24昔話
少し昔話をしよう。
かつて神が間違って作ってしまった魔王がいたのでした。その魔王は心が優しく、生き物を愛していました。しかしながら生き物達は争いをし、土地を奪い合っていたのです。
そして生き物達は魔王と勇者のどちらかに付いたのです。
その魔王は、もう1人の魔王にこう言ったのです。
「偉大なる魔王、俺の話を聞いてくれ。魔王と勇者が戦えば、多くの命がなくなるであろう。
だから偽を作りわざと負けてくれ」
魔王は承知した。
そして見事に勇者たちが勝った様に見せた。
心の優しい魔王は、すぐさま霧で結界を作り
魔王が心地よく生活できるような場所を作った。
そして人間達の方を見た。これで平和訪れるのだろうと。
しかし、そうはいかないのが現実だ。強敵がいなくなったら、次は国同士で争うのだ。
心の優しい魔王は混乱をした。村で見た人間達は心が優しく皆んなで支え合っていた。なのに、どこで間違えてしまったのだろう?と考えた。
今まで心の優しい魔王は、生き物を影から救ってきたのだ。しかし、あまりにも多くの命を救うのは無理であった。心の優しい魔王は、狂い混乱した。
そして罪滅ぼしの為か?人間を多く救い、新しい街を作った。安全地アクロロをそして救った人間達をパーチェ(イタリア語で平和)族とした。どんな種族でも受け入れる所にした。
心の優しい魔王は、自分のことをアクロロと言う名にして、できる限りの人間を救った。
しかしあるとき、戦争に出ていた勇者たちが攻撃をしてきたのです。アクロロが魔族だとばれてしまったのです。
王族たちはそのものが魔王ではないか?と話し合った結果、一時的な同盟を組むことにしたのです。
アクロロは、自分がやった事は善だったのか?と絶望した。そして自分自身を呪ってしまった。
孤独の呪いを………
最後に最も信頼できる友に力を渡し、人間達の貴族の前で自害した。
霧の所にいた魔王は、やはり人間よりも俺達が……
魔族だけが生きていた方が良かったのだろうと思ったのであった。
霧の所にいた魔王は、そこから人間に殺されたと思い違いをした。
そして、人間たちを殺し、戦争へと発展していったであった。
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