2020年04月弐分 【ダンジョンで迷子の考古学士】
ツイッターで投稿しているプニプニ勇者の物語です。
【人物紹介】
プニプニ勇者:勇者は二頭身でオムツ姿のプニプニな幼児な勇者。
従者 :勇者のお世話係。
【ダンジョンで迷子の考古学士】
ダンジョン迷子センター:ダンジョンで迷った冒険者を助ける組織。
考古学士 :ダンジョン迷子センターの探索スタッフ。方向音痴。
錬金術師 :印象の薄いのが悩みのクエスト時では古参の冒険者。
【考古学士 暗黙のルール】
迷子のプニプニ勇者、従者、方向音痴の考古学士は、現状を確認する事にした。
まず、ダンジョン迷子センターのスタッフが持っている遠方と話ができる道具について、考古学士の報告である。
「落としちゃった」
便利な物は必要な時に使えないという暗黙のルールが発動したらしい。
【考古学士 地図】
「安心して。地図があるの!」
方向音痴の考古学士は、プニプニ勇者と従者にダンジョン迷子センターの地図を見せた。それは一般冒険者の知らない通路や魔法陣、トイレなどの情報が載っているスタッフ専用の物である。
「でも問題があるの」
「何ですか?」
「現在位置が分らないわ!」
【考古学士 スタッフらしさ】
「まずは目印を見つけましょう」
考古学士は率先して立ち上がった。
「深い階層なら魔物も強いから気を付けて」
従者は安心した。方向音痴とはいえ、考古学者のダンジョン迷子センターのスタッフらしさを見たからであり、そろそろプニプニ勇者が飽きてきて暴れはじめたからである。
【考古学士 目印】
方向音痴の考古学士は地図に記された目印を探していたが中々見つからない。すると従者が言った。
「トイレも階層が深いほど新しいし、改装されたトイレは特徴的な模様が描かれてるからトイレも目印になりますよ」
プニプニ勇者をダンジョンのトイレに連れて行く為、詳しいのである。
【考古学士 石】
「いっしゅ」
拾った石を得意気に見せるプニプニ勇者に従者は言う。
「勇者様、それは只の石ですよ?」
しかし考古学士が遮った。
「それは花崗岩。マグマが地下深くでゆっくり固まったものなのよ!」
「珍しい物なんですか!?」
「どこでも拾えるわ!」
(やっぱり只の石では…)
【考古学士11】
プニプニ勇者たちは巨大な七本角の牡牛が彫られている壁を見つけた。考古学士がすぐに地図を確認する。
「良い知らせよ。現在位置が分ったわ!時間は掛かるけど帰れる」
「本当ですか!」
「でも悪い知らせもあるの」
考古学士は言い放つ。
「ここが最下層だっていう事よ!」
「!」
【考古学士 プニプニエール】
最下層には緊急脱出用の魔法陣があり、辿り着ければ帰る事ができる。しかし考古学士は自信が無いと弱音を吐いた。
「そんな時はこれです」
従者はプニプニ勇者の頬っぺたを触ってみるように勧める。
「頬っぺたのプニプニで気力が回復していく!」
勇者技能、プニプニエールだ。
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まだ続きますので、次回もよろしくお願いします。




