3「かんなぎ」編 1話日常の終わり
「ふああ〜」
ガラガラ[窓を開けた音]「夜か」
「いや朝だぞ、かんなき」
「おお‼︎起きてたのか?せんどう」
「せんどう」は、布団の中でもそもそと動き出した。
「まーな」
「せんどう」は、とても暗い顔をしている、
「昨日は何時に寝た?」
「まだ寝てない」
「せんどう」は、布団の中から携帯を出した。
俺は、もう寝ろと言ったが、「せんどう」は、もうすぐで読み終わる、といった。
「せんどう」の友達がインターネットの小説をお勧めして読んでほしいと頼んだらしい。
じゃぁ俺は、庭に出て修行でもしているからと言った
。
がんばれよーと言う声が聞こえた。
まず俺は刀を持ち、 居合術を練習している。
剣術と居合術について話すと、
剣術の場合、立会いの際に日本刀を鞘から抜いた状態で構え、相手と戦う。
居合の場合は、日本刀を鞘に納めた状態で構え、一瞬にして鞘から刀を抜き放ち、相手を斬り倒すのだ。
俺は、練習のため、じっちゃんをイメージした二回フェイントをして、切りつけようとしたが、
あのスピードでは避けられていただろう…
そのぐらい、じっちゃんが強かった。
ふう〜 よしもう一回!
昔、お父さんが、めちゃめちゃ強いと言っていたが、あそこまで行くと、普通の人じゃないと今でも思ってる。
1時間が経ったがやはり勝てるきがしない
いちど家に戻り休もうとしたら、
「お?おかえり」
「せんどう」は、布団の中で本を読んでいた。
「おい…ちゃんと寝たのか?」
「 30分は、寝ていた」
俺は水を4杯飲みまた出た。
その後庭で筋トレをしていた。
理由は妹と弟が寝ているから、正直このままではじっちゃんを、超えることができないと思う…
どうすれば伸びるのかを考えていたが、やはり分からなかった。
6時20分になり、妹と弟が起きてきた。
何故か知らんが今日は、「せんどう」が飯を作っていた、母はいないのだろうか?
俺たちはご飯を食べた。少ししてから妹と弟の学校行くのを見送った。妹が生活委員なので早いのだと、弟は友達が早くに来るから行くらしい。
その後、剣術を練習した。
そうしたら、「せんどう」は、ぼそぼそと独り言をしゃべっていた。昔、父さんは事故で死んでしまって、お母さんと姉は、通り魔に襲われて死んでしまった。
それ以来、幽霊が見えるのだ。
そして俺はまた、練習に励んでいた。
そして学校に行く時間が来た。もう少しやっていたかったが、「せんどう」に拒否された。
しかたがなく、 学校に行く準備をし、
いざ家を出るとまぶしい光が体を包み込んだ、この時俺はまだ知らなかったのだ。
そこは、自分の修行にもってこいの場所だと。