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I=BLADE  作者: くろのす
災厄と英雄と最強と氷姫
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災厄と英雄と最強と氷姫【 依頼 4 】



「あいつを殺さずに済む方法は」



「そんな悠長なことを、言っている暇はない。」



ライオンは私に言う。



「扉を再び開いてはならん」



「でも!…」



私は言葉を続ける事が出来ない。



「災厄の力を知らぬ者よ、諦めろ。世界を救う為には、奴を殺すしかないのだ。」



言い返せない、このライオンを止める言葉が見つからない。



「ソフィア!」



後ろの森からレオンが現れる。



「レオ!…」



「自ら殺されに戻ったか、女よ、今度は邪魔をするな…」



私の横を巨体が通り過ぎ、レオンに近寄って行く。



「『 雷よ』!」



レオンが詠唱をし、ライオンめがけて雷が落ちるが、その雷はライオンに当たる前に弾かれる。



「くそ!…」



「やはり、まだ力は弱い。災厄を受け継ぐ子よ、世界を救う為だ、許せ。」



ライオンの攻撃がレオンを襲う


だが、それがレオンに当たる事はなかった



「愚かな…」



私はレオンを突き飛ばし、代わりにライオンの攻撃を受ける。

ライオンの攻撃で地面に叩きつけられ潰され、体のいたるところから血が溢れ出る



「ソフィアアア!」



レオンは叫ぶ



「!?ソフィア!」



「ソフィアさん!」



丁度その頃追いついたレイナルドと、ブリジットもその光景を見てしまう。



「災厄を守って、自ら命を捨てるとは。」



ライオンは私を潰した手を離す

グチャァ…と嫌な音がし、その手からは血が滴る



「大人しくしていれば、助かったあろうに。」



「っ…!!」



レイナルドとブリジットは言葉を失う



「…後にも先にも、災厄を守る者など、世界には不要だ。」



ライオンは再びレオンの方へ視線を向ける



「…テメェ!!ぶっ殺」




レオンを遮る声。




「『 I am a sword〔私は剣〕』…」



全員が驚く。



「『With a thousand heroes〔千の英雄〕…Million's demons〔万の悪魔〕The god of billion〔億の神〕』…」



私は立ち上がりながら続ける。



「『 Nobody can kill me.〔誰も私を殺せはしない〕』」



私が背負う過去。

私の両親が私の為に作り、私が完成させた、私が使える唯一の魔術。



「『All weapons exist for me.〔存在感する全ての武器は私の為にある〕』」



「『Kill the world.〔世界を殺せ〕』」



「『 《 intangible(インタンジブル) blade(ブレイド) 〔無形の剣〕》 』



私の周りには無数の武器が現れる

剣、弓、盾、槍、斧、銃、搥 など武器と呼ばれる物は全て。



「全部、ソフィアが出したのか!?この量の武器を!?」



レイナルドが驚いた声を出す。



「しかも、神剣や魔剣と呼ばれるものまで混ざっていますわ!!」



ブリジットは私の武器を見て言う



ライオンは私に問う



「…女、なぜ、生きている。」



「…。」



私は答えず無数の選ばず自分の体内から一本の剣を取り出した、武器の名前は



Galthie(ガルティエ)…」



「!!…女、貴様!!」



ライオンは再び私を潰そうとするがその手は切り刻まれ、消滅する



「…この小娘がアアアア!」



ライオンは再び飛びかかろうとするがその身体は既に動かない。



「グウゥゥ!!」



ライオンの手足は既に浮遊する武器によってその身体から切断されている。


ライオンはその場に倒れる



「この私を殺すか女…」



私はライオンに歩みよる



「…ああ、殺すよ。」



「私は扉の鍵だ、私を殺せば封印はもっと早くに解かれるぞ…」



「もし、封印を守る為にレオを殺さなければいけないのなら、私はレオを殺さなくていい方法を見つけるさ。」



私はライオンそう言った



「いいだろう、ならば私を殺せ!そして貴様は後悔する!自分の行動が間違っていたと!覚悟しておけ!お前はもう一度地獄を見るだろう!」



「…。」



私は手に持った剣でライオンにトドメをさす。



「どんな目にあったとしても、覚悟は出来ている、あの日から。」



ライオンは姿を消し、ライオンがいた場所には一つの脚装具が落ちている。

私が剣を体内に戻すと周りの武器と共にきえる。

それと同時に私は倒れる。



「ソフィア!」



レオン達が駆け寄り、レイナルドが私を抱える。



「ソフィア…!」



「ソフィアさん…!!」



レイナルドとブリジットが心配そうな声をかけてくる



「…おー?…わりー…ちょっと眠らせて…」



「…ああ、お疲れ…」



レイナルドが私に優しく微笑みかけてくれた。

私はそのまま気を失った。


3人は私の力を見た。

もう隠す事は出来ないだろう。









「…素晴らしい。さすが 《 I() = B() 》…ぜひ、我が物に…」








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