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じじいとの邂逅

1話から書き直すことにいたしました。

心機一転今度こそは完結まで持っていけるよう頑張りたいです。

無理をしないためにも、2,3日に1話ぐらいで頑張っていきます。

よろしかったらまたおつきあいください。

光がおさまると、目の前に腰まで届くほどの立派な白ひげを携えた

いかにも神様というような格好をしたじじいが立っていた。だいぶ胡散臭いな。


「はじめましてじゃな諸君、

 突然のことで驚いておると思うが、今は話を聞いておくれ。

 主らがここにいるのは、主らが異世界に召喚されたからじゃ。

 行き先の異世界は、主らの世界でいうところのファンタジーの世界じゃ。

 当然モンスターもおるし、殺しあいもある。幼い主らではキツイじゃろうが、

 わしには主らにギフトを与えることしか出来ぬ。本当にすまない

 それでは、ギフトを与えていくから欲しいものを心の中で強く念じよ」


どうやら俺たちは異世界に飛ばされるらしい。

何度か異世界にはあこがれていたが、実際になると実感がわかないものだ。

それにしても・・・涼は大丈夫だろうか?

おーい、神様ー。

(何じゃ?)

おおー本当に通じるのな。

(あそこに立っている凉の安全をギフトの代わりに保証してもらえるか?)

(本気か?)

(もちのろんだ。今まで凉には世話になってきたからな)

(フハハハハ、面白い人間じゃのー、そんなことを考えているのは主くらいじゃぞ!

 その頼み、合い分かったスズとやらのギフトを厚くしてやるわい。 

 そして主には面白いものをくれてやろう。使いこなせれば世界最強も夢ではないぞ!)

(おい待て、そんな物騒なもんはいらん。俺は波風立てずに暮らせればそれでいい)


「それでは、お別れじゃ諸君。

 主らの無事を祈っておる。皆で力を合わせよ」


無視しやがったなくそじじい。

今度は意識が遠のいていった。




「本当に面白い少年じゃ、

 奴が異世界で何を見、何を感じ、何を思い、どう行動するのか楽しみじゃ。

 そして、スズとやらの気持ちにはよ気づいてやるといいんじゃがのー。

 みな自分のことしか考えていないのに、お前のことを気遣っておったからの。

 この二人がどう動くかで世界が変わるやもしれんのー」

 

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