるため、途中に以下の文章を入れさせて頂きます。
お読みになる際のお邪魔になりますがご了承ください。
※こちらは「小説家になろう」に掲載している「屑屋 浪」(なぞの研究所)の作品です。
【三色の展示】
「今回は三色がテーマの展示です」
「色ですか?」
レアアイテム博物館の学魔員は、従者とプニプニ勇者を新しい展示に案内した。
「赤」
「あっか」
「青」
「あっお」
「黄色」
「きーろ」
知らない物を見るのが楽しくて一つ一つの展示物へ手を伸ばす勇者に満足する学魔員だった。
【観察のし甲斐】
「すーすー」
「寝ている勇者様です」
「スヤスヤな顔ですね」
「むー」
「寝起きの勇者様です」
「眠そうな顔ですね」
「お?」
「知らないものを見た勇者様です」
「不思議そうな顔ですね」
「観察のし甲斐があります」
変化するプニプニ勇者の顔を観察する従者と魔学者だった。
【事前の用意】
「前もって準備?」
「突然の冒険でも慌てないようにしようと思って」
宿屋のおかみはそんな従者にプニプニ勇者の方を見るように言う。
「でも勇者ちゃんは明日冒険に行く気よ?」
「あちゅた、ぼーけんー」
「違うんです、勇者様!」
事前の準備は勇者がお昼寝中にする事にした。
※こち/らは「小/説家になろう」に掲/載している「屑/屋 浪」(な/ぞの研究所)の作品です。
【新米剣士を待つ】
「遅いね、新米剣士くん。座学の課題が大変なのかな?」
「新米剣士くんは目的があれば頑張れるから、何とかなるよ」
「ちゅんまいっち」
「皆が揃ってからおやつ食べようね、勇者」
「待てますか、勇者様?」
「まちゅ」
食堂で新米剣士を待つ従者と新米狩人とプニプニ勇者だった。
【宿屋まで】
「勇者様、眠いですか?」
「ねむ、ない」
従者は抱っこしたプニプニ勇者が眠そうな事に気付いた。
「冒険、楽しかったですね」
「ぼーけん」
「勇者様、もうすぐ宿屋ですよ」
「もうしゅぐ」
「ただいま戻りました」
「たーいまー」
眠くても宿屋まで何とか起きていた勇者だった。
【暖炉の魔法 ミカン】
「良い所に来たようだな」
食堂に現れた魔技師は、暖炉の前でミカンを食べているプニプニ勇者と冒険者たちに魔法を掛けた。
「暖炉の前で食べる柑橘類が美味しくなる魔法を受けろ!」
「あみゃーい」
「甘みが強い!」
「いつもより美味しい!」
目的不明の魔法は今回も好評だった。
※こち/らは「小説/家になろ/う」に掲載している「屑屋/ 浪」(な/ぞの研究所)の作品です。
【フカフカの雪】
「勇者、旗まで行くのヨ」
「ゆっきー」
雪の積もった裏庭で、道化師の立てた旗を目指してプニプニ勇者は歩き出した。
「ぴゃー!」
しかしフカフカの雪が楽しくて勇者はポフッと寝転がる。
「ぴぴゃー!」
「勇者、どこ行くのネー?」
そしてそのまま雪の中を転がる勇者だった。
【毎日くっつく】
「きりゃきりゃ」
プニプニ勇者は囲い柵にくっつき冬夜祭の飾り木を見ていた。
「勇者ちゃん、今日もくっついているね」
「昨日もくっついてたな」
「いつも初めて見るみたいにくっついています」
宿屋のおかみと主と従者が見守る中、飾り木にくっつく勇者だった。
「きりゃきりゃ」
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