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剣道と魔法と惰弱龍のセカイ  作者: 贄部戮休
3/3

#2

登場人物やくしゃ


●スー

若いティラノサウルスの雌。


●村人A

東方エルフ騎士ギルドから30年ローンを借りて買った家をスーに破壊され精神を病み竜恐怖症を発症。

トゥーレ「あのスーってお嬢ちゃんどういう育ちしてんだ?どんなジャングルから来た野生児だよ?」

飛鳥「ティラノサウルスというのは恐ろしい暴君トカゲという意味で私達の居た時代では恐竜は全て絶滅しています。化石と言って骨しかみつかって無いんです。だから過去から来たのでしょうけどティラノサウルスがどんな生態かはそんなに良く分かっていません。」

トゥーレ「何で死に絶えてるのに種族名や性格が分かるんだい?」

飛鳥「学者が便宜上勝手に付けた種族名です。彼女達が何らかのアイデンティティを自称していたのかどうかも不明です。性格も体躯や歯型等から凶暴な肉食動物だと類推したに過ぎません。恐竜が生きている姿を誰も目撃して居ませんので実は肉食では無く果実食恐竜だったのでは無いか?という極端な珍説も昔あった位です。」

トゥーレ「どう考えても菜食主義者には見えねえが・・・どうして滅びたんだ?」

剣道「卵をネズミに食われたって説、便秘説、超新星バースト現象っていうすげー遠くの太陽が爆発した爆風で殺られたって説、宇宙人エイリアンっていう未知の異世界の民が核兵器っていう超兵器で滅ぼしたって説、でも隕石が落ちたって説が今は一番有力なんだよな?」

魔法「知ってるぅー確か空からすっごく大きな石が落ちて来て粉塵が太陽を遮って寒冷化したせいで植物が枯れちゃって餌の草食恐竜がどうたら・・・」

トゥーレ「何だそりゃ?全部嘘クセェぞ・・・(笑」

飛鳥「他には疫病説とか火山噴火説とかもあります。結局全部推測ですが・・・」

トゥーレ「ふーん、まあ実際そんな所だろうな。」

剣道「アフリカとか南米じゃ今でもたまーに目撃報告あるけどなー。」

飛鳥「ちょ、剣道さん話をややこしくしないで下さい!」

トゥ-レ「所で、それお嬢ちゃんは知ってるのか?」

飛鳥「多分、知らないと思いますが・・・」

トゥーレ「まあ、俺が訳さなければいいだけだが知らない方が幸せだろう。」

剣道「・・・」

飛鳥「・・・」

魔法「・・・あれ?スーちゃん居ないよ?」



まん丸月明かりの夜道を旅人が2人歩いていく。



旅人B「なあ?こんな噂聞いた事あるか?ドラゴンがあちこちの村や町を破壊して暴れ回ってるんだってよ。」


旅人C「・・・なんかさぁ作り話すんならもっと怖い話かエロい話にしてくれよ?そんないきなり荒唐無稽な話されてもリアクション困るしさぁ

あいつ等、子猫と喧嘩しても負けんだぞ?図体デカイだけで死ぬ程臆病で愚鈍じゃね?」


旅人B「まあ、俺も最初はそう思ったんだけど・・・うーん、やっぱ今もでもそう思うわ。近所に住んでた5歳のオークのブヒムスがやっぱ竜飼ってたんだけどさぁ雀にビビッてブルブル震えて餌全然喰わねぇんだとよ(笑」


旅人C「ハハハー竜ちゃん可哀相(笑」


旅人A「あああああああああああああああああああああああああああああ」


旅人BC「?」


旅人A「竜が!竜が!竜が!竜にいいいいいいいいいいいいいいあああありえん!あああああああああああああああああああああ!何であんな凶暴に!?牛を一撃で食い千切って!馬を生きたまま内臓ずりずり宇和あああああああああああああ

橋を叩ッ壊してーうわあああああああああああああ!竜こえーーーーーーーマジ!竜ガチ畏怖ーーーーーーーーーーーー!竜は悪魔ああああああああああああああ!殺されるぅーーーーーーーーーーー!!!誰かあああああああ!」


旅人B「何だ?何かの流行か?宇和って誰だよw」

旅人C「何か叫びながら通り過ぎたな?」


「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」


旅人BC「おおおお!?な、何だありゃ!?」


飛鳥「ダメ、スーちゃん!悪い子!」

剣道「今、何て言ってる?」

トゥーレ「『ブッ殺されてぇのかぁ!!!!!』って・・・。」

剣道「てか、もう殺しに行ってんじゃねーかw」

魔法「ちょ、ヤバイじゃん!人死に出ちゃう!」

飛鳥「あッ!そこの人達!逃げて!」

トゥーレ「ちょっと先行くぞ!荷物頼む!」


バッグと矢壺を魔法に渡し加速するトゥーレ。

スーを追い抜くと仁王立ちしながら吼えた。


トゥーレ「ゴォアン!」

スー「グゴァオオオオオオオオオオン」


そして即座に土下座をするトゥーレ。


飛鳥「(異世界にも土下座あるんだw)」


トゥーレ「グクゥーーーーン(泣」


スー「ギャオオオオオオオオオオオオオオン」


トゥーレ「・・・今、この場で全員殺すと言ってる・・・全員おやつにすると・・・俺も含め・・・まだ、死にたくねぇ。」

剣道「この世界のルール、法律の概念は伝えられるか?」

トゥーレ「ゴアアアアグルオオオオオオングオオオオオオオオオオオオオオオ」

スー「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

トゥーレ「ニュアンスは伝わったが・・・守る気は無いと言ってる。そして『ほう?全員ブチ殺されてぇか?』と・・・とりあえず謝ろう。」

剣道「ダメだ!何も悪く無いのに謝るな!ここはオマエの縄張りじゃない!他人の縄張りでは他人の言葉と礼儀に従え!人間の縄張りの掟だ!今数人殺せてもいずれその何百倍の数の人間に殺されるぞ?」

トゥーレ「ゴアアアアングルオオオオオオオオオオオオオオオンゴオオオオオオオオオオグググルルルルルル」

スー「・・・グルゴゴゴグルルルルゴロロロロロロ」

トゥーレ「『ほう、面白い冗談だ!お前は冗談の才能があるな!』・・・・って言ってる。」

スー「グルゴオオオオオオオン」

トゥーレ「『他にはどんな冗談があるんだ?この世界の冗談に興味がある。』と・・・。」

魔法「つ、通じてる?」

飛鳥「会話が成立してるのかな?」

トゥーレ「そうか?人質を面白半分に詰問する盗賊って感じにしか思えんが?」

剣道「冗談は力だ。冗談の力で人間は団結している。何も知らない異世界に飛ばされてもこうやって俺

達は繋がっている。絆の力だ。だから冗談は面白い。」

トゥーレ「ガガゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオグルルルルグオオオオオオオオオオオオオオオン」

スー「・・・グググググルルルルルゴゴゴゴオオン」

トゥーレ「『ちょっと待て、お前達は何を言っている?冗談で鳴いた鳴声ことばに従うとでも言うのか?冗談の世界で生きているとでも?』と」

剣道「そうだ!」

トゥーレ「グォアン!」

スー「・・・・」

飛鳥「分かってくれた?」

魔法「せっかく同じ世界から来たんだから喧嘩しちゃダメだよ!」

トゥーレ「ドグググググルルルルグクーゥン」

スー「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!」

魔法「あ、これヤバいヤツ?」

飛鳥「そんな・・・」

剣道「さて・・・(いいか?ヨーイドンで逃げるぞ・・・散れ同じ方向に走るなよ?)」

トゥーレ「『面白そおおおおおおおおおおお!そのゲームアタイも混ぜろ!そんで負けたヤツはブチ殺す!』と・・・」


旅人BC「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

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