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絵を

見に行こうと誘われた


でも実は僕は

絵がよくわからない


だから

一緒に行くといったのに


僕と君の

都合が合わなくて

僕が

君が

同じ場所にいるなんて

そんな奇跡がなかなか起きない


一人で見た

額縁の中の絵は

窮屈な感じがする


そんな絵を

一緒に見に行くのだってやっぱり

窮屈な気しかしない


何も感じない

ガラスの向こう

適度に調整された

湿度と気温


油は

べっとりと

目に絡みついてくる


手を伸ばしたら

君は逃げた

握ろうとしたから

僕は逃げた


一枚の絵

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