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#103 札幌、小樽の旅

~おとめtheルル~

20代くらいの青年。

イラスト、アニメ、ゲームが趣味。


文章は丁寧に書き込むけど遠回りな表現は苦手。

小説の腕はアマチュアなので、優しく見守ってね。

#103 札幌、小樽の旅


11月。

修学旅行で北海道にやってきた僕たち。


2日の今日は、函館から長万部を経由して札幌へと到着する。

その後、札幌市内の大学植物園を皆で見学。

夕方、再びバスに乗り込み本日最後の目的地へと向かうのであった...。


午後6時。


すっかり日が暮れて外はもう真っ暗である。

そして気温も5度を下回っていた。


バスを降り、到着したのは立派な日本旅館。


「いらっしゃいませ、ようこそ起こしくださいました。」


そうここは、札幌にある有名な温泉地、定山渓だ。

市街地から約1時間である。


「おう!この方が本日お世話になる旅館の女将さんだ!

今日は貸し切りとはいえ付近も他のホテルや旅館がある...。

つまり騒ぎすぎて迷惑をかけるんじゃないぞ!!以上!!」


いちばん騒がしくしているのは先生、あなただと思うのだが....

...なにはともあれまずは荷物を各自部屋に運ぶ。


「...おお、これが僕たちの部屋かい、友....!!」


旅館だぁ、旅館...!!


広く丁寧に掃除された畳の部屋、

奥には小さな廊下と外の景色が見える大きな窓。

ここに布団を敷けばまさに修学旅行って感じだな。うん。


「...なあ、早く温泉に行こうぜ。」


おっと、そうだった。

池戸が珍しく僕たちを急かす。


「そ、そりゃあ...普段温泉とか来ないからな....俺....」


自分のせっかちに気づいたのか、ひとりでおどおどする池戸。


「まあまあ...荷物を置いたらすぐ僕たちみんなで入ろう。ねぇ、池戸く、ん?」


「おい、その呼び方やめろ、山村!!」


やっぱり仲良しだなあ...と2人を眺めながら温泉に向かうのであった。


-----------


「はぁ...気持ちいい.....」


僕たちは夜の露天風呂に入る。


「温泉なんて...何年ぶりだああ....」


池戸も気持ちよさそうだ。


「おお...なんてことだ....これがナトリウム塩化物泉....」


誠はひとりで何やら呟いている。


「気持ちいいですぅ,,,,」


そして一緒にいたこのはは温泉と共に溶けていきそうだった。

のぼせるなよ。


....そして僕の隣で山村は言う。


「素晴らしい旅だねぇ...友...?」


「ああ...ほんと...」


....温泉で旅の疲れを癒した僕たち。

入浴後、幸佳や水野さんたちのいる女子組とも合流して

旅館の食事と暖かい布団を存分に楽しむ僕たちなのであった...


------------------------------------------------------------------------------------------------


3日目、朝。


昨日はこの時間にホテルを出発したのに対し、

今日は今から朝食の時間になるのであった。


「おはようございます、皆様。

お食事のご用意が整いましたのでどうぞ起こしください。」


...ということで、朝からみんなで美味しい日本料理をいただくのであった。


----------


「ありがとうございました。お気を付けてお帰りくださいませ。」


8時。

朝食を食べ終わり、みんなはバスに乗る。

温泉パワーと最高のおもてなしで朝からみんな元気いっぱいなのであった。


「いやー、美味しかったわねぇ、あれ!カニがたっぷりだったわよ!!」


バスの中で元気に朝食の話をする優衣奈。


「マジで最高だったっす!!

今度は佳穂姉瑠香姉を連れてまた行きたいっすね!!」


美歩も負けじと話す。

そしてその様子を楽しそうに眺める水野さんなのであった。


--------------------


9時になった。

札幌の市街地に戻ってくる。


「...それではここから札幌、小樽の自主研修だ!!」


ここからはグループに分かれて札幌や小樽を周る。


「うむ!小樽組は福岡先生が、札幌組は私がいるから

何かあったり迷子が出たりしたらすぐに知らせるように!!

そして今日も!!18時になったらここに集合すること!!以上だ!!」


....ということで僕たちのグループである池戸、優衣奈、水野さん、美歩は

先に小樽を目指すことになった...。


駅に向かう途中....


「...なあ翔。珍しいな。山村や幸佳と離れるなんて。」


池戸が僕に呟く。

や、山村や幸佳だって別に僕の一部というわけではないから....!


「グ、グループ行動のときくらい離れるのは当たり前だろ.....」


「えー?でも自由行動ののときはずーっと一緒じゃなかった?」


「それで言うと優衣奈.....自分らもずっと優衣奈の近くっすけどね。」


それを聞いて水野さんが笑う。

どうやらみんなそれぞれ仲のいいグループがあるみたいだ。

なるほど....山村と僕は周りからもそんな風に見られているのか....

おかげで山村や幸佳との距離の近さを再認識する僕であった。


「...あ、電車が来たっすよ。」


---------


札幌から小樽までは

電車を使っておよそ30分。


距離感的には大阪から神戸、もしくは東京から横浜、といったところか。

電車やバスで移動する分には近い。


「小樽に到着.....!!」


小樽駅前は札幌ほど高いビル群はないが、

道は広く賑やかな場所である。


「えーっと、最初の目的地は、ここから1キロほど先にある小樽運河ですね。」


水野さんは計画表を見ながら歩道橋のあるほうを指す。

違う...そっちじゃないよ....


「ちょっとちょっと。そっちじゃないっすよ、藍。あっちっす。」

美歩は水野さんと反対方向を指す。

いや、そっちでもない...


「はあ...?ってかこれ、東ってどっちなんだ...?」


地図を読めない池戸に....


「ねえねえねえ!この駅って結構おしゃれじゃない?!」


自由気ままな優衣奈であった....


---------


小樽運河に着いた。

まったく...僕がいなかったらあと3時間くらいかかったんじゃないか....?


「わー...!これが小樽運河なんですね!!すごい....!」


「そうっすかー?思ったより小さいっすねー。」


「ここもすごくおしゃれ!!」


「なるほどな。これが小樽運河....」


思い思いの感想を残すメンバー。


ここ小樽は、明治時代に北海道開拓の玄関口として発展した港町。

小樽運河は大正時代に小型船が大型船の貨物を運ぶために作られた運河で、

陸地を掘って作られたのではなく海岸の沖合を埋め立てて完成したという。

緩やなカーブが特徴の小樽運河は、戦後に部分的な埋め立てが行われたが

現在は観光名所として1140メートルに渡って続いている。


運河周辺にはかつて倉庫として使われた建物やレンガ造りの建物など、

築100年前後の歴史的建造物が数多く残っていることでも有名だ。

本当は夜に来たほうがライトアップが綺麗に見えるそう。


...と僕の(いつも以上の)脳内観光案内が終わる頃には、

既に他のみんなの姿は見当たらなかった......。


「...あ...れ.....?」


すると水野さんや美歩、それに池戸が道路の向こう側でこちらに手を振り、

僕と優衣奈を呼んでいるのであった...?!


続く...!


はじめまして、おとめtheルルです。


クスッと笑える作品を作りたくて文章を書きはじめました。

気軽に反応を頂けると嬉しいです。


少しでも楽しんでいただける作品を目指していきます、

どうかよろしくお願いいたします!

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