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第3話:夢見


こんにちは〜

第3話です。

まだまだ、駄文ですが最後まで読んで

下さったら幸いです!

日も暮れたころ、ようやく今日のすべての仕事が終わった。

店は閉店時間になり、あれほど騒がしかった客たちの声も全くなくなった。


暖炉が焚かれた暖かい部屋に3人は夕食も終え、ゆっくりとくつろいでいる。



「へえ、記憶がないなんて不安にはならないのかい?」



アッシュの記憶喪失の話を聞いて、エレナは驚いたように首をかしげた。



「まあ、最初のころはいろいろと不安だったけどさ、いつまでもくよくよしていたって記憶がもどるわけじゃないし。もういいかなー、って思ってさ」



明るく笑うアッシュにエレナとジョゼフは顔を見合せてほほ笑んだ。



「アッシュらしいっちゃアッシュらしい話だな、そりゃ。ここでは俺もエレナ

も家族同然だ。遠慮しないでなんでも言いな」


「そうだね、人手不足も補えたし、夫婦二人きりで寂しかったとこだし。

アッシュには来てくれてよかったよ」



俺の頭を撫でるエレナの手つきはとても優しくてくすぐったくて少し照れくさくなった。



「さあ、今日はもう寝な。明日も働いてもらうからなおやすみ、アッシュ」


「うん」



ジョゼフの言葉にアッシュは素直に頷いて先ほど準備をしてもらった寝室へ行 た。

よっぽど体は疲れていたらしい。フカフカのベッドに入るとすぐに眠りに落ちていった。









【「た・・・・たすけて」


目の前には女のひと。

血でせっかくのきれいな服が汚れてしまっている。

何で震えているの?

かわいそう。 たすけてあげなきゃ。


「いやっ」


どおして?

たすけてあげようとしているのに・・・・・


「殺せ・・・・・殺せ・・・・・!」


だれかのこえが聞こえる。

地獄のそこからわきでできたような、こわいこえ。

このこえ・・・・・聞いたことある。



・・・・・・・・・・・・・・・だあれ?・・・・・・・・・】




「・・・ッシュ!アッシュ!」



目を開くと、慌てたようなエレナの顔が視界に飛び込んできた。

額にはじっとりと寝汗をかいている。



「おばちゃん?」



寝起きの掠れた声で言うとエレナは安心したように

息を吐き出した。



「よかった。アッシュ、あんたずいぶんうなされてたよ。

ほんと、あたしらが見ていられないくらいにな。何か怖い夢でも見たのかい?」



エレナに言われて夢を思い返してみる。

何か、よくない夢をみたような気はするが、内容が全く思い出せない。



「・・・わかんねえ」



正直にそう言うとエレナは「そうかい」と言って笑った。

本当に何の夢を見ていたのだろうか?



「エレナ!早く朝飯食わねえと店開けの時間になっちまうぞ!」



扉の向こうでジョゼフの大きな声が聞こえる。

それを聞いて、アッシュはあわてて着替え始めた。

いつの間にやら洗濯されていた自分の服をすばやく着替え、エレナと一緒に

朝食を食べにいった。





最後まで読んでくださってありがとう

ございました!

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