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テヘッ、昼間っから酔っ払ってまーす、あなたに。

作者: 秋葉竹

ちょっと、長いよね。

でも、お願いですから最後まで。

最後まで、読んでよね?………お願いします………


てか、いま、夜だっつーの。


────────────────────────


心が醜いっていうの?

そんなのどこで見えるの?

顔が整ってるって言ったじゃない

冷たそうならまだわかるわよ

心が醜いって言ったのね?

なぜあなたにそんなことがわかるのよ?

私が私のことを私はきれいでしょって言うから?

自分のことを頭が良いとか優しいとか

とにかく自分で褒めちぎるから?


そんな、そ──んな!

なら、誰からも褒められない子は

どうすればいいのさ?

私はみんなに褒めて欲しいわけじゃないよ

みんなからなんて、

なんて思われたって、へっちゃらさ

(だから私は嫌われる?)


でも耐えられないこともあるの。


あなたが私をどう思っているかわからないじゃない

みんなあなたに私のことを悪く言うでしょう

でも本当は

そんなに悪くない子(子、って、いくつよ?)

であることを

自覚している私はどうすればいいの?


それが問いで、さらば答えは

もはや自分で自分を褒めるしかない、これでしょう

みんなに言ってもらえる人が

自分で褒める必要なんかあるわけないじゃない

みんなに嫌われてる人間が待っていたら

いつまでたっても嫌われたままじゃない

そこで私は考えた

嫌わないでって言ったってどうせ嫌うんだろうから

せめてあなたの前でだけでは

私は私のことを褒めてあげようと

よろボーイよろボーイ、たどり着いたのは

かつて味わったこともない悲惨な勘違いだったのか?


線路は続くよどこまでも

交わらないのが平行線

私とあなたの人生も

近いよーでも交わらない


どうせ泣いても叫んでも

あなたのことを好きっていっても

好きって好きって言い続けても

私の心は届かないんでしょう

あなたのそのきれいな心には

あなたのそのきれいな心には


私は芋虫みたいにみのむしになってひと冬越えるよ

ぶらんぶらんと糸にぶら下がって

のどかに揺れているよ

そんな私を見て楽しげだなぁなんて

決して思わないでね

うそ、思ってね。

楽しそうだなぁ。

アイツとしゃべると面白そうだなぁ。

そうだッ、しゃべってみよう!


なんて「美女美女」なんだろうと

思ってくれてもいいのよ


あー、私はどうしてこんな

こんな破滅的な想像しか

思い付かないんだろう


これも指の先の声とか?


昨夜の酒のせいとか?


酒を飲むから心が醜くなると言うなら

私は酒をやめるとは言わないけれど、

もうお酒を飲むのを

やめたらってあなたに言われたら

ちょっとは考えるよ ア リトル。


いやいや、ゆうべの酒が残っているって、

もう夕方しちじだよ?


そろそろ全員集合の時間だよ

(古いって?知ってるだけ、知ってるだけ)


全員集合から土8つながりで

ふと、思いましたけど


Yさんの彼女ってどうしてるんだろうな

売れる前からYさんの彼女で

売れたあともYさんの彼女で

結婚かと皆に思われて

でもYさんのこと嫌いになって別れたっていう

素人の頃からっていうんであれば

SていうグループのKさんの方もそうだったっけ

だれって全然知らないんだけど

単なるイメージなんだけど

YさんとKさんの今の奥さんたちより

昔の彼女の方が絶対いい女だと思うの絶対

無論何も知らないわけだから

単なる願望ね

そうであって欲しかったって言う

私の個人的な願望ね。


私だけのことを好きでいてという

あなたへの願望も付け加えときます


今夜のところはこれでお開き。


尻切れトンボだけど

今から飲みに行かなくっちゃ

帰ってきてから第二弾やるかもしれないけど

やったらこんなもんじゃ済まないので

やめておいた方が良いと

今はまだ理性的な私は思うのです

ぐだぐだバージン破られちゃいそう

ちなみにこれはエロ的な意味じゃなくて

こんなのろけるようにぐだぐだと

くだらないことをあなたに

言い続けられるのは初めての体験なので

これからもこーゆーお時間を

いただきたいなと思うのですが

おそらく先に酔っ払っちゃった私は

そんなことを忘れちゃって

このグダグダな初体験を破っちゃうように

なるのでしょう(予言の書)


なら飲むな?

そこが、えいやっと

渡世人のつれえところよ、ね、Tさん?


もう死んじゃったけどマイヒーロー、

あなたの面影いつまでも

私の胸に残ります


私の心はあなたに破られ

昔あなたに奪われた


ちょ、ちょっと待って。あなた酔っ払ってるでしょ?


どこからが酔っ払ってるあなたなの?


テヘッ、しりませ〜ん。


────────────────────────


ちなみに作中の「私」は、お酒を浴びるほど飲みますが、作者の私はお酒をいってきも飲めませんので、

タイトル通り「あなた」に酔って描いたうたです。







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