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天使の1ページ  作者: もっち
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主な登場人物

《主な登場人物とプロフィール》


[2-A]

藍川弘行(あいかわ ひろゆき)

青波(あおなみ)高校に通う2年生で健全な高校生のようにそこそこの煩悩と悪ふざけをする仲間達と日常を過ごす。学校の成績は至って普通。もしくは中の下気味。

中学の頃に事故で両親を亡くしており親族には盥回しにされ、現在は親同士の仲が良かった如月家から援助されつつ提供されたマンションの1室で暮らしている。そんな人生を歩んだ為か、自らに関しては偶然を信じなかったり、理不尽に対して合理的に無理矢理納得、「仕方がない」と称して黙る・・・などと年齢不相応に達観しており意図して、ではあるが滅多に感情を爆発させない。ただし逆に怒りを露にすると周りが見えなくなるほど視野が狭くなる。

また生死に関して独自の考えを持っており、普段は自他共に関係なく他人を救おうとする傾向が強いが頭に血が昇るとそれすら忘れてしまいがち。そんな矛盾した自分も嫌っている節が見られ、それには本人の過去が関係しているらしいが・・・・?

神機のオーナーである連雀と出会ったことで自分の血の過去を知りながら戦いへと身を投じていく。よく内心で例え話を出しては「いや、知らなけど」と自らにツッコミを入れている癖がある。

使用神器は「白桜(はくおう)


櫻井連雀(さくらい れんじゃく)

突如弘行の前に現れた自称天使で無理矢理地界にきた反動なのか名前は覚えておらず、櫻井連雀とはその場に居合わせた生徒会長「櫻井悠斗」が勝手に名づけたがあくまで便宜上であって本来の兄妹ではない。愛称は(れん)。この名で呼ぶのは主に弘行だが彼が独自に付けた名称でこの時には「れん」の文字が連から蓮へと変わる。

薄い金色の髪色でそれを後ろで軽く縛っている。

量子神器「白桜(はくおう)」のオーナーで過去に彼の前世に救われた・・・という理由でその生まれ変わりである弘行を探しており、彼の遺言と共になんとか恩返ししたいと考えているらしい。

格別おっちょこちょいという訳ではないもののどこかズレている。


如月鮎奈(きさらぎ あゆな)

サイドテールが印象的な弘行の幼馴染で掃除が嫌いな彼の世話役を担当。

元々幼少期より仲が良かった両親により二人ともお互いの存在は知っていたが今ほど仲良くはなかった。しかしある事件がきっかけで今のように友人として話すようになる。

弘行には好意らしきものを抱いているが彼が他の女の子と仲良くしていても別段嫌がらず、どちらかと言うと弘行が迷惑をかけないかと気を配っているようで、お姉さんのような幼馴染。


月城響真(つきしろ きょうま)

中学1年から弘行と親友関係を持っていて現在はサッカー部に所属している。

休日や昼休みはもっぱらつるんでおり弘行の過去を知る少ない人間の一人で、その件について度々彼を気にかけている。

ノリが良く、弘行曰く、いかにもな悪友キャラだが心の内では空気を呼んでいる案外大人な人物。成績は至って普通。


・柊セナ(ひいらぎ せな)

後に転入してくる少女で外見は連雀をそのまま幼くした感じ。その為初見では弘行を驚かせた。

また彼女と同じく記憶が曖昧で使徒なのか人間なのかすら覚えていない。


[2-D]

篠崎翔(しのざき しょう)

響真の知り合いで弘行とは異なるクラスの人物だったが量子神器の戦闘に関与し始めた事から知り合う事になる。メガネ持ちだが契約によって身体力が向上したことから視力は回復しており本来は着用する必要はない。

授業態度はひどいもので高確率で寝ている。しかしそれに反してテストの成績は上位の為教師からあまり良く思われていないが、別段性格が悪いという訳でもなくむしろ自分の手が届く範囲ならば進んで力を貸す精神の持ち主。ただし年齢相応に熱くなりやすく好戦的な相手や気に入らない存在には勢いよくつっかかってしまう。それゆえ激昂すると突っ走る傾向が強い弘行は先に熱くなる彼を目の当たりにして冷静になることが多い。

両親は既に他界しているので学校が供給する寮を使用している。

使用神器は「朱羽(あかばね)


櫛名田千世(くしなだ ちせ)

量子神器「朱羽」のオーナーで幻界と地界を結ぶ役目を担う良家の次女。姉は家の風習を嫌って家出中の為、彼女が時期当主とされている。

非常に冷静沈着、状況分析に長ける性格をしているが予想外の事態には弱く、動揺を隠しきれないなどの甘さも。

低身長+黒髪という外見から周囲にはよく「可愛らしい」という評価を貰うのだが本人はコンプレックスとして認識しているのであまり良い反応はしない。

幼い頃から神器に関わっていることから相当詳しく、よく解説役となる。


笹川鈴(ささかわ りん)

神器「エンシェント」のマスターで女の子であることを感じさせないくらいかなり攻撃的な性格をしている。

弘行達とは異なり以前より神器のマスターを務めていたので単独での実力は彼らよりも上だが度々他人を見下す態度を取る性格から足元をすくわれることも。

幼い頃に神器の争奪戦に巻き込まれ弟である「直斗(なおと)」がその後遺症によって歩くことができなくなっておりその過去から(自分の神器を含めた)量子神器や使徒全般に対し深い憎悪を抱いている。

またその性格故に親しい味方以外の他人に対し心を許さず、篠崎翔とは馬が全く合わない。


[3-E]

八代孝宏(やしろ たかひろ)

神器関係の生徒の中では唯一の上級生で絵に書いたような良先輩、かつ温厚。

普段から笑顔を絶やさず学年、性別問わず校内の生徒からの人気は高いことで有名。他人には甘いが自身には厳しく目標や信念は曲げないことが多いのでそれによって他人と衝突する事が最も本人を苦しめているらしい。

ただ鈴の関しては優先度が異常に高く、そのため彼女のその図らずも発する敵意ある発言や言動を少し悲しく思っている。

神器「エンシェント」のオーナーで代々受け継いで祭っていた一族。


[2-E]

櫻井悠斗(さくらい ゆうと)

青波高校の現生徒会長。

ただし会長と呼ぶにはおおよそ似つかわしくなく、凄まじい暴虐不尽ぶりで教師一同を振り回している。それと同時に指導室に呼ばれた回数も歴代でトップらしく、「これなら授業をサボったり、携帯をいじっている生徒の方がマシ」と言われた程。

しかしながら行動力に長けた性格も持ち合わせておりその長所を買った生徒達からの信頼も熱く、過去に「生徒会の権限が学校側の権限を超えることができる」という無茶苦茶な議案を全校生徒の支持も味方につけて可決させた事もある。

成績は良いとは言えないが得意分野はずば抜けて高くそちらには集中して取り組む。が、短所は埋めない。

神岸グループに深く関わっており、神器に詳しく実力もある、相談ごとを持ちかけやすい気さくさも相まって弘行達のまとめ役のような位置に座するが青波高校に危害を加える存在には敵味方問わず一切容赦せず始末する非情さも併せ持つ。使用神器は「ランスロット」


早乙女雪音(さおとめ ゆきね)

神岸グループの所有する建物でのんびりニート生活を満喫している悠斗の付き添い。

蒼い髪色を長く伸ばしているがくせっ毛なのか所々横にはねている。一応弘行達より(自称)年齢は1つ上だがそれを感じさせない楽観癖とマイペースの持ち主で基本は常に笑顔を絶やさない。

神岸グループの開発している量子兵器について協力しているようだが・・・?


八代佳奈(やしろ かな)

悠斗と同じクラスの女子生徒で生徒会書記兼、孝宏の妹。

兄と同じくかなりの人格者でクラスのまとめ役のような位置にいる。ただ兄ほど余裕を持って事態を片付けることができずに結果、ストレスを溜め込んでしまう。更にそれを吐き出す術を持たないor知らないことから自傷行為に及ぶことが多く、唯一それに気付いた響真に対して異常とも思える程の執着ぶりを見せる。

使用神器は「ヴァルキュリア」


神岸詩織(かみぎし しおり)

現生徒会副会長で暴走しがちな悠斗のストッパー的な存在。

新設備のテスト場所として青波高校を援助している神岸グループの人間だがそれを鼻にかけず、また善悪の区別をしっかり把握している。よく言えば誠実、悪く取れば融通が利かないといういかにも生徒会の人間といった性格。

悠斗とは幼い頃に共に剣道を習った仲であり今でこそ竹刀は持たないがたまに素振り程度はしているらしい。また悠斗を攻撃する時によく使用している。

使用量子兵器は「ストライカー」


[その他]

・佐々木健二(ささき けんじ)

2-Aの担任で28歳独身。

年齢の割に生徒に対して理解が強く、生徒からも信頼されているのでよく相談などを持ちかけられる。

過去に自身のクラスで発生したイジメを解決できず今もそれを強く後悔しており、その為戦いに巻き込まれる弘行達を「大人の都合で戦闘を強いられている」と考え、何とかしようと奔走していく。

また2-Dの担任である九条裕奈(くじょう ゆうな)に惚れ込んでいる。


九条裕奈(くじょう ゆうな)

2-D担任で24歳。

教師というか生徒達にとってお姉さんという感覚で見られており、女子生徒の恋話などの相談から進路についてなど様々な生徒の不安解消に一役買っている。

2-Aの健二から好意を向けられているが本人は全く気づいていない。


神岸鷹織(かみぎし たかおり)

神岸グループの総取締役で事実上の社長。

言うまでもなく詩織の父親。

詩織の親だけあって性格も凄まじく頑固だが普段は温厚なおじさんな雰囲気をもっている。

しかし目的を遂行する為には善悪問わずほぼ手段を選ばないなど彼女とは真逆の一面ももつ。



[幻界]

・ユート=ヴィ=シュレンベール

幻界の姫を護衛する専属騎士団の団長。

まだ周囲の騎士よりも若いが信頼は厚く本人も幻界の為に日々奔走しており現在はある目的の為に長期任務として幻界を離れている。

また過去のとある事件から陰で「王族殺しの騎士」と評されている。


・ユキ=エル=シャミア

幻界の姫君であると同時にユートの主君位置。

まだ王女と名乗るには経験も年齢も浅いが真面目さは人一倍で人間の存在に対しても友好的。

量子神器「ランスロット」のオーナー。


・シア=エル=シャミア

ユキの姉で次期幻界の王女とされていた・・・がある事件をきっかけに死亡。


・リーノ=エル=シャミア

現在の幻界の女王で非常に狡猾、かつ勘が鋭い人物。


[天界]

・リーバ=ヴィル=ヴァイン

天界の姫を護衛する近衛騎士団の一人でユートとすこぶる仲がわるいことで有名。

また彼と同じく騎士神器を取り扱う騎士なので騎士団団長でないとはいえ実力は非常に高い。自分の神器のオーナーである沙世を大切に思っており悠斗と対峙しつつもその中にいる千世と沙世の関係を修復したいと願っている。

使用神器は「オルガナイザ・ゼノア」


櫛名田沙世(くしなだ さよ)

櫛名田千世の姉で騎士神器「オルガナイザ・ゼノア」のオーナー。

櫛名田家の事情により勘当(本人も出ていく気マンマンだったが)され行き倒れの所を神器捜索中だったリーバに保護された後に神器のオーナーとなった経緯をもっている。千世自身には嫌われているが本人は彼女を気にかけており度々ちょっかいをかける。


・サート子爵

天界近衛騎士団団長でかなりの愉快犯。

実力は確かだが勝ち負けよりも相手に苦痛を与えることを至上目的にしている為、一部の仲間内から非難、嫌悪されている。

過去を知る使徒曰く、昔は名実、態度共に騎士を体現していた存在・・・だったらしい。

使用神器は「式神(しきがみ)



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