表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
プニプニ勇者140字小説  作者: 屑屋 浪
315/324

2025年12月壱分 料理の番

X(旧:Twitter)で投稿しているプニプニ勇者の140字の物語です。


【登場人物】

プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニで幼児な勇者。

従者    :勇者のお世話係。


戦士    :勇者のクエストのメンバー。戦闘が得意。

新米剣士  :空回り気味だが頑張っている冒険者。

魔学者   :魔法の力を使って色々な魔具を作る研究者。

操印士   :あらゆる印を操る術者。手引書に頼って千万印の塔を攻略中。

冒険者たち :冒険を生業とする人々。勇者と共にクエストをする事が多い。


宿屋兼食堂 :勇者や冒険者たちが冒険の拠点にしている宿屋。裏庭がある。

料理方   :宿屋兼食堂の料理担当。


千里眼と主 :勇者の動向を探る二人。遠地にいる。

【千里眼 気付く】

「勇者は(たま)に不思議そうな(かお)中空(ちゅうくう)を見ているが…」

 主は千里眼と記録晶のプニプニ勇者を見ながら(つぶや)く。

「もしかして我々に気付いているのではないか?」

「まさか術が見破(みやぶ)られていると!?」

「勇者ならあり()る」

『お?』

 勇者は(そら)に浮かぶ微細(びさい)なものが気になっているだけだ。



【場所探し】

「勇者様が毛布に向かいましたよ」

「お昼寝ですね」

 魔学者と従者は毛布に(もぐ)るプニプニ勇者を見守る。

「むー」

「あ、勇者様が毛布から出てきましたね」

「何か違ったようです」

「じゅー」

「抱っこですか、勇者様?」

 今日は抱っこされながらお昼寝したい勇者だった。

「すー」



【古代の暦】

「これは古代の(こよみ)のようです」

 操印士は手引書から(かお)を上げて従者とプニプニ勇者を見る。

「この四季(しき)に合わせた石板が手掛かりですね」

「はい」

「これは春の花」

「はにゃ」

「こっちは月ですね」

「つっきー」

「これは雪」

「ゆっきー」

 勇者と一緒に石板を確認する二人だった。


※Xに投稿した12月3日は「カレンダーの日」でした。



【料理の番】

「勇者様、眠くないですか?」

「ねむ、ない」

 従者は暖炉(だんろ)遮蔽柵(しゃへいさく)にずっとくっついているプニプニ勇者に声を掛けた。

「おにきゅ、パチパチ」

「ああ、お肉、もうすぐ焼けそうですね」

「おいちー」

 暖炉(だんろ)で作る料理の美味(おい)しそうな匂いのおかげで、眠らずに見ていられる勇者だった。



【戦士を見る】

「勇者様、何を見ているんですか?」

「ちぇんちー」

「戦士さん?」

 従者の質問に答えるとプニプニ勇者はまた戦士の方をジッと見る。

「どうして戦士さんを見ているんですか?」

「ちぇんち?」

(不思議そうな(かお)してる!?)

 特に理由は無いが何となく戦士を見ている勇者だった。



【野菜ジュース】

「野菜のジュースだよ」

 料理方は従者とプニプニ勇者にコップを渡す。

「野菜ですって、勇者様」

「やちゃい、やーの」

 勇者は野菜が苦手だ。

「ジュースは美味しいですか、勇者様?」

「じゅーちゅ、おいちー」

 しかし、すりおろして味を調(ととの)えた野菜ジュースは美味(おい)しいのだった。



【凍った水たまり】

「勇者様を連れて来たよー」

「きたよー」

 従者がプニプニ勇者と一緒に新米剣士へ()()る。

「勇者、見てみろ!」

「みる」

 新米剣士が(しめ)す先には(こお)った(みず)たまりがあった。

「こーり!」

「今朝はすっごく寒かったからな」

「ちべたい」

 勇者に(こおり)を見せたかった新米剣士である。



※お読み頂き、ありがとうございます!

楽しみにしてくださっている皆様も、初めての方も、お読み頂き、ありがとうございます!

気に入ったものがございましたら、ブックマーク、評価、いいね、感想など、少しでも反応を頂けると励みになります。


こちらはX(旧:Twitter)でほぼ毎日更新しております。ご興味がありましたら、#プニプニ勇者 と検索してくださると嬉しいです。


次回もよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ