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2020年05月壱分

ツイッターで投稿しているプニプニ勇者の物語です。


【登場人物】

プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニな幼児な勇者。

従者:勇者のお世話係。


射手    :凍撃の矢と恐れられている冒険者。勇者大好き。

考古学士  :ダンジョン迷子センターの探索スタッフ。方向音痴。

忍     :大陸にやってきた忍術を使う冒険者。


虹の女神  :虹の祭日の主神。アイテムを捧げる事で祈りを聞く。

虹の鯉   :虹の女神の使い。淡々と仕事をこなす。

【ギュー】

「勇者様、いいって言うまで射手(しゃしゅ)さんにギューってできますか?」

「できる」

 絶壁(ぜっぺき)を抜ける間、しがみ付いていてもらう必要があるが、頷(うなず)くプニプニ勇者を見て、従者は覚悟を決める。

「じゃあ、お願いします…えっ!?」

 だが肝心(かんじん)の射手(しゃしゅ)は、勇者にギューッとされて魂(たましい)が昇天していた。



【プニプニの装備】

「教えて欲しいことがあるの」

 宿屋に訪(たず)ねてきた考古学士(こうこがくし)が従者に質問した。

「勇者ちゃんの着てるプニプニの装備ってどこに売ってるの?」

「あれは勇者様がプニプニしてるだけですよ」

「えー!お揃(そろ)いにしたかったのに」

 残念がる考古学士(こうこがくし)を見て、天然なんだなと従者は思った。



【従者チャレンジ】

 プニプニ運搬競技会(うんぱんきょうぎかい)そろそろ版は、抱っこ状態であやして、ようやく眠ったプニプニ勇者をベッドへ運び、気付かれないようにそっと布団の上に置いて離(はな)れる競技(きょうぎ)だ。

(今だ!)

 しかし布団に置こうとした時点で大抵(たいてい)気付かれてグズられてしまう。その場合は抱っこからやり直しである!



【虹の祭日 捧げもの】

 虹(にじ)の祭日は子供の健康を祈る日だ。冒険者ギルドには縁(えん)が無かったが、プニプニ勇者が来るようになったので儀式(ぎしき)を行う事にした。

「祈(いの)りに応じて虹(にじ)の女神にアイテムを捧げるの」

 それを聞いた忍(しのび)が思案していると、射手(しゃしゅ)が超レアアイテムを躊躇(ちゅうちょ)なく置いて行った。

(本気度が違う也!)



【虹の祭日 山積み】

 虹(にじ)の祭日、冒険者ギルドにプニプニ勇者がやって来た。

「勇者様の健康を、こんなに祈ってくれてますよ」

 従者に山積(やまづ)みのアイテムを見せられても、勇者は不思議そうだったが、祭日のご馳走(ちそう)に喜ぶ姿を見て、冒険者たちは満足したのだった。

 尚、アイテムは虹(にじ)の女神の総取りである。



【ご飯の準備】

「じゅー、ごっはん」

 プニプニ勇者がそう言って従者の足にしがみ付いてきた。

「お腹が空いたんですね、勇者様」

「ごっはん、ごっはん」

「勇者様、離(はな)れてくれないとご飯の用意ができませんよ?」

 くっ付いているとご飯が出来るのが遅れるだけなのだが、勇者が分る筈(はず)もなかった。



【虹の鯉 恵みの追加】

「虹(にじ)の女神の使いです」

 プニプニ勇者と冒険者の前に突然現(あらわ)れた虹(にじ)の鯉(こい)は、虹(にじ)の祭日の祈(いの)りで基準以上のアイテムがあった為、恵(めぐ)みの追加を伝えに来たという。

「これは空中遊覧券、こっちは空から菓子が降ってきます。後は目録(もくろく)を見て下さい」

(こんなあからさまな恵(めぐ)み、見た事ない!)



【虹の鯉 空中遊覧】

「空中遊覧します?」

 虹(にじ)の女神の使いである虹(にじ)の鯉(こい)は、せがむプニプニ勇者を背中に乗せて街の上空を一周し、勇者は大喜びで戻ってきた。

「後は適当に使って下さい。期限は一年です。では」

 そして虹(にじ)の鯉(こい)は去っていった。

(こちらの祭(まつり)は変わってる也!)

 忍(しのび)に誤解を与えて。

読んで頂き、ありがとうございます。


こちらはツイッターでほぼ毎日更新しております。ご興味がありましたら、ツイッターで #プニプニ勇者 と検索すれば出てきますので、ご覧頂けると幸いです。


まだ続きますので、次回もよろしくお願いします。

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