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7話 増えた冒険者達

キュオォォ⤵︎ ⤵︎ブランのテンション急降下中!!

理由は、俺のパン作りに有る、いや有っただな!

何事も経験だ!と、自信アリげにパンを作り始めたもんだからブランの期待がバカ上がりしていた様だ


結果は、散々な物だったなぁ…パンなんて作った事無かったあらなぁ〜

キュイキュイー、おぉ珍しくブランが怒ったよ


ごめんて、勉強して置くから、そしたら今度は一緒に作ってみるか?キュオキュオーー、ご機嫌である


これで次は一緒に作る事が決まったな、大丈夫かな?


って事でだ、ダンジョンに行きたいと思いま〜す!

キュ?唐突に言えばそうだよな(笑)

せっかく洞窟ダンジョンに行けるんだぜ、2階層までしか行ってないし、ブランも行ってないだろう?

キュウオ!

行ける所まで行ってみたいじゃん、5階層までだけど

キュキュ、それに資金も稼がないとな!キュオ

「って事でダンジョンに行ってきま〜す!」


何が、って事でだい!話が分からないけど気を付けてお行きよ、ほら余り物だけど弁当さね

「おお、ネイさん神!」キュオォ

バカな事を言いでないよ!サッサと行きな!


ギルドで依頼を受けてダンジョンに向けて移動

受付嬢さん達、今回もブランがお留守番だと思って期待した目で見られてたな、一緒にって言った途端に

恒例のブランに行ってらっしゃいの挨拶だった

俺に無いのは何故なのか?

気にしてはイケナイ、この件は気にしたら負けだな

とにかくダンジョンに行く、目標は5階層!!

ーーーーーー ギルド長室 ーーーーーー

待たせたね?おや今日はロベルト殿だけかい?

(はい、若様からはコレを使う様にと)

おや、通信用のオーブとはな、随分な物を使うな

(やっとか)

オーブとはな、こんな物を引っ張り出してどうした?

(事が大事になった、いや、なっている!俺がそこに頻繁に出入りしたら怪しまれる可能性もあるからな)


む、そんなに大事になってるか?何が起きている?

(重要な所だけ伝える、質問は次回に回せ!)

ふむ、冗談でも無い様だな、聞こうか

(恐らくだが、この国はもう駄目かも知れん、聞いた事有るだろう、2つ隣りの国で起きた侵略戦争、その関係の話だ)


何だと!このレフテンにも飛び火するのか?

(いや、飛び火所の話しじゃねぇよ、侵略戦争の主グリード連合国の手の者が、かなり入り込んでいる)


グリード連合国か、チッ厄介な国に目を付けられた

しかし何故?今更レフテンに手を出す?

(調べて分かったんだが、侵略戦争の前から周辺国に密偵を送り込んで居たらしい、恐らく、その国の資源や国力とかの調査だな)


く、言われて見ればだな、時間を掛ければ見ない顔が増えても違和感が少ないか!

(さうだ、ハンターギルドは知らんが冒険者ギルドなぞ他所の者ばかりらしいぜ!)

ハンターギルドでは管理が厳しいからな、特に他所の者にはな


(そこでだ、気になる情報が有ってな調査を頼みたい!1部の冒険者ギルドが連合国側に情報を流しているらしい、特にダンジョンの情報だ!奴らが何をしようとしているのか調べてくれ!)


くそ!冒険者ギルドめ、問題ばかり起こしおって

分かったよ、ハンターの方で動ける奴に依頼を出して置こう、連絡はオーブでか?


(いや、鳩や鷹も使う!通信手段は数を持っていた方が良い、本当なら会って会議はしたいが無理だ)

分かったよ、此方でも色々と調査はしてみよう、お互い気を付けないとイケナイな

(この情報はまだ、1部の王族と周辺にしか回ってない、気を付けろよ)


ふぅ、軽い気持ちで考えていたが…まさか国の危機とはな、それにしても相変わらず優秀なのだな領主の影と言うのは、私も負けてられんなギルドの幻を使うか


ーーーーー ダンジョン3階層 ーーーーーー

いや〜来ましたよ3階層!

ここまでずっと隠身使いっ放しだから少し疲労感有り


何故か?ダンジョン入口に前回同様に冒険者達がごった返してた、見た事無い人ばかりだったな

ずっと見られてたり、追跡されたりと落ち着かなかったから隠身を使って3階層まで来たのだった


まぁね、ここでも冒険者達を見掛けるんだけどさ、何か違うんだよねぇ、皆一直線にある方向に行くんだよ

試しに着いて行ったら下層に向う階段だった


3階層は初めてだから探索を楽しみにしていんだけど

何か落ち着かない、チラチラ見掛ける冒険者達がね

もう依頼品は採取したから帰れるんだけどなぁ

禄に探索もして無い…けど帰るか!キュウ⤵︎ ︎

ブランも俺もテンション急降下⤵︎ ︎だよ、全く


その後3日連続でダンジョンに行ったが同様だったので諦めて返ったよ、それに今日はゾバさんの所に行く日


カランカラン

「こんちわー、ゾバさん来たよ〜」キュワアー

おう、待っておったぞい!早速見て着てみるが良いぞ

「oh..注文通りの見た目、最高!」キュンキュン

日本だったら厨二ロングコート仕様だったな(笑)


だがここは異世界、違和感なく着れるから最高だよw

「サイズも丁度、ゾバさん最高V」

そうであろう、自信最高の出来と自負出来るぞい!

ついでに余った素材でコレも作ったから付けるぞいな




何だと!指ぬきグローブ!!なんと言う事だ、最高の組み合わせじゃなイカ!!oh...鏡に映る俺カッコイイ


三((((気に入ったのは分かったが……そろそろ良いか?

「いかん、ゾバさんが思いっ切り引いてる」


このハイドローブ何だがな、素材が良かった為にな

使う魔石のサイズが若干大きくなってしまったぞい!

通常なら親指の先程のサイズでも使えたぞいな


このローブだと、親指1本のサイズが必要になるぞい

低ランクの魔物でもリーダー個体になるぞいな

まぁ、お前さん隠身スキルを持ってるぞい?

「え、あ、まぁ」

なら通常はそれで充分ぞい、自分よりも格上の相手だとローブの効果を使わんと通用しれんかもだぞい

「うん、わかりました!製作料は足りました?」


それに関して相談があるんじゃぞい、素材がまだ大量に余ってるんだぞい、こんな物も作ってみたぞい!


何と、ズボンが2本、シャツが2枚、靴?ブーツか!

「これは?」

うむ、余った素材で暇潰しに作った物なのじゃがなぁ

それなりの出来ぞい、これをお前さんに譲ろうぞい

「え!本当に?良いの?」

その代わりに、あの素材達を儂に譲って欲しいぞい!

「良いよ良いよ、全然良いよ!」

おお、良かったぞい!

「俺も良かったよ」キュオウキュオウ


因みにブーツ以外は通常の品ぞい、普段着ぞいな

ブーツは作った儂でも分からん内に出来上がったぞい

「ん?分からない内に?そんな事が?」


有るんじゃぞい!その時の素材の組み合わせ、タイミング、魔力の量、各素材の組み合わせ順とか色々とな

それが合った時に出来るアイテムが祝福のアイテムと呼ばれるぞい!それがこのブーツぞいな!!


「WOWそんな事も有るのか!凄いな」キュオィ

そのブーツは、疾走のブーツ、と名が付いてるぞいよ

「疾走のブーツ!名が付いてる?」

うむ、祝福のアイテムは出来上がりと同時に名が有る

効果何だが

疾走のブーツ

場所を選ばず、高速で移動が出来る様だぞい、しかも

魔力、魔石は一切使わずぞい、しかも修復機能と消臭とサイズ調整も付いて、お得じゃぞいやぁーー


ゾバさん、興奮するさぁ、ゾイの後にオマケがつくね

「うん、分かったよゾバさん、色々とありがとね」

わしの方こそじゃぞい、何かあったら来るぞい!

「うん、またね!」キュワイ


まさかここで装備と着る物一式がてにはいるとはねw

キュキュイ!


宿に帰り「ネイさん、パンの作り方教えて!」

は?急にどうしたんだい、熱でもあるのかい?

「え、酷いなぁ、パンを作ってみたいんだ!」

何でまた?レイオウはハンターだったろう?パン何か作る依頼でもあったのかい?

「違うよ、ちょっとブランと約束しちゃってさ」

キュウキュウ、頷くブラン


そうかい、約束したんなら作るしかないね!このネイさんが教えやろうじゃないか!

キュアキュウ

はっはっはっ、ブランも喜んでるんだねぇ(笑)

ほら、手を洗ってこっちに来な、特別に厨房に入れてやるから、しっかり覚えるんだよ!そしてブランに

美味しいパンをつくっておやりよ!


みっちりしごかれパンを作った、作らされたな!

だって後半には宿でも出せるからって、大量に作った

お駄賃として発酵用の果汁?を少し分けてくれた


そのパンで夕食を食べて部屋に戻った

中々の出来じゃね!少しパサってるけど食べれる!

クュアンキュアン

最近ブランの鳴き声にバリエーションが増えたなw


その後もダンジョンに通っている、7日後、冒険者の数が急に減った


この日、チャンスとばかりにダンジョンに入った


まさかこの後に、異世界にて最大の危機が訪れようとは思いもしなかったよ





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