VSハンバ
「減ったか?まぁ何人であろうと皆殺しだ!」
─遠距離型の神授術は効かないのか?─
ハンバには傷跡がない。
「近距離戦だ。刀持ってる奴はいるか?」
「私持ってる。」
刀を持つのはシス。
「三人で注意を引く。隙を見て切れ。」
コノクが距離を詰める。その後を二人が続く。
三対一
有利、だが硬い。
「はっはっは!無駄なことだ!」
手を振る風圧で飛ばされる。
三人の意思は固まった。身体強化に力を使う。
「むっ!ダメージが残っている。貴様の攻撃は危険だな。」
飛ばされる前にコノクの身体強化して与えたダメージは効いている。それをハンバ以外の全員が見ていた。
コノクが詰め続ける。避けられるようになってしまった。しかし
「グハッ!」
血を吐くハンバ
「嫉妬しちゃうわ。」
「俺達のことは無視か?」
「貴様ら!」
身体強化したダリスとグラジオラスの攻撃はハンバに痛快な一撃となった。
ここからは殴り合いの筈だった。
ハンバが嗤う
「これ程やるとはな!手加減はなしだ。」
口から光線を放つ
凄まじい威力。壁が吹き飛んだ。
「はっはっは!技の名はレイガ!」
此処にきて近距離も遠距離も難しくなった。
近づけばレイガを避けられない。
遠くから刻砲で牽制しようとしても有効打がない。
詰。
その文字が横切るコノク。
「だぁ!」
グラジオラスがまた一撃いれる。
そう一対一の勝負ではない。
まだ希望が見える。
微笑んで頷くダリス。
「刻砲!!」
「無駄ァ!」
レイガと刻砲が衝突する。
相殺しきれなかったが目眩ましになった。
「また…こそこそと!」
咆哮で煙を散らす。コノク達が対峙する。
「そこにいたか!」
「くそが!」
「グハッ!!」
ハンバが血を吐く。
コノク達の攻撃に集中していたハンバにはシスの攻撃が見えなく斬られ、ハンバの体は真っ二つになった。
「隙…あり。」
「貴様…よくも、よくも!!」
ハンバがシスを睨む。
「まだ動ける!?早く刻め!」
「!」
その声に反応しハンバに刃を向けるが
ブワッ!!
禍々しい妖気を放ち
「はっはっは!残念だったな!!」
「「「「くっ!」」」」
半身が再生していく
「今しかない。
「「布都御魂!」」」
「ガァァァァァア!!!!」
斬りかかる全員。が、完全に再生したハンバが全員に一撃を与え吹き飛ばす。
「完全復活!!どうだ?!」
あまりにも理不尽。
ドゴォン!!
ラオハが飛んで来た。
全員わかっている。飛ばされてきたのだと
「はぁ…はぁ。化け物め。」