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プニプニ勇者140字小説  作者: 屑屋 浪
30/305

2020年06月弐分

ツイッターで投稿しているプニプニ勇者の物語です。


【登場人物】

プニプニ勇者:勇者は二頭身でオムツ姿のプニプニな幼児な勇者。

従者:勇者のお世話係。



男爵    :何かの儀式を企んでいる貴族。うっかり。

冒険者たち :勇者のクエストのメンバー。

千里眼と主 :勇者の動向を探る二人。

道化師   :ふざけてばかりの冒険者。

白い犬   :賢く性格の穏やかな警備犬。

ダンジョンの白い犬:警備犬の兄弟犬。賢く穏やかな性格もそっくり。

【男爵 動揺】

「一つ尋ねたいのだがね」

 男爵はかつての玉座(ぎょくざ)に座り、プニプニ勇者と冒険者たちへ質問した。

「まさか、そんなプニプニの勇者で私に(いど)もうというのかね?」

 それを聞いた冒険者たちは(どう)じずに(うな)く。

「本当に?ちょっ待って!そんな準備してないよー」

 何故(なぜ)(あわ)てる男爵だった。



【男爵 階段】

「私と交渉したければ、勇者一人でこちらに来てもらうか?」

 長い階段の上に居る男爵の申し出に、冒険者たちはざわついた。

「勇者様、あそこまで一人で行けますか?」

「たーちょぷ」

 ()い返事をしたプニプニ勇者だったが、途中で()きて戻ってきたので、従者が抱っこして登った。



【男爵 選択】

「勇者よ、お前に選ばせてやる」

 尊大(そんざい)な態度で男爵は言った。

「あいつらの命と世界の命運、どちらか選択しろ」

 しかしそれを聞いたプニプニ勇者は不思議そうな顔をした。

「お?」

「ゆ、勇者?どっちがいい?」

 そんな(むずか)しい事をプニプニが理解できるはずも無いのである。



【男爵 意味不明】

 冒険者たちの前に、アグアグとケーキを食べるプニプニ勇者がいた。

「選択肢をクッキーとケーキに変えて勇者に選ばせたら、ケーキだったのでお前たちの(いのち)は助けてやる。勇者が食べ終わったら戦闘開始だ」

 男爵にそう説明されて冒険者たちは思った。


(何を言ってるのか分らない)



【男爵 うっかり】

「あ、しまった」

 男爵が何かに気付いて声を上げた。

日食(にっしょく)と同時に儀式を始めないといけなかったのに、もう日食(にっしょく)始まってるよー」

 冒険者たちは空を見上げて呆気(あっけ)にとられる。

「うっかりしてたー。次は3年後かー」

 男爵はプニプニ勇者と冒険者たちを残して帰ってしまい、世界は守られた。



【千里眼 手足】

 プニプニ勇者が昼寝中だったので、(あるじ)は時間を(あらた)めると言うと、千里眼が引き留めた。

「お待ちを。勇者を良く見て下さい」

 視覚共有した(あるじ)はその意味が分った。

「手足が(こま)かく動いているではないか!」

「どうやら夢を見ているようです」

 結局、ずっと見ていた二人だった。



【道化師 せっとく】

「だっこー」

 せがむプニプニ勇者に、荷物で両手が(ふさ)がっている従者が困っていると、いつの間にか一緒にいた道化師が話し掛けた。

(ちん)もポワポワと悠久(ゆうきゅう)の時間を感じるのを楽しみにしてるから、勇者も抱っこは帰ってからにしようね」

 意味不明だが何故(なぜ)か勇者は素直に(うなず)くのだった。



【ダンジョンの白い犬】

 巡回兵と共に街を守る白い犬。その兄弟犬がダンジョン迷子センターに配属(はいぞく)された。

 そのニオイを()ぎ分ける能力や機動性により、最初に救出したのはプニプニ勇者だった。

「わんー」

 お守をしてくれるのも街の白犬と同じである。そして犬好きの冒険者たちの迷子率が上がった。

お読み頂き、ありがとうございます。


楽しんで頂けましたら、ブックマーク、評価、感想お願い致します。

少しでも反応があると励みになります。


こちらはツイッターでほぼ毎日更新しております。ご興味がありましたら、ツイッターで #プニプニ勇者 と検索すれば出てきますので、ご覧頂けると幸いです。


まだ続きますので、次回もよろしくお願いします。

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