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すべては悪役令嬢の掌の上

作者: 紬夏乃

 





「ヒルデガルト!そなたとの婚約は破棄させてもらう!!」


 王立貴族学園卒業パーティの最中。王国唯一の王子であるユーリウスが広間の中央で大声をあげる。


 ユーリウスの隣には、エメリ男爵令嬢が寄り添っていた。


「私たちは、真実の愛を見つけたのだ!『悪役令嬢』であるそなたが引き裂くことなど断じて許さぬ!」


 晴れの舞台で不名誉を叫ばれたヒルデガルト公爵令嬢はしかし、堂々とふたりに相対し、オパールの輝きをもつ目を細めた。




「ウフフ……ッ」


 弓なりになったつややかな唇からは、抑えきれぬ笑声が漏れた。




 §




 王立貴族学園は5年制だ。13で入学し、卒業と共に成人と認められる。貴族全体の知識を底上げするという名目で集められるそれは、上層にとって都合のいい知識を植え込むという側面も、社交界の縮図という側面も持っていた。


 ユーリウスが、ヒルデガルトとエメリが入学したころから、王国ではとある物語が流行していた。


『身分の低い、心やさしく可愛らしい令嬢が見初められ、悪役令嬢に虐げられながらも前を向き、真実の愛で結ばれる成り上がり譚』


 王道と言える物語は連日劇場で華々しく上演され、国民に広く受け入れられた。手を替え品を替え、作家たちはこぞって物語をつむぎ、国民は熱狂的に物語を楽しんだ。


 そんな流行の最中に、ユーリウスとエメリが出会い恋に落ちたのは、ある意味当然ともいえることだっただろう。




 ユーリウスは唯一の王子であったが、その生まれに問題を抱えていた。ユーリウスは王と王妃の間に生まれた子ではないのだ。


 王と王妃の間には子ができなかった。良いとされるものは食事も薬も取り入れられた。ついには身元の確かな経産婦まで手配されたが、それでも王に子はできなかった。


 王は(はら)が悪いのだと信じたがったが、おそらく(たね)に問題があるのだろうと誰もが察していた。


 世継ぎができぬ重圧と、(たね)に問題があると裏で囁かれる屈辱に王は追い詰められ、深酒の果てにひとつの過ちをおかした。身分の低い平民の、掃除婦に手をつけたのだ。


 王の寝所に連れ込まれた掃除婦は、ことが終わったとたんに身柄を拘束された。万が一を考え、身ごもっていないと確認されるまでは解放できなかったのだ。


 幽閉の身のまま掃除婦の懐妊は確認され、ひとりの男児が産まれた。ユーリウスの母親は、平民の掃除婦なのだ。


 王の子は待ち望まれていたが、ユーリウスは産まれた瞬間から疑いの眼差しに晒された。ユーリウスはどこまでも母親似で、王家の象徴とされる黄金の髪もオパールの瞳も持っていなかった。


 母親と同じ黒髪と青の瞳を持って産まれたユーリウスは、王の子ではないのでは、と囁かれた。掃除婦は誓って王以外に体を許していないと泣きぬれたが、身分の高いものたちにとって平民の掃除婦の貞操など信用をおけるものではなかった。彼女らの一部が金銭を目的に、奔放に過ごしていることを知っていたからだ。あんなに望まれてもできなかった世継ぎが、よりにもよって掃除婦との間に一度の過ちでできたことも一層疑いを深めさせた。


 それでも王は周囲の反対を押しのけユーリウスを自分の子だと認知した。王は、自分に子が作れると信じたかったし、薬に頼って毎晩のように強制される閨事に疲れ果てていた。もう心底から全てに鬱していたのだ。


 そんな混乱と騒動の最中、公爵家に嫁いだ王妹が娘を産んだ。黄金を溶かしたような巻き毛とオパールの瞳を持つ、王家の象徴のようなヒルデガルトを。


 ふたりは産まれてすぐさまに婚約が定められた。不確かな王子の血統を埋めるために。


 掃除婦はユーリウスを産んですぐに儚くなった。王の世継ぎを産んだ重圧と、疑惑の目に耐えきれずに病んだのだと言われたが、怒りに狂った王妃に処分されたのだという噂は秘密裏に囁かれ続けた。


 王は頑なにユーリウスを自らの子だと言い張ったが、愛をもって接することはしなかった。心のどこかで信じきれずにいたのだ。ユーリウスは守られず、疑われ蔑まれ、しかし王の子だと言い張られた。


 自分と違い確かな血統とその証明のような色彩をもち、称賛されるヒルデガルトをユーリウスが疎んじるようになるのは、当然のことだった。


 さらに悪いことに、ヒルデガルトはユーリウスよりもよほど優秀だった。侮られながらもせめて自らの有用性を示そうとユーリウスがいくら努力を重ねても、ユーリウスはなにひとつヒルデガルトに及ばなかった。


 学園生活で、さらにヒルデガルトの優秀さと比べ続けられるのだと鬱屈していたユーリウスが、他の女(エメリ)に出会い恋に落ちるのは必然だった。


 まるで流行りの物語の主人公のようだ、という甘美な誘惑は、ふたりの想いを燃え上がらせた。


 学園の中では、ふたりの恋を応援ないしは黙認するという空気が流れていた。ユーリウスとエメリはある程度わきまえていて、表立って関係性を見せびらかすようなことはしなかった。ふたりはただ学園の片隅で、ささやかに想いを通じ合わせた。口付けさえ交わさず、人目を避けて手と手を触れ合わせ視線を交わす程度の逢瀬に、学園の生徒たちは流行りの物語を重ね合わせた。まるきり物語のようではないか、と。


 ではヒルデガルトは「悪役令嬢」の立場なのだ、という認識が学園中に広がることも、当然の流れだった。エメリは時折、些細な無くしものをして涙をこぼしていたのだから、なおさらのことだった。


 そして迎えた卒業パーティで、ユーリウスは大きな賭けに出た。ユーリウスはヒルデガルトを憎んでいたし、劣等感を抱いていた。なんとしても自分の身の近くからヒルデガルトを排斥したくてたまらなかった。


 だから婚約破棄に打って出た。物語の流行に乗って国民全体の支持を得られれば、ヒルデガルトを「悪役令嬢」の役割に押し込めることができればそれが可能ではないかと思ったのだ。


 ヒルデガルトに非は一切なかった。ユーリウスは、自分が理不尽な言いがかりでヒルデガルトの名誉に傷をつけようとしていることを理解していた。それでもそうせずにいられないほど、ユーリウスはヒルデガルトが憎くて仕方がなかった。






「ええ、わたくしは婚約破棄を受け入れるわ」


 静まり返った広間に、ヒルデガルトの凛とした声が響き渡った。


「そして今この時をもって、ユーリウス殿下、あなたの王位継承権剥奪と離宮への蟄居が確定したわ。お忘れではないでしょう?あなたの王位継承権はわたくしとの婚約で支えられていたもの。王位継承権第二位はこのわたくしだったし、今わたくしが王位継承権第一位となったわ」


「なに、を……」


 咲き誇るように艷やかに笑うヒルデガルトに、ユーリウスは戸惑った声をこぼした。


「殿下も、エメリ嬢も、この場にいる誰も彼も、誤解をしているのよ。学園は所詮、学園でしかないのに」


 そう、誰もが誤っているのだ。いくら学園内でユーリウスとエメリの仲を認める空気が漂っていたとしても、所詮子どもたちに何かを決定する権限など何一つなかった。


 押さえるべきなのは、その親たちなのだ。


 ヒルデガルトこそを王位につけるべきだという支持者は多かった。ヒルデガルトは学園内の問題を放置していたのではない。皆が学園内でままごとのような勢力争いをするなか、ヒルデガルトはひとり異なる場所で勢力を伸ばしていた。




 ユーリウスがエメリに心奪われた瞬間から、ヒルデガルトは己が王位につくことを決めたのだ。




「エメリ嬢、あなたには縁談を用意したわ。王位継承者(わたくし)の口利きですもの、拒否権などないし、ご両親の承認も得たわ」


「そんな……!」


 エメリは血の気を失って、悲痛な声をあげた。どんな悲惨な縁談をまとめられたのかと、涙を浮かべて崩れ落ちた。


「安心して、女同士だもの。あなたを不幸にしたいだなんて、ちっとも思っていないわ。年頃の合う、見目が整った、誠実で財もあるきちんとした殿方よ。ねえ、あなたは幸せになるべきなのよ」


 ヒルデガルトは絶望するエメリを安心させるように、地に膝をついてエメリと視線を合わせ、優しく微笑んだ。


「ねえ、考えてご覧なさい。あなたが本当に王妃となったとして、どんな目に遭うかを。王宮の古狸たちはあなたを嘲るわ。身分の低い、王子に取り入っただけの女だって。そんな中であなたは国を背負わなければならないの。一挙手一投足を監視されるわ。ひとつ誤れば簡単にどこかで命が失われる。あなたには大勢の命がのしかかるし、大と小どちらを死なせるかを選び続けなければならなくなる」


 王位継承権をもつヒルデガルトの言葉は、重く重くエメリの心に響いた。


「針のむしろの上で、何かが起こればすぐに糾弾される。己の不出来で戦だって起こってしまう。……あなたにはもしかしたら、友や家族に死ねと命じなければならない日が来るかもしれない。ねえ、あなたは幸せになるべきよ。大切に守られて、慈しまれて、重圧など背負わずに。そうでしょう?」


 慈愛の微笑みを浮かべるヒルデガルトは、真実エメリを救おうとしているようだった。幸せに導こうと。エメリにはそうとしか思えなかった。


「わた、私……っ」


「大丈夫よ、心配なんてしないで。あなたは少し、学生時代の淡い夢を見ただけ。あなたが清らかなことはわたくしがちゃんと知っているわ。そうね、少し物語に憧れてしまっただけなのよ」


 エメリははらはらと涙をこぼした。『幸せに暮らしました』の先の残酷な現実を示され、もうどのみち縁談を断るすべもなかった。エメリはただうなだれ、涙を流しながら頷くほかなかった。


「殿下も安心なさって」


 ヒルデガルトは流れるような美しい所作で立ち上がり、ユーリウスを見つめ微笑んだ。


「流行に惑わされ人心を謀る浅慮を起こして何事もなく、とはいかなかったけれど、粗末な扱いなどわたくしがさせないわ」


 ヒルデガルトは上に立つものの威厳をまとい、ただ言葉を失って棒立ちになるユーリウスに向かって高らかに宣言した。


 どちらが王にふさわしいか、その場にいるものたちは心底から思い知った。


「蟄居だって、いずれ解除できるよう取り計らうわ。わたくしは、いつかあなたと同じ方向を向いて歩んでいける日が来ると信じているの」


 ヒルデガルトが『悪役令嬢』だなんて、どうしてそんな妄言がささやかれたのかと、その場にいるものたちは皆が己を恥じた。ヒルデガルトこそが王にふさわしいのだと理解した。


 そして、こんなに慈愛に満ちた王の元で働けるのだと皆が心に誇りを抱いた。彼女の治世の元で、王国はいっそう栄えるのだと、それを自分たちが支えるのだと感動した。


 ぽつりぽつりとヒルデガルトに拍手が送られる。それはしまいに万雷の轟きがごとく広間に響き渡った。


「皆静粛に。ありがとう、あなたたちの心は受け取ったわ。卒業パーティがこのようなことになってしまったけれど、さあ、お開きにいたしましょう。次に会うときは皆成人として、己が言動に責任を持ち共に王国を繁栄に導きましょう」


 生徒たちは皆口々にヒルデガルトを称え、広間を後にする。エメリもまた、友に支えられながら去っていった。






 広間には、しゃんと立つヒルデガルトと、その足元に崩れ落ちたユーリウスだけが取り残された。






「ふふっ」


 ヒルデガルトはふたりを残し誰もいなくなった広間の中央で、堪えきれないように笑い声をもらした。


「かわいいかわいい、かわいそうなわたくしの殿下」


 ヒルデガルトは地に手をつくユーリウスの顎を扇子でついと持ち上げ、彼の瞳を見つめた。


「撒いた餌に食いつかなければ、わたくしがあなたの治世を支えてさしあげたのに」


 ヒルデガルトは先ほどまでと雰囲気を一変させ、薄ら笑いを浮かべた。




 王道の物語を流行に導いたのは、ヒルデガルトだった。




 名を伏せたパトロンとして作家を支援し、ユーリウスが食いつきたくなる物語を紡がせた。この後の流れも整えてある。アンチテーゼとして大々的に『男に媚びるだけが能の悪辣な女によって悪役令嬢という汚名を着せられた清く美しい令嬢が、逆境に立ち向かい幸せを掴む物語』を公開するのだ。


 作家は目を爛々と輝かせてそのアイデアに食いついた。構想は無限に湧いて出る泉のようだ。悪辣な女は、敵国のスパイにしたっていいし、魔のものにするのもいい。男を誑かす淫蕩な女でもいい。国を破滅に導く、どうしようもない愚か者にするのだ。


 国民はさらなる刺激に熱狂するだろう。『悪役令嬢』にされがちだった上位貴族の令嬢たちも、こぞってその流れを迎え入れる。ヒルデガルトが『悪役令嬢』と囁かれたことさえ、称賛に取って代わるのだ。


 かわいらしいだけのエメリには、すでに言い訳が用意されている。『物語に影響された殿下に言い寄られ、身分差から強く拒めなかったのだ』と。彼女は学園生活を蒸し返されたとき、そう言うより他ないだろう。そうしなければ、次は己が悪辣な娘と誤解されかねない。


 エメリにはきちんとした縁談が用意された。見目の整った、誠実で財のある、裕福な商家の跡取りだ。


 エメリは平民となり、彼女が憧れた上流階級の社交の場に現れることはできなくなる。エメリが学園の中で真実どうあったかなど、平民が知りようもなかった。それとは逆に、エメリが平民の中でなんと言い訳をしようと、それを嘘だと暴き立てるものもいない。


 かわいらしいだけの愚かなエメリの考えることなど、ヒルデガルトには手に取るようにわかった。『大それた夢を見たけれど、実家よりもよほど裕福に暮らせて、お嬢様と大事にされる。このほうがよっぽど幸せだ』と。ユーリウスとの真実の愛をさえずった彼女はユーリウスとは違う男の元で幸せを掴む。


 幸せになってもらわなければ困るのだ。ヒルデガルトは、彼女が幸せになる様をユーリウスに突きつけたいのだから。


 エメリが簡単に自分を裏切り他の男を愛したのだと知ったとき、ユーリウスはどんな顔を見せるだろうか、とヒルデガルトは愉悦の笑みを浮かべた。


「かわいいかわいい、かわいそうなわたくしの殿下。あなたにはもうわたくししかいない」


 ヒルデガルトは王位につきたかったのではない。


 ユーリウスを、王ではなく自分ひとりだけのものにしたかったのだ。


「わたくしだけがあなたを見つめてあげる。わたくしだけがあなたの声を聞き、あなたの絶望を受け止め、愛してあげる。わたくし以外に誰一人訪れない離宮で、あなたはいつまでその澱んだ目をわたくしに向けてくれるかしら?わたくしはあなたのその歪みを、劣等感を、何一つわたくしに勝てない弱さを、心の底から愛しているの」


「――――悪魔め」


 ヒルデガルトはユーリウスの憎しみのこもった視線を受け止め、恍惚とした表情を浮かべた。


 ヒルデガルトにとって、己の地盤を固めることも、王にユーリウスの王位継承権剥奪及び離宮への蟄居をのませることも、赤子の手をひねるように簡単なことだった。


 王と王妃の関係は最悪だった。王妃はプライドを傷付けられ、どうしても出なければならない催しの最低限しか顔を出さなかった。


 王族の手が必要なとき、王妹としてヒルデガルトの母が駆り出された。それでも足らなければヒルデガルト自身が。ヒルデガルトはそこで着実に根を張り巡らせた。


 元よりヒルデガルトの王位継承を望む声は尽きないのだ。血統を求めるものにはその血筋を。利益を求めるものには見返りを。敵対するものは弱みを握ってヒルデガルトに屈服させた。


 爵位を継いでいない子どもなど、所詮はまだ替えのきくスペアにすぎなかった。


 王は誰よりも簡単だった。『他の誰にわからずとも、自分にはユーリウスが真実従兄弟だとわかる。他の誰かを選ぶつもりなど毛頭ない。自分が王位につけさえすれば、必ずや王の孫を誰も文句の言えない後継にしてみせる』と囁やけば、王はヒルデガルトの求めを簡単にのんだ。


「ウフフ……ッ」


 ヒルデガルトは童女のように笑い、ユーリウスの前にしゃがみ込み、覗き込むようにユーリウスに顔を近付けた。


「わたくしだけがあなたを選び続ける。あなたのその瞳はいつまで憎しみを宿すかしら?すぐにわたくしに屈して甘くとろける?ああ、わたくしはそのどちらも愛しくて、愉しみで、どちらがいいかを選ぶことさえできないの」


 ユーリウスにはもう、ヒルデガルトから逃れるすべがなかった。


「愛し合いましょう、わたくしの殿下。深く深く。誰にも邪魔をさせないし、誰にもあなたの心を分け与えたりしない。愛しい愛しいわたくしだけの殿下。ずっと澱んだ目でわたくしを見つめて。甘くとろける瞳をわたくしに見せて。ああ、どちらも選びきれなくて、どちらも等しく愛しいの……!」






 ユーリウスの心がへし折れるまで、あとわずか。









【登場人物紹介】

ヒルデガルト

優秀で有能でやばいヤンデレ。ユーリウスがだいすき。


ユーリウス

わりと早い段階で心がへし折れる。わんわん。


エメリ

人生丸ごと利用された。まあ……幸せ……


悪役令嬢婚約破棄ざまぁテンプレを書こう!と思いました。

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国は有能な指導者を得られて安泰・悪役令嬢は愛する人と一緒で幸せ・男爵令嬢も贅沢しつつ甘やかされて幸せで、王子さえ諦めてわんわんになれば劣等感も疑惑の血筋の重責も投げて幸せ。 どう足掻いてもハッピーエン…
[一言] これは…ある意味ユーリウス最強? 心折れてる場合ではないですよ!(*⁰▿⁰*)ノ これからユーリウスのターンが始まるのです(そこに愛は無いw)
[一言] 実はユーリウスがハイスペックなヒルデカルドにぞっこんで彼女からの濃厚な愛を手に入れるためにヤンデレに変身させたっていう背景まで浮かんでしまいました 笑 ヤンデレコワイ
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