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クレイ=大地の傀儡=  作者: カッパ永久寺
一日目 初陣
13/75

山の民

 山。

 ヤマタ国のはずれにある山。

 そこにはある神様がいるといわれていた。

 山神……山の神。

 その名も……

「ターケタケタケタケタケタケ!」

 さながら、野生人のように。

 さながら、ターザンのように。

 今日も彼は生きるために闘う。

「ターケタケタケタケタケタケ!」

 猛々しく、そう叫んだ。

 山を駆け、野を駆け、川を上り、川を泳ぎ、木を上り、草を薙ぎ、獣を薙ぎ。

 文明と、言葉を忘れた彼。

 人間か、はたまた神か、はたまた獣か。

「ターケタケタケタケタケタケ!」

 今日も彼は叫ぶ。

 木製の猛々しい仮面と、木製の猛々しい刀を着けて。

「ターケタケタケタケタケタケ!」

 

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