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ギルド登録カード

だいぶ間を開けての投稿です

今回短めでいきます

「レイフィル起きて朝ごはん、食べに行こう」

揺り起こされて

ベッドの上で体を起こす寝ぼけていた頭にミラルの澄んだ声が響く


「大丈夫?起きた?」


そっか、僕はミラルさんのパーティーに拾ってもらったんだった


『おはようございます』


「おはよう、アレッタとサライラは待ちきれずに先にレストランに行ってるから

私たちも早くいきましょ、お腹すいたでしょ」


そう言ってミラルはレイフィルに手を差し出す

レイフィルはためらいながら、その手を取ってベッドから降りる

「外で待っているからゆっくり着替えておいで」

『はい』


この服着るんだよねやっぱり、レイフィルの枕元にあった服は

3人の中で一番小柄なアレッタのウールのシャツにハーフパンツ

サイズ的に少し大きいのもあるけど何といっても女性物、着るのに抵抗がある


しかもハーフパンツ、ピンクだもんな


ただ昨日まで来ていたのは薄汚れたペラペラのシャツとズボン

それに比べればましと言えばまし

レイフィルは「エイ」とばかり気合を入れて着替え

待ってくれているミラルのもとに急ぐ


レストランに付くとアレッタさんが奥のテーブルから手を振っている

どうやら飲み物だけで

食事は待っていてくれたようだ


「ごめん、お待たせ」

「そろそろかと思って今注文しておいた」

「ありがとね、レイフィル座ろ」

『はい』

そこから食事をしながら今日の予定を打ち合わせていく

食事が終わり

コーヒーを飲みながらミラルが

「今日は昨日ダンジョンで手に入れた素材なんかをギルドで換金して

ダンジョンのモンスター異常発生の報告だね」


「まずは、その前に・・・」

ミラルは目でアレッタとサライラに合図する

二人は、無言で頷き肯定する


ミラルは大きく息を吸って姿勢を正し

横に座るレイフィルに向き直る


「ねえレイフィル、真面目な話なんだけど」

『は・・い』

昨日暫定的にパーティーに参加してもらうことになったけど

正式に私達のパーティーメンバーとして貴方を迎えたいの・・どうかな?」

『えっ?』

最初何を言われたか分からない

パーティーに昨日入れてもらったばかりだし、それとは違うの?

レイフィルが困っていると

「私達、3人で話して決めたんだ・・考えてくれないかな?」

『あの?』

「ン?何」

『昨日、パーティに入れてもらってこれから、皆さんのお手伝いが出来ると

思っていたのですけど・・違うのですか?』


「違うよ」

サライラが言葉少なに言う


『えっ』

「サラ、そんないい方したらレイフィルが不安になるでしょ」


「心配しないで、私達が言っている正式メンバーは 対等なメンバーのことよ」

『対等?』


「そっ、対等 

例えば今レイフィルが右手首に着けているブレスレットはパーティーの証だけど

それだけだと、ブレスレットを外すとメンバーと分からないでしょ

でも、正式メンバーになるとステータスにパーティー名が刻まれるの

もちろん正式メンバーになるには冒険者ギルドの了承が必要で

ギルドカードにパーティー名が記載されて初めて正式メンバーとして認められるの

新人をスカウトすると強さの審査があったり過去の実績で評価されたりするんだけど」


ミラルはそこまで言ってアレッタを見る


「強さと言っても色々で、精霊と話が出来る時点で強さに置いては満点でしょ

異空間収納だけだって物凄いんだから」

アレッタはお手上げとばかりに手を振る


アレッタを引き継ぎ

「冒険者の実績だってあのダメパーティーがAランクに上がったのだって

貴方のおかげでしょ」


「どういう事ミラル?」


「少し調べてもらったんだけど、あの連中半年前までDランクだったみたいよ

それが、レイフィルが加わって、あれよあれよと言う間にAランクに上がったってこと」


「はーん、それを自分たちの実力と勘違いしてレイフィルを邪険にしていたと・・・

バッカじゃないの」


「だから、お手伝いとか雑用とかじゃ無く正式なメンバーとして

迎えられたらと思ってね、ちょっと頼りないBランクの女3人組だけどね」

ミラルの言葉にレイフィルは首を横に振る

『でも』

「いやかな?」

レイフィルは下を向いたまま切り出す

『違うんです、でも・・・』

「でも?」

『僕ギルドカード持っていないんです・・」


「「「えっ?」」」

3人の声が重なった

「持っていないってどういうこと?

カード持たないでギルドの仕事していたの?規約違反じゃない

ギルドは何やっているのよ」

いきなり、怒り出したアレッタを手で静かにと制してミラルが聞く


「それは、ギルドに登録申請をしていないという事?」


レイフィルは下を向いたまま黙ってうなずく


「じゃー今までレイフィルが関わった討伐履歴とか

クエスト達成記録も・・さっきミラルが言った

Aランクになるための貢献度とかの実績も・・・・無いってことに」


「そうなるでしょうね」


「そうなるでしょうねって・・サラ簡単に言わないで

っていうか昨日の31階層で私たちと討伐した結果だって

記録が残されないんでしょ」


「アレッタ声を抑えて・・」

アレッタは立ち上がって大声を出しサライラに注意される

「でも・・あれだけの大活躍が記録されないのは・・・何とかならない?」

アレッタは声を抑えてミラルに言った


ミラルは少し考えこんでいたが顔を上げ


「分かったわ、ギルドとギルドカードのことは私に任せておいて

レイフィルもソレで良い?まかせてくれるかな」


レイフィルは黙ってうなずく


それを見てミラルは笑顔で立ち上がる


「さて、そろそろ行きましょうか」


「ギルドに乗り込むんだね?」

アレッタも勢いよく立ち上がる


「その前に武具屋かな」


「武具屋?何しに」

立ち上がったミラルはレイフィルを見ながら

「いつまでもこの格好じゃかわいそうでしょ装備や武器もいるしね」

















見つけて下さり読んで下さった方

本当にありがとうございます

もしちょっとでも先が気になるとかありましたら

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