始まりの戦車
TigerI、T-34-85、M24 Chaffee、マチルダII歩兵戦車、四式中戦車チトなど……
かつて数多くの戦車がこの地球という戦場を駆け回った……
今日に至るまでに生産された戦車は数知れず。そんな、多くの人々に愛される偉大な戦車たちのもう1つの物語。
―1915年 7月―
イギリスではある化け物の開発が進んでいた。
―1915年 8月〜9月―
それはたった1輌のみ生産された。
名は『リトル・ウィリー』といった。
この化け物はどんな銃弾をも跳ね返し、戦場を堂々と突き進むために生み出された世界初の戦う車。
つまり世界で最初の戦車である。
重量16.5t、全長は5.87m、全幅は2.86mそして全高2.51mという大きさだ。
要員数6名にして主兵装はビッカース2ポンド砲。副兵装はマドセン機関銃6挺が装備されていた。
出力重量比は6hp/tで速度は3.2km/h。
と言っても、先程も言ったように1輌しか生産されていない。
なぜならこれは試作車両だからだ。
よく、最初の戦車と言うとと歴史の教科書などで広く使用されるあの写真のMARK I戦車を思い浮かべるだろう。
しかしMARK I戦車は試作を通じて派生したビック・ウィリーを経て、世界で初めて実戦投入された戦車なのだ。
なので真の最初の戦車はリトル・ウィリーである。
ではMARK I戦車の方はどのような性能だったのか?
ということでMARK I戦車も見ていこう。
全長は9.9m。全幅は雄型と雌型があり、雄型は4.19mで雌型は4.36mだ。そしたらもちろん重量にも雄型と雌型があり、雄型28t雌型27tもある。乗員数も8名と、リトル・ウィリーかのら相当な進化が見られる。
装甲厚は全体で6mmから12mmと、当時の小火器には十分に耐えられるものだった。速度は5.95km/hとあくまで歩兵支援が目的だったこともあり、現代戦車も比べるとかなりの鈍足ぶりだった。
主兵装はオチキス6ポンド(55mm)砲が二門装備されていた。
ちなみに、MARK I戦車を改良したII・III・IVも開発された。
改良するということは問題点があったということ。恐らく、搭乗員の安全性や居住性、操縦性能に難あり。といったようなことがあったのだろう。
最初は十分な性能だったとしても、時代の変化と共に既存の性能では対抗出来なくなる。
俗に言う時代遅れというやつだ。
と、こんな感じで様々な戦車を紹介していこうと思います。
まあ、参考文献はほとんどウィキペディアですけど(笑)
World of Tanksというゲームをやっていたのでだいたいのニュアンスというか、戦車の大雑把な性能は理解しているつもりです。
これから紹介する上で、色んな改善をしながら書いていきたいと思います。例えば……もっと友達みたいに気軽な感じで紹介する。とかですかね。
ですので、これからもよろしくお願いします。
ボクの処女作である『THE AVERAGE ~異世界最強のモブキャラ~』の方もよろしくお願いします。
まあ、これは趣味……かな?
だから共感できる部分があったらコメント下さいね?
よろしくお願いします!