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魔人召喚

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 今回は前回より短いです。

 魔人召喚の項目をタップすると、 目の前に半径2mほどの金色の輝く魔法陣が現れる。


「おお!! これはすごいのが来るんじゃないか!?」


「ええ、 きっとすごいのが来るわよ!」


 魔法陣の輝きがどんどんと増していき、 目の前が真っ白になり、 前が見えない。 前が見えるようになると、 そこには一人のイケメンが立っていた。 身長は185cmほどで、 黒の執事服のようなものを着ている。 髪は光り輝くような金色をしており、 目は髪と同じ綺麗な金色をしている。 えっと、 なんですか? このすっごいイケメンは。 しかも、 すっごい出来そうなんですけど。 


「あなたが、 我のマスターですか?」


「あ、 ああ、 俺がお前を召喚したから、 マスターだ。 俺の名前はアラベス・オリジン。 こっちの妖精は、 ミリスだ。 よろしくな」


「私は、 ミリスよ! よろしくね! あなたの名前は何て言うのかしら?」


 それにしても、 自分の事を我っていうのは、 変わってるな。


「我の名前ですか。 ふふ、 お教えしましょう! 我の右腕は山をも崩し、 我の左手は海をも裂く! そして! 我の魔眼はすべてを見通す! 我の名は! ルイス・ルイシュ! 略してルイルイ!!  くっ、 こんな時に、 魔眼がうずいてしまうとは、 沈まれ我が魔眼よ……!」


 目の前のイケメンは、 いきなり訳の分からない事を訳の分からないポーズをしながら言い、 目を抑えてるわけですが……  てか、 名前何で略すんだよ。 ルイルイはどうかと思うけど…… これ、 もしかして中二病的な? こんなにできそうなのに、 ポンコツ……?


「大丈夫なの!? ルイルイ! あなたすっごい強いのね!」


 ミリスは信じてるんだけど…… いや、 ここは異世界だ。 本当かもしれないじゃないか。 決めつけは良くないよな。


「よろしくな。 ル、 ルイルイでいいのかな? 目は大丈夫か?」


「あ、 これは演出なんで。 この方がかっこいいからやってるだけですよ」


 これ駄目なやつだ。 しかも、 急に素を出すのやめてっ! いや、 能力はあるはずだ……!


「ルイルイのステイタスを見たいんだけど、 見せてくれるか?」


「それはいいわね! ルイルイ見せてみなさい! 私が見てあげるわ!」


「我のステイタスですか。ふっふっふっ とくとご覧あれ!」



 名前 ルイス・ルイシュ


 種族 魔人

 職業 魔眼使い


 レベル  1


  力 H

 魔力 D

 敏捷 D

 器用 E

 耐久 H


 固有スキル 魔眼(鑑定眼 麻痺眼 幻惑眼)


   スキル 双剣術1


 加護 闇と混沌の女神レイスティナ



「いいじゃないか! 本当に魔眼は持っていたんだな…… 魔眼めっちゃ使えそうじゃないか……!」


 性格は置いといて、 ちょー優秀だ! さすが本来1,000,000DPもする魔人召喚! 魔眼を使いながら、 双剣で戦うスピード系かな? 魔力も高いな! 力と耐久が低いけど、 レベルが上がれば大丈夫なはずだ。 レイスティナ様の加護はルイルイにもついているんだな。 召喚された魔人にはついているのか。


「ルイルイあなたすごいじゃない! 天才ね!」


「この程度自慢することではありませんよ。 我が優れているのは、 当たり前なのだぁかぁらっ!」


「その気持ち悪い言い方を今すぐやめて……!」


「マスター何を言う。 我の声に魅了されてしまいましたか?」


「お前どんな思考してんだよ……」


 こいつ能力はあるけど、 アホなやつだ。 大丈夫かこいつ?


「アラベスやったわね! 頼りになる魔人が召喚されて!」


「ああ、 そうだな…… ルイルイこれからよろしく頼むよ」


 「うむ! 我に任せるがいい! くっ、 沈まれ我が魔眼よ。 ふっ、 やはり我の魔眼はあばれんぼさんだなっ」


 なに言ってるんだよこいつ、 これからすっごい心配なんだけど……


 まあ、 ちょっと頭がおかしくてもどうにかなるだろ、 なるよね……?



読んでいただきありがとうございました!

進みが遅いですが、 お付き合いください。


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