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愛する方へ

作者: 悠矢

貴方が好きでした


ずっと ずっと 大好きなままな二人でいると思っていました


勝手に私は思っていました


自惚れていたのでしょうか


私がそう思い直せたのは


数ヶ月後でした



私はずっと夢を見ていました


この夢はずっと続くと思っていました


大好きな貴方を見つめたいと思っていました


ただの幻想だったのでしょうか


今でもまだ 幻想を思い浮かべては


ほほを冷たい水滴が


心を冷たい水滴が


私の想いをかき乱します



貴方は私をどう想っていたのでしょうか


私はどのような存在だったのでしょうか


今では確かめるすべもありません



彼のそばに入れること神に願ったのがいけなかったのですか


自分の魅力(ちから)に頼ればよかったのですか


私はもう神を信じません 愛しません

 



私は彼を責める気にもなれません


全ては私が悪いのだから


彼は何も悪くない


こんなに可愛げのない女の子を少しの間でも好いてくれたなら私はもう十分







長い歳月を経て


色んな考えを巡らせました


でも


やっぱり


私は


貴方のことが好きです


たとえどんなに哀しくて叶わない片思いだとしても


貴方のことが好きです


でも


さよならですね


もう貴方と私はもう逢えない


哀しいです


嬉しいわけがない


でも私の命のリミットはもう


すぐそこまで来ている


だからせめて私に


愛の言葉を囁いて


偽りでも良いから


アイシテルって

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