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主人公、新たなスキルを得る

「そうだ、カイト様、大事なことを忘れていました。」

「レベルアップの話だろう?そっちが忘れてても俺から話そうと思ってたよ。」

「それは失礼しました(汗)」


大事な二つの話のうちの一つじゃないか。それを忘れるんじゃない!と心の中で思うことにした。


「で、どれくらい上がったんだ?1,500人も殺したんだから相当上がったと思うんだけど?」


ちなみに、現在はレベル2だ。


ちまちまと魔獣を倒して稼いだ経験値で上げたレベル。だが、今回は桁が違う。ちなみに、ただのゴブリンは経験値1という少なさだが、ホブゴブリンと人間の兵士は経験値が5、ゴブリンジェネラルに至っては経験値が30だ。そしてザシュは経験値100。


ざっと計算しても約3,000もの経験値を稼いだはず。


「はい!おめでとうございます。レベル6になりました!やはり、倒した数が数ですから、それだけ成長も早いですねぇ。カイト様のガイドとしても鼻が高いです!」


「おお!ということはついに?」


「はい♪新しいスキルが与えられます!」


ガバナーには固有のスキルが与えられる。俺が与えられたスキルはインターネット閲覧というスキルだった。そして、固有スキルはレベルが5上がっていく毎に1つ追加される。


ちなみに、その固有スキルというのは前世の経験・知識などが強く作用するとのこと。俺のスキルはおそらく前世の職業が影響しているのだろう。ということは次のスキルも方向性は同じだろうと推測できる。


「ちなみに、どんなスキルが得られるんだ?」


「ちょっと待ってくださいね?今神殿都市に問い合わせしてますので・・・あ、わかりました。「インターネットショッピング」というスキルらしいのですが、私には内容がよくわかりません。」


確認した結果、このようなスキルだ。


スキル名:インターネットショッピング

スキル内容:地球のインターネットで売られているものを購入することができる。MP1ポイントにつき、1万円分の買い物ができる。ちなみに、円以外の通貨の場合、日本円に換算された金額分のMPが消費される。なお、MP1で買えるものはあくまで1商品(ただし、同一商品であれば、複数個購入可能)


すっ、、すごいスキルを手に入れたものだ。


この説明の中で曲者なのは一番最後の部分。つまり「なお、MP1で買えるものはあくまで1商品(ただし、同一商品であれば、複数個購入可能)」という部分だ。


例えば、靴下を飼うとしよう。


靴下なんて、一足300円くらいだ。MP1ポイントでこれを買おうとすると、MP1ポイントは1万円だから、靴下一足の購入では9,700円分が無駄になってしまう。ただ、”同一商品であれば、複数個購入可能”とあるから、お金が無駄にならないように靴下を33足買って9,900円分の買い物をすればよいということになる。


そして、もう一つ曲者な点を見つけてしまった。


あくまで「日本円」ということだ。例えば日本がインフレに見舞われたとしよう。そうすると俺のAP程度ではろくなものが買えなくなるということだ。なかなかありえないが、パン一切れ100万円といかいう状況になったらこのスキルは終わる。


ちなみに、現在の俺のAPは100ptだから、100万円分の購入が可能ということだ。


「ありがとう…素晴らしいスキルをありがとう…」

「はぁ、まぁ、良かったですね?」


どうやら、シーラにはこのスキルのありがたみが良くわかっていないようだ。このスキルを使えば、カイト領の村の生活は一気に向上することだろう。文明レベルも鉄器文明から一気に上がる。


「じゃあ、次はポイントの割り振りだよな。4レベル上がったことになるから、400pt割り振れるということだよな?」


「はい。そうなりますね。」


というわけで、考えた末、割り振りはこのようにした。


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朝霧カイト

Lv:6

HP:150(日本人だったころ、HPは100だったらしい)

MP:400(+ 200)

AP:300(+ 200)

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MPとAPを同じように増やした。MPは各種生産に必要だし、APは需要が一気に跳ね上がるだろう。逆にHPは据え置きだ。ちょっとやそっと上げた程度ではどのみち焼け石に水だ。


しかし、APが300ptということは、年間約11億円ほどの買い物ができるというもの。俺はさっそく何を飼おうかと考えあぐねた。

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