【プロットタイプ】遠く、遠く、遠くへ
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。
注意事項2
予約取れなかったから、6月にしたけど、なんなら今週から京都とか、名古屋とか、北海道とか、長野行きたい。
遠く、遠く、遠く、もっと遠くへ。此処ではない場所へ。そう思い続けなければならない時というのは、大抵精神がおかしくなっていて、早くこの場から離れたいという感情が暴走している時である。
とある日土曜日。丁度正午を回った後のこと。俺達は行き付けの喫茶店で、珈琲を嗜んでいた。苦い豆の味。黒い液体。其れに混ざるようにして、煙草の匂いが僅かに拡散している。
そこで同居人は、ただぼんやりとチョコレートケーキにフォークを突き立てながら、うつらうつらと呟いた。
「どうにも私は衝動的な人間で、ある日突然、自殺したり、他殺することがあるんじゃないかと思うんだよ」
言葉は返さなかった。返す必要がないからと言うよりも、そうなる信憑性の高さ故に、同意する必要性さえ感じないと思っていたからである。
衝動性。自殺願望。他殺願望。ある時、コップの縁から水が溢れ出る様に、きっと此奴はどんな事でもしてしまえるのだろう。そのどうしようもない危うさは、歳をとる事に落ち着く事はなく、寧ろ酷くなっている様に思えた。
危なっかしい。理性が人より数倍強くなければ、恐らく人生の何処かで問題を起こしていただろうと思えるぐらいに。上司と喧嘩する。なんて些細な事では済まないぐらいに。
「瑠衣たん、私はね、遠くに行きたいんだ。遠く、遠く、遠く。自分の姿形さえ霞んで分からくなってしまうぐらい、遠くに行きたいんだ。そうして」
「死に場所を探すのか?」
ふとそう問い掛けていた。なんの気もなしに、そう言っていた。
すると同居人は酷く驚いた顔をして、ただぼんやりと瞬きをした。
「違うよ。でも、うーん、どうなんだろうね。港町で船を見るんだ。沢山の客を乗せた客船を見るんだ。そして汽笛の音を聞くんだ。煙突からボコボコと煙を立てるのをただただ間近で感じるんだ。
そこに君が隣に居てくれたら、きっと素晴らしいんだろうね」
北海道に行きたいなーって。
行くには飛行機か。行って帰って来れるのか。という疑問。
あの時見た、夕暮れ時の船の景色が忘れられない。
真っ直ぐ引かれた水平線の上に、豪華客船が止まっていて、定期的に汽笛の音が聞こえるんです。
コォーコォーって。
また見たいな。麦焼酎の〇階堂を思い出すんですよ。
水平線を引いたのは。




