表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Cockasite online コカサイト・オンライン~悪役ムーブで竜王に至る~  作者: こひる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

85/85

ep84 れっつごー!!

 「あなたたち、呪神クラニィを倒してきてください。」


 そう言ったリーシャさんの発言に、一番の反応を見せたのはフカセツさん。


 「呪神………クラニィ?クラニィと言いましたか?四大特異点の一柱である呪神がクラニィだと?」


 そんな感じですごく狼狽えていた。どうやらその名前に心当たりがあったようだけど、生憎私の記憶にはない。


 「え、誰クラニィって。知り合い?有名な人??」


 「いえ………有名かはわかりませんが、クラニィと言えば聖神教の唯一神の名ですよ」


 え、全然知らない。なにそれ?まず聖神教ってなんだ。知ってて当然なのか?あれか?もしやどこかでフラグを立て忘れたか?本来は別のストーリーを進めてからくるはずだったのかッ!?


 「ごめん。全然知らない。多分フカセツさんが思ってる以上にわかってないから、イチからじゃなくゼロから教えてくれない?」


 そう問う私に、フカセツさんはゆっくりと解説を始めてくれた。


 「ではまず、聖神教というのは、私が知る限り、中央大陸で唯一の宗教です。ですのでもちろん、色々な町に存在していた教会やそれに連なる建造物は聖神教のものですし、アヤさんが前に戦った聖女も聖神教由来の聖女ということになります。」


 「ふむふむ。なるほどね?そこの神様が例の呪神だってこと?じゃああの宗教は呪神を信仰してるってこと?」


 「いえ、そんな記述はなかったはずですが……………というか、確か唯一神クラニィは古の大戦で既に死亡しているはずですが………」


 「ほうほう。つまり、死んでるはずの唯一神が何故か生きてて、四大特異点の呪神になってるからびっくりってこと?」


 「ええ、まあ………そういうことです」


 私の要約に少しだけ微妙な顔をしながらも肯定するフカセツさん。


 「へぇ。というか、フカセツさんはなんでそんなこと知ってるの?どっかでそういうクエストがあったとか?」


 「いえ、そういうわけではなく、この世界の設定を深堀していた時期に少し教典を読みまして………」


 「はえぇ………」


 なんというか、もはや尊敬である。そんなものまで読んでるのか、この人は。というか、それならば一般プレイヤーが呪神の名前を聞いたところでわからなくないだろうか?


 「まあ、大体わかったよ。ありがとう。じゃ、倒しに行こうか」


 「はい…………え?そんなすぐに倒しに行けるものなんです?」


 「結構ノリで何とかなるもんだよ。ね!リーシャさん?」


 「…………いえ、そんなことはないと思いますが」


 …………ふむ。四大特異点に直接会ったことが無いだろうフカセツさんと違い、なんとなく造詣が深そうなリーシャさんにも話を振ってみたのだが、そんなことはないらしい。鬼神は割とノリで何とかなった気がするのだが。


 「聖剣が残っていれば最低限の支援はできたのですが、それもいつの間にか盗まれていまして……………申し訳ない。どうか、貴方たちの力だけで討伐してください」


 「まあ、それはいいけど……」


 もとからそのつもりだったしね。それにしても聖剣………聖剣と言えば一人思い浮かぶ人がいるのだが、ふむ。


 「そ、それよりアヤさん。ほんとに行くんですか?まさか今からですか?というか、本当にそんな簡単な事なんですか?」


 質問が多いなフカセツさん。私はがぜんやる気が出てきたところなのだが、逆にフカセツさんは少し緊張しているっぽい?


 「まあ、場所が分かれば行けると思うけど……………どうなの?リーシャさん」


 「封印されている場所があるので、そこにいっていただければ」


 「あれ?封印されてるの?それでも倒さなきゃなの?」


 「えぇ。かつて各種族の王たちで封印したのですが、それが弱まっていまして…………」


 「そうなのか。おーけー、じゃあ行ってくるよ」


 「ま、待ってくださいアヤさん!はやい!早いです!!急ですッ!!!今……というかずっと、気になることをリーシャさんが口走っているのでそのあたりをもっと深堀したいのですが!?!?というか、本当にそんな準備もなしに勝てるものなのですか!?」


 「いいじゃん行こうよ。言ってみれば意外と楽しいかもよ?ほら、道中の敵は弱かったでしょ?」


 「そ、それはアヤさんにとってだけの話なのではッ!?」


 リーシャさんに大体の方角を教えてもらった私は、フカセツさんを担いで城を飛び出す。


 「四大特異点狩りだ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ