表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/30

第十三話:「公開討伐戦と暴かれる秩序」

第十三話:「公開討伐戦と暴かれる秩序」

ここで物語は爆発する。

正義を名乗る“秩序側”と、信頼で成り立つ“セーフライン”が、ついに街中で正面衝突。

真実が暴かれる時、人々がどちらを選ぶのか――その分岐点だ。

第十三話:「公開討伐戦と暴かれる秩序」


バストレイド中心広場、午前八時。


王国治安執行局が設営した仮設処刑台の周囲には、兵士と魔法使い、見物人。

空気は張り詰め、全員が噂していた。


「本当に来るのか、あのルディってやつ……?」

「来たら死ぬだろ」

「来なかったら、臆病者か……?」


そして、ルディは来た。

登場:セーフライン、正面突入


屋根の上からゆっくり降りてくる影。

ルディ、アマデオ、ランハートの三人は、堂々と処刑台の前に立った。


「“誠実に生きてきた人間”が、秩序の都合で殺される。

なら、俺たちは何のために剣を持ってきた?」


ルディの声が響く。


「今から俺は、“この秩序”と戦う。止めたい奴は、来い」

VS クリュス・ヴァイン(国家粛清官)


マントを翻して前に出る男。

白銀の魔導剣と規律を纏った鎧、その姿が周囲の兵を一瞬で引き締めた。


クリュス・ヴァイン――国家の刃。


「この場を混乱に陥れた時点で、お前は正式に“反秩序罪”。

問答無用。討伐する」

【バトル構成】

① 先制:アマデオ vs 治安剣士×2


影を切るように走り、ナイフを一人の腕に滑らせて封じる。

だが、治安剣士の防具は魔導加工――ナイフが滑る。


「上等だ。じゃあ真正面から刺す」


アマデオ、影走からの垂直突撃で一人戦闘不能に。

② 狙撃阻止:ランハート vs 魔導狙撃手


高台の魔導手が詠唱開始。

そこに走るのは、ランハート。


「言ったろ、俺は“遠距離潰し”が専門だ」


地を蹴り、横から斬り込む――剣が短く変形し、詠唱口に突き刺さる。


「沈黙してろ」

③ 主戦:ルディ vs クリュス・ヴァイン


白銀の魔導剣が地を裂き、空を切り裂く。

だがルディは、正面から――受け止めた。


「力だけの正義なら、誰かを殺すたびに正しくなる。それでいいのか?」


「貴様は“決定された正義”に従えない者。存在自体が違法!」


セーフブレイカーが振るわれ、魔導剣と激突する。


ガンッ!


「だったら、記録に残せ。“決まってる正義”を叩き潰されたってな」


最後は、胴を回す体ごとの一撃。

ヴァインの剣が吹き飛び、彼は地に崩れた。

情報開示:リュシアの一手


その瞬間、ギルド掲示板に貼り出されたのは――


■ ルディ・セーフラインの記録一覧

・救出任務19件

・非殺傷任務27件

・子供保護件数:36

・破壊された神殿の実態:強制洗脳、未成年者収容


全文、リュシアが保管していた原本付き。

市民の反応が変わる


「……本当に、あれが“正義の敵”だったのか?」

「うちの娘、あの人に救われたぞ」

「俺たちが信じてた“秩序”って、なんだったんだ?」


小さな拍手が、どこからか起こった。


やがてそれは、大きな歓声に変わる。

ラスト一文


その夜、遠くの議会塔にて、ルードレコード評議会の一人が報告書を手に言った。


「……もはや、“秩序の言語”が通じない人間が現れた。

世界は、音を立てて変わろうとしている」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ