7.帳簿ってこんな感じ
わたし個人の見解を記載中。
どーしよっかなぁ。うーん、どれにしようかな~。
何を悩むかって、そりゃあ帳簿ですよ。会計ソフト。
でもね、わたし商業高校出身で、簿記資格もっているんです。
個人業は初めてだけど、ざっと計算してもさほど仕訳処理がない。
青色申告ソフト無料のもの(一部有料)から、有名なところの一万円前後のソフトまで。いろいろあります。
会計ソフトって、ようするに税務署申告する書式でプリントアウトできるってこと? だったら、勉強ついでに税務署に行って聞きたい。だって、仕訳間違っていたら、提出したやつは無効。再提出になる。その場で聞きながら書いた方がいいや。
悩むのに飽きたわたしは、さっそくエクセルで仕訳帳、総勘定元帳と現金出納帳(あとから考えたら、これ必要なかったかも)を作成。ひな形はネットにあふれていますので、まあ好きなものを選んで改造でOKだと思います。
ただし、収入額がそれなりにある方は、節税対策の意味も含めて税理士さんにご相談されるのも手です。顧問料が月一万円くらいだと聞いたことがありますが、これらの顧問料も経費として落とせますし、税理士さんならいろいろ『技』を持っているでしょう!
【仕訳帳】
これは経費や売上の流れの一覧表です。
簿記を知らない方はピンときませんが、以下のようなものです。
・1/5 現金 10,000 / 普通預金 10,000 (預金から現金を下ろした)
・1/10 荷造運賃1,000 / 現金 1,000 (運賃を現金で払った)
・1/15 消耗品 500 / 現金 500 (文具を買って現金で払った)
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増減によって、どちらに勘定科目(現金、荷造運賃など分類)を記入するか決まっています。こういうものサポートをしてくれるのが会計ソフトです。
【総勘定元帳】
これは勘定科目(分類)ごとにまとめた帳簿のことです。
現金なら現金の収支を。荷造運賃や消耗品などなら毎月いくらくらい計上されているか、などが一目でわかるようになっています。
つまり、仕訳帳を見て総勘定元帳に分類していくのです。
【現金出納帳】
と、なるとこれは現金。総勘定元帳の現金収支を集めたものです。
それから忘れちゃいけない【領収書】。
コンビニなどでもらうレシートは領収書をもらうようにします。ただ、感熱紙であるため、年月が経つと印字が消えてしまいます。なので、金額や日付、発行店のところをセロテープで覆っておくと長持ちします。コピーしておくのもありですね。
ただ、冠婚葬祭についての出金は領収書がありません。
こういう時は【出金伝票】を書いておきます。証拠となる招待状や挨拶状などを一緒に綴じておきましょう。ただし、あくまで事業と関係のある出金の場合ですよ。
領収書がない出金【出金伝票】。
これもひな形がネットにありますし、百均でもあると思います。
領収書が基本ですが、上記の冠婚葬祭や打ち合わせに自販機で飲み物を買ったとか、どうしても領収書がない場合に記録しておく伝票です。後から見た時、これがなんだったのかわかるように記入しておくことも大事です。
じゃあ、カードで払ったものは!?
それはカード明細書をとっておきます。たとえば電気代、電話代とかですよね。
全額経費には無理があります。あくまで自分の割合を叩きだして計上します。その際メモとして計算式を残しておくとかすればいいと思います。
とにかく何か聞かれた時に、きちんと説明できること。これが大事です。
偉そうに書いてますが、これはわたしのやり方です。
本業で会計監査や経理を経験していますので、まず問題ないかなとは思っていますが、こうしたほうがいいよっていうのがあれば、ぜひ教えてください。
次回、勘定科目と税務署に行ったらすげー適当なこと言われて驚いた話をかきたいと思います。
読んでいただきありがとうございます。