グリーンホール 緑穴
あるいていた,僕はどこまでも歩いていた、何も見えないわけじゃないけど、何か見えるわけでもない
ただそれは僕を急かすだけの悪夢、僕は今誰ともない私にせかせれていた
なぜ最後だけ言葉が私になったかって、そんなの、、、、、、、
そのなにもないほどに悲しい世界の名を別名、アパートの一室又の名を男やもめに蛆が湧くともいい私は頭を抱えることも無くその殺風景な部屋で悩んでいた
一人暮らし三十五歳にして初めてであった。目の前に広がる妬けた畳の匂いと光景を前に三十万円する安いイスをどこにおこうか悩んでいる
ふいにおいてみるが畳にそれは異様な雰囲気を醸し出すがとりあえずいいだろうと、段ボールの中から、百万を超えるワインを無造作に出すと開ける
こんなに頑張ったのだこれくらいのお祝いは必要だろう、私は友達にもらったそれを曇り一つないガラスにそそぐ
ワイングラスの中で液体が空気を含みながらダンスするそれを僕は遠目に腕を伸ばし観る
夕焼けにワインが透けて僕の顔を僅かに照らす
「ふーー
どこかきの抜けた僕の声が狭いそれに響く
こくんと喉の中を液体がわずかに通る
まるでブドウ園にいるような香りが鼻を抜けそこがどこだか分からなくなるほどだ
いつの間にか日が暮れ、暗闇の中、外に面した窓を見た、どこからか漏れ出す外の外気が私に触れる
窓に顔を寄せ夜空を見上げるとまた択星がわずかに僕の眼球を通し脳に見える
僕はそれを見た後軽くシャワーを浴びて寝ることにした
その時になっては初めてベットを忘れたことに気付く
まさに人生最大の災厄夜と言ってもよかった
どこまでも暗い夜道僕は新聞を求めて歩いていた
本当なら朝の内にやっておくべきことだった。だいたい道端に新聞紙の束がない事自体珍しい
しかしないので探すしかない、見つけるまでどこまでも、僕は少し遠くまで行かなくてはいけないのかと歩きながら思う
思ったところでやはり歩くしかないのでそこに意味があるかは分からないが、、、とにかく僕は前に進む
ひどくはないとはいえとてもダンボールだけでは眠ることのできないひえが辺りを包む
一晩中歩いているのもいいが疲れる、できれば少しくらい寝ていたい、そして明日に備えておきたい
僕は新聞紙を探した、別に新聞でなくてもいい、毛布なんかがあればいう事は何もない
僕は暗闇の中目を凝らし有りそうなところをところ構わず探すが、ついにそれが見つからなかった
なぜなんだ何で新聞紙がない、僕はイラつきながら歩く
こうなったら一日中歩くのも手だろう、どうせ寒さで眠れない
しかし足は自然と自分のすみかに向かう、その簡素なダンボールハウス
少年はホームレスであった
道の奥で何かカサカサ音がした
不意にそれに目をやるとそこには探し求めていたその字の詰まった紙が路地で風も無いのに揺れていた
その路地裏に少年は駆け寄る、そしてあ然とすることになった
そこにいたのは
そこにいたのは、無数の新聞紙たちの群れだった、群れ団体集団行動 少年はあ然とそれを見ていた
その新聞紙たちは自らトテトテと薄暗い路地の一本道を歩いていたそしてその一番奥に何やら光が見える
それは蛍光灯でも白熱電球でもなく彼の見たことのない種類のもので路地の奥にある行き止まりの壁に穴が開きそこから漏れ出していた
そしてその緑色の穴に新聞紙達が、カードの兵隊のようにトテトテと歩いて行っているのだ
その流れに規則はなくあえて言えばなんとなく間を開けているようだがどこらそこら ぶつかっていた
そして最後にはその紙達が穴の中に吸い込まれるように飛び込んでいくのである
僕はそれをただただあ然としながら見ていた
私は星空の降る街を歩いていた。薄手のコートだが保温効果はばっちりで、袖を通した途端体を温め始めたようである、さすがテンの毛皮を織り込んでいるだけはある、しかし毛皮は私の趣味ではないが暖かいので仕方がないだろう
私は暗い道を歩く、近所に布団でも買いに行こうと思ったのだが、どこも閉まっていて、仕方なく歩いていた
「どこなんだろう
僕はコートを少し身に寄せ付けるように引き付けて思う
そんな時道端に一人の青年がいた
その精鍛な格好が実に物珍しい、私は彼に声をかけて見る事にした、
なぜなら彼しかこの町の夜空に歩き出してあった人物がいないのだから
しかしすぐに気が変わる、毛布なんて言っている場合では無い事が私にもすぐに分かった
それがもしかしたら斬新なアートかも知れなかったがとても今現在の技術でできる代物でない事ぐらい私でもわかる
しかしだとしたら何なんだろう私はまるで夜のネオンに寄り添うナメクジのように何をしているのかわからないいままゆっくりと確実にその穴に近づいていた
僕の横に突然何かが横ぎったそれが無駄に豪華な人間だとなんとなく分かってしまう。
それはマフラーを後ろになびかせながらその奇怪怪な穴に向かおうとしていた
僕は必死にそれを止めることにした、別段止めずに見ているだけでも良かったが
僕はその腕を掴んでしまった
そう放っておけばよかったんだ
僕は今宙を飛んでいた
まるで宇宙である
なぜこうなったか穴に向かいながら考えた
それは入らんお節介で奴の腕を掴んだからだ
奴はそつなく僕の腕を投げ飛ばした
その細身からは考えられないくらいあっさりと
僕の目の前に穴が見える、中は渦巻どうなっているのかわからない
下で紙達が僕を避けている、中にはぶつかった奴もいるが風も無いのにあたったとこから吹き飛ばされ
宙を舞って後ろに流れてった
今僕はは穴の眼先にいる、時間って止まるんだ、そんなことを遺言になるのかとか思いながら穴に頭がすいこまれていった
突然足を掴まれた、しかし今頭が半ば穴に引き込まれまるで見えない力により中に引きこまれているようであった
そのまるでスライムを固くしたような透明の何かとは別に両方の足を誰かが掴んでいる
状況からして言えばさっきの高級そうな男かも知れないが、しかし投げ飛ばして穴に激突させたことから通りすがりのいい人かもしれない
どっち道下を向けない又向いても穴の中に頭一つ引きずり込まれている僕には後ろは見えない
私はなんてことをしてしまったんだと投げ飛ばすと同時に駆けた
それは私の肩を突然つかんだ、とっさに嫌な記憶が私の頭を支配し無意識にそれを前に投げたばしていた
横を通り過ぎる少年、私は急いでその後とを走る
少年の頭がもう少しで緑のホールに入るか入らないという時にようやく足を掴んだ
私の足元には恐ろしい速さで避けていた新聞紙たちが道の端からこちらを見ていた
私はそんなことを考えていたが事実精神的にはいっぱいいっぱいである
その力は彼のみならず私までもその穴の中に引き込もうとしていた
私だけならその中に行ってみたいが彼は別だろう
なんたって私を助けるために止めようとして肩を掴んだはずだ
だったら助けてから考えるのが筋だ
どっち道考えずに入る気でいるが
しかしそんなことを考えていても私は一杯一杯だもう体ごとそれに連れ去られそうだ
しかし私にも仁義ぐらいある、身体がちぎれそうな勢いで私はそれを引き抜く
ゆっくりだが彼の体が揺らぐわずかに握力が緩みそうになり必死で堪える
しかしふいに後ろに嫌な気配を感じた
ゾワリとするようなそれは私はなぜか振り向いてしまった
そこにいたのは龍であぅた
新聞紙でできた龍が路地いっぱいにその顔を私たちに向けていた
もしかしたら緑の穴にはいろうとしているだけなのかもしれなかったが私たちに違いはなかった
それは紙の切れ端をうなり声とともに吐き出すと私と少年のいる路地の奥の壁に吸い込まれていった
もちろん龍だけが入って行ってジッエンドなんてことはなく
それに押し込まれる形で私たちは緑の穴に吸い込まれていった
グリーンホールとでもいう代物だろうか
起きてみるとそこは異様な雰囲気だということがすぐに分かった
目を開けて起きだしてみるとそれが異様な空間だとすぐに分かった、その建物に囲まれた場所はどの建築物も異様な増築がされており有にビル二十階は超えているように思われ
僕はただただそれを眺めているしかなかった、そしてもう一つそこには誰もいない確かに隣の金持ち風の人間を除けばだがこれだけの建造物がありながら誰一人として動くものがいない
それは人に囲まれて生活している僕にとっては異様な物であった
しかしすぐに気づくことになる
私はとりあえず眠っている事にした。しかし外気からして異様なそれは間違いなく今までいた場所とは違うと私はうすら目に目をあけながら考える
それにしても結局彼を助ける事ともできずに落ちていたであろう私は実に不甲斐なくそしてだめな人間だ
私は涙が流れないように必死に彼を助けることを考える
変な世界に行きたいなど変人の考えること彼なんかが来る場所では少なくともない
私はふいに起き上がり天を仰いだ
真っ暗な漆黒の闇のはずなのにその壮大な建物はしっかりと目に見る事が出来
さらにはよく見れば天井に穴をあけたような細くしっかりした星のような明かりがその漆黒から私を見下ろす
「ブラーーボ」」
私の叫ぶ声が建物に反響しどこかに行く
私はただただその異様なものを眺めていた
僕は隣でいきなり叫び始めた変人を見ていた
そう言えば昔んだ漫画にどこかの変な性癖の金持を頭に思い出す
もしかしたらその類の人間なのか、だとしたら金持って
僕は首を振りながらそれを見ていた、いったいいつ何をしでかすか分かったものではない
だいたいつかんだと思った手を奴はいきなり押し込めて穴に押し込んできた
だとしたらそれは好意的にこの穴にはいろうという事ではないか
だとしたらなぜに足を掴んだかが全く謎になるが、、、
とにかく見た感じ唯一の人間を放す分けにも行かない、もしかしたらこれは案外あいつが仕組んだのかも知れないなんだって金持ちそうだから、できるのかも知れないじゃないか




