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街で

その後、ナーシャも騎士団に合流して王都に戻らなくてはならないというので

騎士団の滞在しているはずの途中の街まで一緒に行くことになった。

今、女子3人は業者席で仲良く話に花を咲かせている。

俺?俺は両頬にサイズの違う紅葉型をつけて顎を腫らして5体投地の真っ最中。


オークの殲滅後、ナーシャの拘束魔法を夜桜で断ち馬車に戻ると2人からピンタを食らわされた。

リーナの自慢の耳で、俺の熱い思いとナーシャのくっ殺が聞こえていたようで、

リーナには、「不潔です」と スズには、「リュウ君の馬鹿」とお言葉をいただき、

突然の事態に、呆けていたナーシャにスズがくっ殺について説明したところ、

ナーシャも、自分が何をいわされたのかを理解し、怒髪天に至ったようで

地球のボクサーも真っ青になるくらいの速度でアッパーを貰った。


閑話休題(おれのたちばって・・)


街について、ナーシャともお別れかと思えば、ナーシャも国王からの勅命でギルドに用があるらしく

俺たちも、宿を探す前にギルドに顔を出しておこうと思っていたので一緒に向かった。

なんでも、ナーシャはとあるSランク冒険者を探しているらしい。

その冒険者は生存している5人目のSランクになったばかりで、この国にやってきているらしいとの事で、

その噂を聞きつけたリヒト王国の王女が戦ってみたいと言ったらしい。

ナーシャといい、王女様といいこの国の女性は全員脳筋なのだろうか?

そんなくだらないことを考えていると、考えを読まれたのか

3人から冷たい目で見られた。んッ!気持ち良k・・・くない!


俺の新たな世界への扉が開く危険を無事に乗り越えながらギルドへとついた。

ギルドに入るとナーシャは受付で事情を話してギルマスのいる2階へあがって行った。

俺たちは、ギルマスに会う必要もないので、先ほど討伐したオークの素材と魔石を売り

王都に行く前に何かできる依頼がないかを見ていた。


・地獄蜘蛛の糸   報酬1金貨

・オークの睾丸採集 報酬1金貨

・スライムの粘液  報酬1金貨


うーん・・ロクな依頼がないな。よく見たら全部同じ人が出してるしナニ!をする気なのだろうか。


「おい、目つきの悪い兄ちゃん!良い女連れてるじゃねえか。お前みたいな新人にはまだ早いから

 Aランクのゲマイン様が貰ってやるよ、女と全財産置いてきな」


俺たちが依頼を見ていると、一人の冒険者が絡んできた。

「おい、誰かあいつ止めろよ」「あの黒髪に黒目」「「あの目つきの悪さ」」「隣の美人の猫人」

           「「「「「「「「過保護の鬼」」」」」」」」

息ぴったりだな!さて、ココは一つぶっ飛ばして2人にいいところ見せなくちゃな。


「リュウ君・・・・」

「大丈夫だスズ、心配するN」

「ごめんね、回復魔法の最上級”神の息”をこっそりこないだ試したんだけど

 目つきの悪さは治らなかったの・・、私、自己魔法を開発して必ず治してあげるからね」

「え?」

「リュウタ、落ち込まないでください。大丈夫ですよ

 リュウタは魔物よりきれいな目をしていますよ・・・多分・・私的には」


大丈夫じゃないよ!魔物よりきれいって・・・魔物より・・魔物・・・・・・・・


「って!え?体の心配は?俺、今怖い冒険者に絡まれてるんだけど・・」

「「リュウ(タ)(君)なら大丈夫」」

「そんな・・」

「「守ってくれないの?」」

「ハイ、一生何があろうと守らせていただきます」

「「はう・・・一生//////」」


グッ!!!!上目づかいはずるいだろ!

ん?俺また何か怒らすようなこと言ったか?2人とも顔を赤くしたまま下を向いている。

「「「「「「「「「「チッ!爆発しやがれ」」」」」」」」」」

ほんとに、息ぴったりだな。全員で死刑宣告をするとは、このギルドは危ないな。


「おい、俺様を無視するんじゃねーーーーー」


放置されて、いきり立ったゲマインが斧で切りかかってきた。

確かにAランクと言うだけのことはある。スピードもかなりあるし

身体強化系のスキル持ちなのか、威力もなかなかあるようだ。

だが、迫りくる刃に俺は左手を出して刃を掴んだ。


「な!そんな、身体強化まで使ったのに・・片手で?」

「おい、何をしている下郎、武器を納めて去れ、今なら許してやる」

「お、ナーシャお帰りー」

「もう用事はすんだの?」

「リュウタ、ナーシャさんも来ましたし晩御飯に行きましょう」

「貴殿らは、落ち着き過ぎではないか?リュウタが切りつけられたのだぞ」

「「リュウ(タ)(君)の強さなら大丈夫」」

「む、それもそうか」


ゲマインも武器を下ろしたことで、ナーシャももう大丈夫と思いゲマインにつきつけていたレイピアを

納めて、こちらを向いた瞬間だった。ゲマインが目を見開き、下ろした武器を構えなおした。


「死ねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」









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