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プニプニ勇者140字小説  作者: 屑屋 浪
314/325

2025年11月四分 パンの舞

X(旧:Twitter)で投稿しているプニプニ勇者の140字の物語です。


【登場人物】

プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニで幼児な勇者。

従者    :勇者のお世話係。


新米剣士  :空回り気味だが頑張っている冒険者。

新米狩人  :冒険者になったばかりの若者。しっかり者。

考古学士  :ダンジョン迷子センターのスタッフ。調査班のメンバーだが方向音痴。

踊り子   :様々な舞を踊る冒険者。舞の種類によって効果が違う。

操印士   :あらゆる印を操る術者。手引書に頼って千万印の塔を攻略中。

探偵    :とりあえず一話で何かを解決してくれる者。

冒険者たち :冒険を生業とする人々。勇者と共にクエストをする事が多い。


宿屋兼食堂 :勇者や冒険者たちが冒険の拠点にしている宿屋。裏庭がある。


店主    :市場の店の主。勇者が良く買物に来る。

【散歩に行きたい】

「勇者様、どうしたんです?」

 従者は出入口の(さく)にくっつくプニプニ勇者を見つけた。

「おしゃんぽ!」

 勇者は力強(ちからづよ)く答える。

「お散歩はお昼寝の前に行きましたよ?」

「おしゃんぽ!」

 (おぼ)えていないのか、もう一度行きたいのか分からないが、とにかく散歩に行きたい勇者だった。



【時間制限】

「ゆっくりしてて大丈夫ですか?」

 従者に聞かれ、操印士が手引書を確認する。

「ここには時間制限が無いようです」

「それなら勇者様が起きてから行動しましょう」

「ええ」

「むあー」

「あ、起きましたよ」

「おっき」

 お昼寝しているプニプニ勇者の横で休憩(きゅうけい)していた二人だった。



【パンの舞】

「ぱんー♪ぷわぷわぱんー♪」

 プニプニ勇者が歌いながら(おど)っていた。

「朝からずっとあんな調子なんです」

「あれは“パンの舞”よ」

 従者の話を聞いた踊り子は断言(だんげん)する。

「“パンの舞”!?」

「パンが食べたい気持ちを表しているの」

「じゃあ、おやつはパンにします」

「ぱんー♪」



【待機中】

「ゆうちゃもー!」

「待つんだ、勇者」

 飛び出そうとするプニプニ勇者を探偵が()める。

「今、僕たちは待つ事しかできないよ」

「おてちゅたいー」

「手伝いたい気持ちは分かるけどね」

 食堂が本当に忙しいと、勇者は遊び場で待機(たいき)になり、近くの冒険者が交代で見守ってくれるのだ。



【しゃっくり】

「ヒック」

「ばあー」

「ヒック」

「ばあー」

 従者がしゃっくりをする(たび)にプニプニ勇者は「ばあー」と言っていた。

「何をしてるの?」

「勇者はしゃっくりを()める為に驚かしてるんだ」

 新米狩人に新米剣士が説明する。

「ヒック」

「ばあー」

 勇者自身は驚かしているつもりだ。



【ホカホカのプニプニ】

「こうこがっちー」

 プニプニ勇者は食堂に来た考古学士に飛びついた。

「勇者ちゃん、暖炉の前にいたの?」

「だんよ」

 この時期、勇者はいつも暖炉前の遮蔽柵(しゃへいさく)にくっついている。

「ホカホカのプニプニだね」

「ほかか」

 暖炉で温まっている勇者の()っぺたは特別プニプニなのだ。



【モコモコの買物】

「寒いね」

「寒いです」

「ちゃむ、ない」

 市場の店主と従者の話にプニプニ勇者も加わる。

「勇者はモコモコだから寒くないのか?」

「みょこみょこ」

 勇者は従者によりモコモコの装備(そうび)だ。

「また買い物に来てくれよ」

「おかーもの」

 モコモコなので寒くても元気な勇者だった。



※お読み頂き、ありがとうございます!

楽しみにしてくださっている皆様も、初めての方も、お読み頂き、ありがとうございます!

気に入ったものがございましたら、ブックマーク、評価、いいね、感想など、少しでも反応を頂けると励みになります。


こちらはX(旧:Twitter)でほぼ毎日更新しております。ご興味がありましたら、#プニプニ勇者 と検索してくださると嬉しいです。


次回もよろしくお願いします!

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