神器 朱羽
・朱羽
《概要》
櫛名田千世がオーナーで篠崎翔がマスターを務める神機。
全体的に赤いカラーリングが施されており、展開時における10枚の翼(片翼につき大型が1枚、4枚が小型翼)のバックユニットウイングスラスターが象徴的でその姿に恥じない高い機動性と加速性をもつ。
主に近接戦を主眼に置いたコンセプトに設計されているが射撃が苦手というわけではなく、射撃戦に付き合えるくらいの能力は持っている・・・・がいかんせん手数が足りないので長期に渡る射撃合戦は不得意といえる。
また高機動戦闘時に置いてはウイングユニットから強力なジャミング粒子を散布する。
《武装一覧》
斬刃刀
両腕にトンファーのように逆手で装備している大型の実体剣。(柄の先が肘辺りになる)
非使用時は刀身を伸縮させることで行動の妨げになることはなく戦闘形態になると刀身がスライドして展開、峰にあたる部分からグリップを引き出してトンファー状に装備する。
先端は実体刃であるが刃部分はレーザーソードなので実体剣の強みである重量戦とエネルギー刃による鋭い切れ味の両方を体現している。
またグリップは握らなくとも剣そのものが腕に固定されているので展開させたまま他の武器を問題なく運用できる他に固定部分をパージすることによって通常剣のように手にグリップさせられる。この状態では剣を振るうことで刀身から直接レーザー刃を射出できる射撃機能が使用可能になる。
収束エネルギーガン
両腰横に装備されている中型のレーザーガンでグリップすることなく砲身を前方へ向けるだけで使用可能なので速攻性、連射力の高さから弾幕形成から牽制、迎撃まで幅広く運用できる。が、1発の威力は低いのでカスあたりでは決定打にはならない。
エメルギーソード
脚部のつま先に装着している奇襲用のレーザーソード。取り外したり・・・などは不可能だがソード発振部は上下180度以上可動できるので蹴り動作以外にも下へむけて踏みつけの姿勢で攻撃可能。
グラップエッジ
掌に中央に装備されているゼロ距離専用兵器。中央部に砲口が存在し、そこからレーザーを直接撃ちだす仕組みだが発射デバイスの小型さからほぼ一瞬しか発射できないので結果的にゼロ距離でなければ真価は発揮できない。
《特殊兵装》
高機動フォーム
バックユニットから既存~神器のレーダー機能を阻害するジャミング粒子を散布しつつ各スラスター、機能のリミッターを解除することによって他機を圧倒的に凌駕する攻撃、防御、機動性を発揮する。おおよそ通常時の3倍に匹敵する性能ではあるが全性能強化という有り余る性能からマスターがそれを制御できない可能性が大きく、搭乗者をころしてしまう危険性を併せ持つ諸刃の刃。