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インベンションマン|Invention-Man  作者: 黒珈|くろこ


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66/72

episode 065

 周囲の温度が、急に数度ほど下がったような感覚になった。


「正確には、ヒトの脳7と獣の脳3を入れ換えるみたいね。それ故に獣は人並みの知能を持ち、ヒトは人形のごとく成り下がる」

「アンフェアだこと」

 あさっての方向を向いて、春都は毒づいた。


「ただし、誰でも良いって訳ではないの。適合者は若い女性、それもレベルの高い脳を持っていること」

「成る程……それで特進クラスか」

 少しずつだが、パズルのピースが繋がっていく。


「あと、人獣交換は提供者であるヒトの体内に一定の『血流』……血の流れがないと儀式を行うことが出来ないらしい。それで、ええっと」

 秋希珍しく、顔を伏せて口ごもった。


「ん?」

「ちょっと、こっちに」

 首を傾げた春都を手招きして、彼女は小声で囁く。

「……儀式は、あの日の近辺に行うんだって」

「あの日?」

 一瞬理解出来なかった彼は、ややあって、ああと頷いた。

「それで、儀式を終えた人間の身体には、殆ど血が残っていなかったのか?」

「そう断定してしまうのには、まだまだ疑問点が残っているけれどね」


「よォし、大筋は理解した」

 立ち上がった春都は、鞄を手に取った。


「行ってみよう、この本の作者の所へ」

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