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いらさい

それは嘆きであり僕の心はじつは鋼になりたかったのかも知れない血液がオイルと混ざり筋肉と金属が混ざり合う

その壊れそうな痛みの中、僕のオイルで濁った眼球は確実に前を見ていた

直立不動それは信号機のように辺りを無意味に見る

信号機に意味はない、それを見るものに意味が生まれる


それは実に本題をついた言葉だ、信号機は交通安全も人の死も考えているかどうかなど一目瞭然に思われた、


私は今何を見ているのだろうひとりな自分について悲しい自信の中

前にいるヒーローに対して悪でいようとしてた

私の意味などそれで十分だ

意味などないこの世界でそれが私の生きる道なのだとしたら誰に否定する権利があろう、私は今、赤く点滅する視界をただあいつ等に向けていた


僕にとって世界とはなんだろう

生きるなんて言葉に意味はない

たとえば楽しむ

これに意味はあるだろうか

たぶん意味をつけた瞬間それは実につまらないものにならないだろうか

まるで魔法に屁理屈をつけるように

結局は分からないから分かろうとする

しかしだからと言って人は物に感情を映しても、やはりそれは人とは同価値にはならず、物を取る人間はさげすまれるだろう


私はずーーと孤独だったわけじゃない

小さいころにはそれなりに楽しく暮らしていた

人並みに笑い人並みに泣き怒りそして安らぐことができた

しかし今はどうだろう、泣きたいときに泣けず言いたいことは言えず

それを大人だからの一言でかたずけていいのだろうか

私は思うこんなこと考えているから誰とも仲良くできない

すぐに疲れて一人でいるんだと


僕はそれを見ていた

それは人ではなく物に思えたが

しかしこの世界に人はいない全てが物

同価値であり全てが無価値である

しかしその基準は少なくとも僕の目に映る今現在のこの世界であり

実際は人の世とそう変わらないかもしれない

しかし今あいつは苦しんでいる自分が他とは違う

ふざけんじゃねえ

ここはすべて同じであり、そしてすべてが思考の無い一つである

その中で無数に分かれ砕けそれでも残るそれがそのものであり

僕は奴にそれを見つけた

不意に金持ちの変人の元へ

さっきのガラスが近寄った

僕はその優しすぎるそれをただただ茫然とみているしかなかった


僕たちはいつの間にか緑の中にいた

しかし夢ではないだろう両方の意味で

空中の中で髪の長い金持ちのロングヘヤーがなびく

実に気持ち悪い

僕はそのほとんど重さの無いまるでプールの感じをさらに強くした感じでそれを抱き抱えて漂う それは歩くエスカレーターのように上へ上へと押し上げてった

地上に出た時、鮮血のような空気が辺りを僕らを包む

まるで埃っぽい倉から何日振りかに出てきたようである

僕は虚ろな目のばかをこ付く

それは不意に何でもない猫みたいな眼を夜空に上げていた

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