表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

公園で本を書いてただけなんです・・・・

一話です。

街では邪神の噂が広まっていた。

「まじか・・・ここ『クトゥルフ教団』の本部あるじゃん・・・」

『そうだな・・・ここはまだ知らない世界だからな』

何冊目になるだろ、本を書きながら周りを見ていた。

「おかーさん、なんであのお兄ちゃんひとりでしゃべってるの?」

「しっ!見ちゃいけません!」

なんだ・・・。俺はなにか悪い事をしたのだろうか・・。

「あのぉ・・・質問いいですか?」

け、警察の人だ。誰に話しかけてるんだろう・・・。死にたくなってきた。

「なんで公園で本を読んでるんですか?」

あぁ・・・可愛い婦警さんだな。

「あ、え?えぇ、えぇと・・・読んでるんじゃなくて書いてるんです、はい」

これって・・・事務所まで同行してください(強制)のパターンでは?

「そうなんですか、凄いですね〜。もう一ついいですか?」

こ・・・これわぁ・・・。

「え、えぇ。どうぞ・・・」

やばい、持ち物とか調べられたら・・・。

「なんでこんな真夏にローブなんて着てるんです?」

やばい、やばいやばいやばいやばい!!!!

「うわぁぁぁぁぁぁ!!!いいじゃないか!!!魔法使いなんだから!!!ローブくらい着るさ!!魔法使いだもーん!!!」

「え?」

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「こ、コラ!逃げるな!!!まてー不審者ー!!!」


「素直に話せはよかったのに、なんで逃げたの?」

5分後、俺は婦警さんに捕まり警察署に来ていた。

「い、いえ。こ、怖くて」

「まぁ本の取材のために公園に来てただけらしいし、いいけど」

「はい、すいません」

ダメだ、死にたい。

『wwwww』

(くそ!・・・元はと言えばお前のせいで)

「今回はこれでいいですけどこんなこと今度から外での行動はちゃんと気をつけてくださいね」

「はい・・・」

「あっ、身分が分かるものってある?出してってね」

「はい・・・え?」

『お前そんなの持ってたっけ?』


それから3時間、分かってもらうまで婦警さんを説得しカツ丼を食った。

美味しかった・・・あれって有料なんだな。

今回の『』は名前が出てきませんが2〜3話で名前を出す予定です

次回からはあとがきで出した神話生物を紹介していく予定です

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ