2022年08月参分 鼻ムギュ職人
ツイッターで投稿しているプニプニ勇者の物語です。
【登場人物】
プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニな幼児な勇者。
従者 :勇者のお世話係。
戦士 :勇者のクエストのメンバー。戦闘が得意。
道化師 :ふざけてばかりの冒険者。勇者の遊び相手。
魔学者 :魔法の力で色々な道具を作る研究者。
新米剣士 :空回り気味だが頑張っている冒険者。
冒険者たち :冒険を生業とする人々。勇者と共にクエストをする事が多い。
定宿兼食堂 :勇者や冒険者たちが冒険の拠点にしている宿屋。
【断り書き】
未だにおかしなアクセスがあるため、途中で以下の文章を入れさせて頂きます。
お読みになる際のお邪魔になりますがご了承ください。
※こちらは「小説家になろう」に掲載している「屑屋 浪」(謎の研究所)の作品です。
【勇者の見る夢】
「すーすー」
プニプニ勇者が食堂の隅でお昼寝していた。
「勇者が夢を見てるみたいだぞ」
新米剣士がそう言うので皆が集まった。
「ご飯の夢か?」
「おやつ食べてるのかしら?」
「パンかな?」
「スイカだろ?」
(あれ?)
夢の予想が全て食べ物なのが気になる従者だった。
【放出と生産】
「勇者様はたくさんのプニプニを出してますが、プニプニは無くならないのでしょうか…?」
遊ぶプニプニ勇者を見ながら、心配そうに従者は魔学者に質問する。
「勇者様はプニプニを放出すると同時に生産しているので大丈夫です」
悠然と答える魔学者に従者は安堵した。
「ぴゃー!」
【運ぶお手伝い】
「はこぷ」
プニプニ勇者が小さな箱を持って歩いていた。
「勇者、何してるんだ?」
「おてちゅたい」
戦士に手伝いだと答えると箱を渡す。
「はい!」
「俺にか?」
「勇者様、それはこっちですよー」
それを従者が止める。
「お?」
どこへ運ぶかまでは覚えてない勇者だった。
※こちらは「小説家になろう」に掲載している「屑屋 浪」(謎の研究所)の作品です。
【勇者スペシャル】
「勇者スペシャル!」
「ちゅぺちゃる!」
「できたのネ!」
新米剣士とプニプニ勇者と道化師がはしゃいでいた。
「それ何?」
「勇者用ランチセットの名前だ」
「オムレツと柔らかいパンとスープと果物なのヨ」
「あ、肉も欲しい」
「お肉も足すのネ」
「おにきゅ」
完成である。
【勇者チャレンジ お留守番】
「勇者様、お留守番にチャレンジです」
「おるるらん」
従者の言葉をプニプニ勇者は繰り返す。
「買い物の間、皆さんと待ってて下さいね」
「おかーもの!」
しかし勇者は出掛ける気満々だ。
「勇者様はお留守番ですよ?」
「お?」
買物には無条件で付いて行きたい勇者だった。
【予備】
「掛け布団を直したいけど、勇者がギュッとしてる」
新米剣士はお昼寝しているプニプニ勇者を見て言った。
「ぎゅー…」
「どうしたら良いんだ?」
相談すると従者は落ち着いて近くを示す。
「もう一枚あるからそれを掛けて」
こんな時の為に予備があるのだった。
「なるほど!」
※こちらは「小説家になろう」に掲載している「屑屋 浪」(謎の研究所)の作品です。
【鼻ムギュ職人】
「すーすー」
プニプニ勇者の前に寝ている新米剣士が現れた。
「はにゃ!」
勇者は鼻ムギュ職人なので、いっぱい鼻をムギュっとする。
「すーすー」
しかし全く起きる気配がない。
「はにゃにゃ!」
「勇者様、程々にしましょうね」
更に鼻ムギュする勇者を止める従者だった。
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