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夢日記

作者:



あぁ、眠い・・・。


とても眠い。


授業中だけど、、、いいや・・・ねちゃ・・・お・・・ぅ・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


・・・ん?あれ?



なんで机に猫が?



なんか癒されるなぁ・・・。



『ちゃんと勉強しろよ。』



な、猫がしゃべった!?



しかも生意気??



猫って・・・生意気なんだな!




・・・ける・・・たける・・・



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「健。おきろよー。授業終わったぜ?」


【んあ・・・?あぁ。ぁ?】


変な夢だったな。


メモしよう。


~学校で俺の机の上に猫がいて、「ちゃんと勉強しろよ。」と言われた。~


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ふぅ、疲れた・・・。


最近よく眠くなるよなぁ・・・?


がんばりすぎてるのかな?


少し寝てから風呂に入ろう・・・。


・・・。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ここは・・・屋上??



気がつくと柵を乗り越えたところに立っていた。



健は下を見下ろした。



なんとなく落ちてみたくなった。



スゥっ・・・。



すごい速度で落ちていく。



すると、背中がむずむずし始めた。



羽が生えたようだ。



空をとんだ。



気持ちが良かった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


・・・。


またおもしろい夢だったなぁ。


メモしなきゃ。


~気がつくと屋上にいて、柵の外側に立っていて、なんとなく落ちたくなって、落ちたら羽が生えてきて飛べた。~



・・・。


いつのまにか、こんなにメモがたまったんだ・・・。


引き出しの中を見ながら思う。


そこには何百枚ものメモが入っていた。


あ、あれをやらなきゃ。


ん?あれって夢だったっけ・・・?


じゃあ、あれは夢だっけ?


わかんないや。


まぁ、いいや。


ん?


うあ!もうこんな時間!!!


時計を見ると8時17分だった。


その日は急いで学校へ向かった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


きーんこーんかーんこーん・・・


・・・あれ?いつのまにかまた寝ちゃってた・・・。


最近はだめだなぁ。


・・・。


そうだ、空を飛びに行こうかなぁ。


なんでそう思ったかはわからないけど。


走って屋上にむかった。


あの気持ちよさを早く味わいたくなって。


わくわくして。


勢いよく柵を飛び越えた。


「よいしょっと・・・・。」


深呼吸をした。


やっぱり屋上はうさぎがいるから空気がきれいだ。


あ、うさぎがいるのは夢だっけ?


なんでうさぎがいると空気がきれいなんだっけ。


まぁ、かえってメモを見ればいいや・・・。


よし行こう。


健は地面を蹴った。


地面に向かって落ちていく。


・・・。


まだ、生えてこない・・・。


まだ・・・?


・・・あ!


あれは夢だったか。


羽は生えない・・・?


ってことは俺、死ぬ?


・・・でも、まぁ死んでも猫になれるからいっか・・・。


びちゃっ


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


彼は『現実』と『夢』の区別がつかなくなっていた。




最後までそれに気づくこともなかった。




みなさんは気をつけてくださいね?




彼のようにならないように。




くれぐれもお気をつけて・・・。










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