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見知らぬ空
気がつくと僕はそこに居た。
まさに良くある展開、僕は某人気MMORPGをしていた筈なのだが迷い込んでしまったらしい。
小説や漫画で見たことはあるが実際に起きるとは思ってもいなかった。
まぁ、現実にも飽き飽きしてた頃だしこの状態も楽しんでしまおう。
そう思ったも束の間僕はある違和感に気づいた。
「・・・ここはどこだ?」
おかしい。
僕は俗に言うネトゲ廃人と言うやつで、このゲームにおいては知らない事は無いと言っても過言ではない程にやり尽くしていた。
マップも全て踏破しており地形は全て覚えていた。
姿は確かに自分が使い慣れ親しんでいるキャラそのものなのだが、その場所だけは見たことも無い未知の世界だったのだ。




