はじまり
魔物のいる世界で主人公が神と出会う恩返しのため?に主人公が命をかけて魔物と戦う話
ある日、隕石が衝突した。
隕石衝突の8年後
-王都-
「ここが都会か」
青年が言う。青年の名はシリス
「よう兄ちゃん。何してんだ?」
悪人面の男達、いかにもなやつらだ。
「働きたくて雇ってくれそうなところを探してます」
「それなら都をでて少ししたところの森にいいとこがあるぜ」
「ヒヒヒ」
男の一人が笑う。
あやしい。しかし誰も何も言おうとしない。
しかたなく
「ありがとうございます。いってみます」
「おう。気をつけろよ!」
都をでて森に向かう
-森-
とても不気味なところだ。
何かあるようには思えない。
???「助けて!だれか!」
向こうから聞こえる。
「どうした!?」
???「人間か、まぁいい」
何か言っているようだが聞こえない。
ガサ ガサ
ガサッ!!
魔物が飛び出してきた。
何で
死ぬのか
そうか
---
目の前が真っ白になった。
???「起きろ!起きろ!」
真っ白い空間に誰かいる。
天国か?
「ここはお前の精神世界だ。」
???
理解がおいつかない。
「お前は生きている。」
!!!
どうして!?
「ワシが助けた。」
なぜ!?
「助けられたから。」
そうなのか
「質問は終わりか?」
「はい。」
とりあえず話を聞く。
「ワシは神だ」
「そうか」
なにいってるのかわからないが合わせておいた。
「お前がここに来たのは運命だ
これからのこと全てを受け入れろ
さもないと後悔することになる」
?
!
急に目の前が暗くなって意識が遠のく
「終わりのようだ。とにかくレジスタンスの集落へ行け。」
微かに声がした。
目が覚めると魔物死体が転がっている。
グロい
-王都-
レジスタンスについて少し聞いてまわる
「この先をすこし行ったところにあるよ。
入るなら歓迎してもらえると思うよ。」
「入るなら大歓迎さ!」
「みんなのヒーローになれるよ!」
ほとんどの人が良いところと言う。
レジスタンス....何に対して抵抗しているかわからない
集落に向かう
-集落-
「こんにちは」
「何のようだ?」
同い年くらいか?
「仲間にいれてもらいたいのですが」
「そうか!長老のところ...あの古そうな建物のところに行きな!」
「ありがとうございます。」
「礼なんかいいよ。もう仲間も同然じゃねぇか。」
やさしい
-長老庵-
「失礼します」
じいさんが言う
「仲間になろうと言うやつだな」
情報が早い
「そうです!」
「そうか。目的は違えど神を憎む気持ちは同じだ。
歓迎するよ。」
神を!?
「して何故ここに来た?目的はなんだ?」
「...神の......」
空気が凍てつく
「神の...なんだ?!」
「か..神のお告げで参りました!」
やばい
「そうだったか。すまない。勘違いだ。」
何の勘違いだ?怖くて聞けない
じいさんの後ろからばあさんが出てきた。
「ワシが長老じゃ。少し二人で話をしよう。」
ばあさんが長老!?
「はい!」
じいさんが出ていく
「お主のについて聞きたい。」
「力?」
「隠す必要はない。それともお前は神の使いか?」
なんだそれは
「特別な力はありません。」
吸い込むような目でみてくる
「...そのようじゃな。」
「今日は見学でもしていくといい。」
「わかりました。」
ここには結構人がいる。20人くらいか?
刀を持ってる者、持っていない者がいる。
どうやって戦うんだ?
ひととおり見たから今日は帰ろう。
っと言っても帰るところがない。
しかたない森の反対にある広い野原に行って休むか。
-野原-
星が綺麗だ。
!
「よう。」
「お前!」
「何をそう感化しとる。」
「お前のせいでじいさんに殺されかけたぞ!」
「死んでないじゃないか。」
それもそうだ。
「..神の使いってなんだ?」
「それも含めてお前と今後の話をしよう。」
「ワシはいろいろあって力を失いお前無しでは生きられなくなってしまった。」
「神も死ぬのか」
「力を失えば肉体的に死ぬ」
「条件がそろうと絶対的な死がくる」
「今は肉体的な死が近かったところをお前に入ったことで力を回復させている。」
へー
「お前にも関係がある」
「なに!?」
「やはり覚えてないか。」
何か大変なことをやらかしたか?
神を殺すようなことをした覚えは本当にない
「まぁ後々わかる。神の使いについて話そう」
やっとか
「神は下界の動物、植物を一つ使いにできる。」
「そして人間が多い。」
「何で?」
「神は人間に近く、人間と意志疎通がしやすい」
「俺が殺されかけたことにもなにかつながりがあるのか?」
「奴らは神と神の使いを憎む。そのためだろう。」
先に言えよ
「そろそろ起きたらどうだ?」
「明日まで暇だしまだいいよ。」
「…」
何だよ
「とにかく起きろ。」
目が覚める
なんだったんだよ。
・・・朝まで寝るか
「...こんばんは」
!!!女の子!?!?
誰!?
「誰!?」
誰!?
「神の使いです。」
誰の!?
「何で膝枕してんの!?」
「頭悪くなるといけないと思って。」
「何で急に悪口いうの!?」
「すみません。」
「なんでここに?」
「私の仕える神より貴方を強くしろと。」
「あいつ?」
「そうです。」
あいつ!
「貴方弱いそうですね。」
「君口悪いね。」
「死にかけたそうじゃないですか。」
「不甲斐ないと思わないんですか?」
無視だし口悪いままだし
「強くなる必要はないし。」
「死にますよ」
「…」
「何ですか」
「何しにきたの?」
「...貴方を強くするために」
素直になった
「いいって」
「痛い目みますよ」
口悪くなくなった
「ありがたいけど」
「...わかりました。近くにいるので不甲斐ないと感じたら呼んでください。」
「...名前は?」
「…」
「名前は?」
「ネティ」
「わかった」
-次の日-
長老の息子さんが話す
「今日は新しい仲間をつれて簡単な護衛をする」
「家族の護衛だからしっかり守るように」
「今回はじいさんがついてくれるようだが気を抜くなよ」
よしっ 初の..仕事?
「なぁ。これってさ仕事なの?」
「知らない!」
話しかけただけでそんな突き放さなくても
「気にすんな。」
昨日の
「コノクだ」
「一応仕事だ」
「ありがとう」
コノクとは仲良くできそうだ
「良い刀だな」
「恩人に貰ったんだ」
「そうか。大事にしろよ」
「わかってるよ。」
「今回はじいさんと新入り含めて4人で行く」
「私行きたい」
「俺も行く」
「じゃあ二人頼んだぞ」
「「了解」」
コノクも来てくれるのか
あとさっきの女も
「よろしくお願いします」
「任せてください。」
すごい無言
家族は楽しそうに話してるけど
すごい無言
神も全然何も言わないし
気まずい
「.....名前何て言うの?」
「...」
コノクのところに行く
「彼女の名前はシスだよ。あんまり話さない人だから。」
また無言
家族は楽しそうに話してるけど
すごい無言
「下がれ」
じいさんが口を開いた
ドォーン!!
何だ!?
「ケヒッ」
森でみたのと似てるが4体もいる
ザッッ!
「その線から後ろにいなさい」
「私も戦う」
「守りきれない。下がれ!」
「...はい」
「家族はしっかり守るぞ!」
コノクが言う
「わかった!」
守る。それが仕事なら
あの人に恩を返すためにも
ドォーンン!!
あの力は何だ?あたれば死にそうだ..
ドゴォォ!
すごい身のこなしだ..一撃で魔物を…
バキッッ!!
目で追うことも難しい
!
子供が線から出た
「「「「!」」」」
なんで!?
「クッ!」
シスが子供を庇う
「ガーーッ!」
ザクッ!!!
体が動いた
血が出る
腕の感覚がなくなる
バキッ!!
ボゴォォ!!
やばい
「大丈夫ですか!?」
「止血を早く!」
両腕の感覚がない
完全に貫かれている
心臓に穴が空くところだった
意識を保つのが難しい
痛い
痛い
「止血をした。死にはしない。」
「意識を失っているだけだ。」
「...目が覚めたら礼を言えよ。」
「わかってる..」
「また来たのか。」
「来たくて来たわけじゃなねぇよ」
「今度は死ぬか?」
「ワシの力が多少流れている」
「いつか元に戻る」
目が覚める
コノクの背中か?
家族の人達がいない
「起きたか!」
「あぁ。家族は?」
「もう送り届けて帰るところだ。」
「守れたのか?」
「そうだ。」
よかった
「何で急に走り出したんだろうな」
「大事な物を落としてたんだと。」
「大事な物は無事だったか?」
「無事だったよ。」
チラッ
コノクがシスを見る
「...さっきはありがとう...」
「!いいよ、お前は大丈夫か?」
「えぇ」
また無言
しょうがないか
-王都-
「病院についたぞ腕、治してもらえ」
「治るのか?」
「何日かすれば大丈夫だ!」
!!!
腕が治った
「?何だ、お前知らないのか」
コクッ
「神の御技だ」
「みんながもつわけじゃなくて神に選ばれた奴がもつんだ」
「この人は少しずつだが肉体を再生できる」
「完全に治ったぞ?」
「お前も選ばれた力をもつんだろう」
そうだったのか...
「今日はそのまま帰った方がいい」
「ありがとな」
...........
「ネティいるか?」
「はい。痛い目みましたね」
「俺を強くしてくれ」
「......いいですよ。それが目的ですし。」
「ありがとう」
「今夜は覚悟してください」
「..わかった!」
少し時間ができた
「よっ」
「まさかお前から話しかけられるとは」
「俺、強くなれるかな?」
「強くなってもらわないと困る」
「お前、いつまでいれるんだ?」
「お前と契約を結んであるから追い出せないぞ」
!!!
「いつ結んだ!?」
「ワシがお前の中に入ったとき」
「...契約の内容は?」
「力が戻るまでお前の中にいること、力が戻るまでお前に危害を加えないことそれだけだ。」
「ならいいんだ」
「夜だぞ」
「わかるのか?」
「ネティエの目で見える」
へー ?
「ネティ"エ"?」
「ネティの名前だ。ネティは愛称だ。」
そうだったのか
...さて
「お目覚めですか?」
「おう!お願いします!」
「敬語はむず痒いのでいいです」
「わかった!」
「まずはみててください」
ベキッ!!
触れただけで木が折れた
「神授術です」
「神授術?」
「レジスタンスのみなさんが使う技です」
「神から術を授かったのになんで神を憎むんだ?」
「歴史を知ればわかりますよ...」
「そっか。じゃあ教えてくれ!」
「無理です」
「え?」
「無理です」
え?
「貴方の基礎体力が低すぎて無理なんです」
「そこそこあると思うけど」
昔いたところではおじいちゃんと魔物退治してたからそこそこは強いはずなんだけども
「レジスタンスの人達は習得するのに1年はかかります。が貴方には10日で習得してもらいます。」
「できるの?」
「そのための私です。」
かっこいい
「それではトレーニングをはじめますか。」
-次の日の早朝-
キツイ
いつ終わるんだ...
やっと終わった
拳一発いれるまで殴られ続けた
軽い傷はすぐに治るようでなによりだよ
「お疲れ様です」
「今日はもっと早くはじめましょう。」
「...はい..」
-王都-
「昨日はすまない。見て学んで欲しかったんだがケガさせてしまって」
「いいですよ!」
「そうか!今日は模擬戦をしてもらう。死ぬことはないから安心してくれ」
「はい!」
また模擬戦か...
「昨日は何で助けてくれたの...」
「私、嫌な態度とってたと思うけど」
自覚あったのね
「体が勝手に動いたんだよ。気にすんな。」
本当に体が勝手に動いてた自分でもわからない
「そう...今日の模擬戦、遠慮はしないわよ」
「そのほうがいい。」
「今日の模擬戦参加者はシリス、コノク、シス、
グラジオラス、ダリアでいいな!」
「「「「「「はい!」」」」」」
「トーナメント形式で行う」
一回戦シリス対コノク
二回戦ダリア対グラジオラス
三回戦シス対勝者
一回戦しかもコノクとか...
しかもネティから刀は使うなって言われてるし
「一回戦始め!!!」
どちらか戦闘不能になるまでか..
シャッ!
!
消え...
ドゴォォ!!
痛ぇ
「くっ!」
さすがに速い!!
(負けるなよ)
うるせぇよ
なんで今話しかけてくんだよ
しかも負けるなって
「まだ戦えるのか、すごいな」
!
(力をすこし与えた)
(負けることは許さん)
プライドの高い神様だ
が
勝てるこれなら
思い出せネティの動きを
「いくぞ!!」
見える!!
シャッ!!
フッ
「!」
「くらえ!!!」
ドォーン!
「...ハァ、ハァ」
「まだやろうぜ」
「あぁ!!!」
どこまで書けばいいかわからず変なところで終わってしまったかもしれません