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弾幕

「弾幕ごっこ?」

「そう、弾幕ごっこ」

「なにそれ?」

「簡単に言うと最近幻想郷で生まれた新しい喧嘩方法かな。」

「それって怪我する?」

「擦り傷程度から致命傷まで。」

「いやいや、致命傷はダメでしょ。」

「まぁ、致命傷は普通の人間がまともに受けたらの話で、君なら大丈夫だよ。多分。」

「多分って・・・」

「それとも私の質問に答える?」

「質問って?」

「君って童t・・・「よし!弾幕ごっこでもなんでもやってやる!」」

「・・・もうほぼ答えだよね?」

「でも、それを言ってしまうと負けな気がする。」

「・・・まぁ、ガンバ。」

「うぅ、気を取り直してルールを教えてくれ。」

「うん、弾幕ごっこって言うのはね、文字通り弾幕を張ってお互いを撃墜する遊びのこと。こういう風にね。」

彼女は手を前に突き出すと「バババッ」と言う音と共に色とりどりの弾が射出される。

「綺麗だな。」

「ふふん、君もやってみてよ。」

手を前に突き出し、念じてみる。

(弾よ出ろ、弾よ出ろ)

だが弾は出ない。

「うーん、こういうのの出し方分かんないな。」

「魔法使いなのに?」

「特殊な魔法使いだからね。」

「そういえば、魔法の世界を経由してこっちに来たって言ってたね。」

「うん、もともと普通の人間だったけど気づいたら魔法使いになった状態でこの世界にいた。」

「なにそれ、ご都合主義?」

「ご都合主義ついでにサクッと弾も出ないかな?」

「そんな主人公補正あってたまるか。」

「弾の代わりに魔法じゃダメ?焦げるかもしれないけど。」

冗談を言いながら魔法を出す。するとどうだろう、赤い弾が熱気と共に射出されたではないか。

「えっ」

「えっ」

「本当に出た・・・」

「こんなに簡単に出されるとムカつくね。」

「なんかゴメン。」

「まぁいいや、弾も出た事だし、早速始めよう?」

「他のルールは?」

「回避不可能な弾幕はダメ。それとスペルカードの枚数と名前を宣言すること。」

「スペルカード?」

「必殺技みたいなものだよ。君は初めてだし、スペルカードは無しにしましょうか。」

「分かった。」

「準備はいい?」

「ああ」

「それじゃあ、始めるよ!」

その声を合図に双方の弾幕が展開され、衝突する。

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