君との3年前。
あの物語が始まったのは、、、
僕が君に出逢ったのは、今から3年前くらいだったよな。
まずは、物語の最初から始めようか…
僕の親は、
中学の時、担任交えての面談で担任にこう言った。
「この子は、生まれながら持病があるので休んでもついていけるような高校とかありますか?」
「あと、この子には前にも話したようにいじめられた過去があって…」と泣き出す始末だ。
ただ、担任も気付いてるとは思うが、僕の頭はいまいちだ。
いまいちと言うより、馬鹿でどこの高校にも入れないのを僕だって承知の上だ。
なのに、親はプライドが高いのか僕を貶さない為なのか…
親は面談が終わるその最後まで馬鹿なので…とは一回も発しなかった。
担任と親との話し合いの末、僕は偏差値がかなり低い高校を受けることにした。
正直、中学最後のテストを受けたときもほとんど白紙だったし…
その頃には色々あって勉強にも学校の奴等にも期待はしてなかった。
正直、色々ありすぎて頭もパンクしそうだったしね。
その後、
学校見学しに行ったらさ…
案内係の人の癖なのかなんなのか小指の爪だけ伸びててさ。
(何に使うんだ、あれ…。)とか考えてたらさ、母親に腕引っ張られて「話ちゃんと聞きなさい!」だってさ。けっ。
案内係が「こちらでーす」とか指差して母親が注目してるのをよそに後ろ見たらさ、案内係が爪の伸びた小指で鼻ほじったり耳ほじったりしてて…
(うわっ、きったね…)って目で案内してる間、ずっと見てたよ。
あとで分かったけど、そいつ体育の先生でさ。
驚いた記憶が頭にあんのよ(笑)
で、その日は一通りの説明聞いて帰ってきたんだ。
でも、次の日、また見学行かなきゃいけないんだって聞かされた時は、まじうざかった。
長くなりそーです。