葵渚の憂鬱そして嵐の日々
好き? 結婚?
何度も何度も頭の中で復唱してしまいます。
あれは橘くんですよね? 私の妄想だったのではないでしょうか?
猜疑心でいっぱいになります。
クラスの人たち全員、私が生駒寮生と知った途端、固まってました。私の体が男と知ったからです。でも、彼は、橘くんだけは初めから知ってたはずです。
それでも私に求婚・・・いえ、交際を申し込むなんて、変です。ありえないです。私の妄想と思った方が現実的です。あるいは夢。白昼夢だったのでは? だとしたら今の私は夢遊病のようなのでしょう、あてもなく歩いています。
でも手の感覚は間違いなくありました。痛みも感じたほどです。今でも手に彼の手のあとが残ってるようにリアルです。お弁当もありません。教室に置き去りにしたからです。
これはいったいどうゆう状況なのでしょうか? 橘くんは同性愛者? いやいやいや、そんなわけ・・・。
色々考えてしまいますが、全然纏まりません。では順序だてて考えてみましょう・・・・・方法を変えても全然纏まりません。
「夕日が綺麗です。」
夕日? 軽く現実逃避してみたとき、始めて知りました。もう夕方?
時計を見ると5時。お昼休みが終わってます。いやいや、学校も終わってる時間です。お昼から5時間近く夢遊病のように歩いていたのでしょうか?
くうぅ。お腹が鳴ってます。お昼食べてないので当然のように・・・。
そしてそれらのことがどうでもいいように思えてきました。
「ここどこ?」
自慢じゃありませんが・・・えぇ、全く自慢できませんが、私は方向音痴です。壊滅的と言われています。
こんな風に街にポツンと置かれたら、学校に戻るなんてできません。寮にもたどり着けないでしょう。
周りの景色を確認してみます。右に川が流れています、その向こうは田んぼや畑。左には住宅街がありますが、それは建設中のもので人の気配はありません。前には山。後ろは田んぼや畑・・・・GPSは鞄の中。
これ、ちょっとやばいかもしれません。
そうだ、右手を壁につけて歩けば。橋から橋を回ってしまうだけでした。これは迷路の抜け方でしたね・・・。
そうだ、夕日に向かって歩けば海に出られます。そこまでには知った道に行けるでしょう・・・少し歩いただけで夕日は沈んでしまいました。
そうだ、川を下流に向かえば・・・夕日に向かって歩いている間に川から離れていました。
そうだ、誰かに道を聞けばいいんですよ・・・あたりに人の気配がありません、田んぼと畑だけ・・・。
田んぼと畑しかないこのあたりには街路灯もあまりありません、今いる街路灯を離れるとまっくらです。
だんだん心細くなって、お腹が空いて、ちょっぴり肌寒いです。
遭難したときは下手に動き回らないほうがいい。そう聞いた事がありますが、本当なのでしょうか?そんなこと実験したいなんて誰が思うのでしょう? でも、この街路灯から離れるのが怖くて、そこに佇むしかできません。誰か助けてください。
マサミさん、イナリさん、川本さん。心の中で呼んでます。誰か来て下さい。
周りを見渡しても誰の姿も見えません。もう泣きそうです。
どうしてこんなことになっているのでしょう? きっと橘くんの所為です。彼があんな変な事を言わなければ、私の手を握って告白なんてしなければ。
無理です・・・私はそう言って教室を出ました。何が無理なのでしょう?
結婚?・・・それは法律で決まってるので当たり前ですね。
お付き合い?・・・別に無理でもないように思えます。今でも色々お話したりしてますし、あとは一緒にお出かけとか、会った当初は普通にしてました。
好き?・・・えぇ、好きですよ、彼の颯爽とした歩き方、自信に満ちたしゃべり方。
でも、付き合いたいとか、彼氏になってほしいとか、そんな事・・・考えなかったと言えば嘘になります。
でも、本当にそんな事望んでなどいません。私が好きになり、付き合う事を望めばその人は私の元から去ってゆくのです。それがデフォルト。それが仕様。
私は好きな人のそばに居られるのなら、付き合おうなどと思ってはいけないのです。
でも、やっぱり会いたい。そう思ってしまうのは我侭なのでしょうか?
母の言葉を思い出しました。自分のまま・・・。
私は橘くんをどう思っているのでしょう? 本当の私は橘くんとどうありたいの願っているのでしょう?
自問を繰り返します。何度も何度も何度でも。前提を変えて、状況を想定して。そしてまた何度も何度も何度も何度も何度でも自問を繰り返します。
出てくる答えはいつも同じ。どう足掻いてもやっぱり同じ。
「やっぱりそうなんだよね。」
あのとき拒絶した自分に腹が立ちます、「はい」たったそれだけの事がなぜ言えなかったのでしょう?
あんなタイミングで告白してきた橘くんに腹が立ちます、なぜあの時なのでしょう?
「全部橘くんが悪いんじゃない!」
責任転嫁です。それはわかってます。でもそう叫ぶとすっとしました。どうせこんな田畑の真ん中・・・。
「そうだね、悪かったよ。」
「!!!!!」
霞隠れの術? 人の気配なんて感じてなかったです。なのにすぐ横に橘くんがいます。
「返答を要求する予定はなかったんだ、ただ僕の気持ちを伝えたかった、それだけのはずだったのに・・・・なんでだろう?・・・でもよかった、やっと見つけたよ。」
こちらを眺めるように見つめ、かれが微笑みました。
何かが頬を伝っています。街路灯の薄い明かりに見える彼の顔がよく見えません。
「見つかっちゃいました。」
それだけ言って私は泣いてしまいました。彼はそっと私の肩を抱いて一緒に歩き出します。
寂しかったのです、心細かったのです。泣いてしまうのは仕方ないじゃないですか。
しばらく泣きながら歩いていましたが、落ち着いてきたのか、なんとか前も見えるようになってきました。街の明かりが足元を照らしてくれるころにはすっかり落ち着いていました。
彼はずっと無言で私と歩いていてくれてます。何かを考えているのでしょう。
やがて寮が見えました、マサミさんもイナリさんも、その他大勢も門の前で心配気に集まっていました。
マサミさんが私に気付き、駆け寄ってきてくれました。イナリさんもです。
「渚! あんたどこまで心配させるのよ!」「GPSは肌身離さず持ってなさいよ。」
「ごめんなさい。」「彼女は悪くないよ、諸悪の根源は僕だし。」
キッと橘くんを睨むマサミさんとイナリさん。
「ち・違うんです、私が取り乱してしまっただけなんです。」
「まあいいわ、早くこっちきなさい。」
そう言って私は寮に入ってきました。寮の食堂に私の荷物もあり、夕食も準備されてました。
寮母さんが何事もなかったように一言「おかえり。」とご飯を出してくれます。
「ありがとうございます。」
内心怒られるとビクビクしてたのですが、寮母さんは優しかったです。隣にもう1セット夕食が準備してありました。そこに橘くんが座ります。
なんだか不思議な光景だな・・・そんな事を思いながら遅めの夕食を頂きました。
「渚、あんた今日は体が冷えてるんだから、シャワーじゃなくてお風呂入りなさい。」
寮母さんに言われ、逆らっちゃいけない気分なので「はい。」とだけ答えます。
お風呂から出るとまだ橘くんがいました。他には誰もいません。
「そうじゃないんだけど、僕はひとつ、君を騙してたんじゃないかと思うんだ。」
「え?」
「だからその懺悔をさせて欲しい。」
「騙してた?」
「うん、僕はこの寮の203号室が割り当てられててね、今日はそこに泊まる。」
「???」
「つまり僕は自分が男だと公言してるし、それを疑っていないけど、体は女なんだよ。」
「え?・・・そんな・・・だって胸とかも。」
「乳房は手術で取ってある。そこまでは許可が取れたからね。」
なんでしょう? また頭がついて行ってません。橘くんが女の子? そういえば橘楓って女の子っぽい名前です。そういえば妹さんも楓おね・・・って、楓お姉さま? あれは聞き違いじゃない?
「僕はここで同じような境遇の人と一緒に暮らすのが惨めに思えて、どうしても嫌だったんだ。だから家を買ってそこに一人で住んでいた。」
「家族に絶縁されたというのは・・・。」
「僕の家族にとって性別を変えるというのは許せる行為じゃなかったんだろうね。」
納得はできますが、理解ができません。すると彼は立ち上がり、服を脱ぎ始めました。
「え? ちょ、なにしてるんですか?」
「僕もお風呂頂いてくるよ。」
そう言って一糸纏わぬ姿に。私の顔が赤面してるがわかりますが、手で遮りながらも確認してしまいました。なかったです、上も下も。私は上はありませんが、下はあります。
彼がお風呂に入って始めて呼吸ができました、いつから息を止めていたのでしょう?
肩で息をしながらテーブルの下を見つめ呟きます。
「本当なんだ・・・。」
なんとなくなんですが、彼がお風呂に入ってるうちに自分の部屋に引っ込んでしまいました。
ベッドにうつ伏せてぼうっとしてます。何を考えればいいのでしょう? 何も考えられないのです。
色々ありすぎです。もう私の頭では処理しきれません。
そして思考を放棄して眠ることにしました。
橘くんは地べたに這いつくばって懇願してます。
「僕と結婚してください!」
私は腕を組みそんな彼を見下ろしながら軽蔑の眼差しで。
「だってあなたは女なのでしょう? 子供も作れない男に用なんかないわ。」
「それは君だって同じだろう?」
「だからよ、私が作れないのだから、相手には作って欲しいの。」
「そ・それはどんな理屈?」
朝起きると変な夢でした。なんでしょう? あのシチュ。
そう、内容的には変則でしたが、あれは私の理想。私は結婚相手に浮気をしてもらい、そこで出来た子を私達の子供としたかったのです。私に子供を作ることができないのだから・・・。
私の気持ちは固まりました。
「おはようございます。」
「おはよう!」「おはよ、渚。」「っす。」「なんかすっきりした顔してる。」「やふ。」
みなさんからも挨拶が返ってきます。いつもの朝の光景・・・に不調和音。右手をひらひらさせ微笑む橘くん。私は彼に今朝急いで書いておいた手紙・・・違いますね、退職届を渡します。
彼は一瞬で表情を固くしてそれをじっと見ています。
「本当にお世話になりました、この御恩は忘れません。」
深く丁寧にお辞儀します。
「契約では夏休み明けまでだったはずだけど。」
彼は退職届を見つめながら切り札とも取れる言葉を紡ぎます。
「違約の処分について申し立てはしません、どのように処分されても構いません。」
「わかった。」
彼はその場に立ちあがり振り返り寮母さんと何か話をして出て行かれました。
その様子を見守っていたマサミさんが寄ってきました。
「どうしたの?」
私はマサミさんに微笑みながら向き直りこう言います。
「新しいバイトを探さなければいけなくなりました。」
その日彼は学校にきませんでした。ちょっと罪悪感を感じますが、私の出した答えの結果です、変えようがないじゃありませんか。
放課後、職員室に向かいます。バイトの斡旋をお願いにきました。覚悟はしてましたが、やっぱりありませんでした。でも、落胆はしてません。あてはありましたので。いつも行くスーパーのレジがまだ募集してたのです。そこを審査して良ければそこに決めようと思ってたのです。
「葵~、問題ないそうだ。今から面接してくれるそうだぞ。」
「ありがとうございます、お手数をかけました。」
いつも行くスーパーは、長く募集をしてても人がこなかったのか? 時給を上げていました。880円で契約してその日から研修となりました。お仕事自体は凄く簡単です。いつも空いていたのでセルフレジをよく使っていました、アレと大差ありません。接客も父のお店で給仕をしてたので問題ありません。
名ばかりの研修を済ませてすぐレジに入ります。そうして全く問題なくその日の初仕事を終えて寮に帰りました。
「ふぅ、やっぱり慣れるまで体はしんどいですね。」
「渚なら問題ないでしょ?」
マサミさんたちと夕食後のおしゃべりに花を咲かせています。そこに寮母さんが来ました。
「明日から寮生が一人増えるから、よろしくね。」
・・・まあ、そんな予感がなかったわけではありません。ありませんが、まさかそれを実行するとは・・・。
「やっぱり彼?」「でしょうね、元々部屋もあったんだし。」
二人が私を見ます。私は苦笑いをすることしかできませんでした。
次の日、おおきなイベントがおきました。転入生がきたのです。昨日までそんな噂すらなかったのに。
「ジェシカ・オーヴェント デス ヨロシク。」
そう自己紹介した彼女は金髪碧眼。真っ白な肌のとてもかわいい少女。先生に席を指示されたのに、それには従わず真っ直ぐ私の前に立ちました。
あれ? なんでここに? 混乱してる私に彼女は抱きついてきました。
「ナギサ! アイタカッタデス!」
「えぇ?」
私の左隣の生徒が席を無理やり変えられ、今はジェシカが座ってます。満面の笑みです。
私は頭から煙が出そうです。ジェシカに覚えがありません。あんな風に抱きつかれる知り合いなど・・・。
可能性として否定できない子が一人だけ・・・あの娘はジェシカといったでしょうか?
でも他に思いつかないのも確かなんですよね・・・。
「なぜジェシーが日本にいるのですか?」
「やっと思い出してくれたみたいですね、私なんか忘れた事もないのに。」
「いえいえ、私も忘れたことなどありませんよ、ただあなたと思わなかっただけです。」
「そうゆう事にしておくね。」
そうして授業に集中し始めたのですが・・・全然おかしなイントネーションなしに日本語しゃべってるではありませんか、なんだか違和感があります。
お昼になりました。私はジェシーに引き摺られるように食堂へご一緒させられました。強引なのも昔のままです。よく泣かされたような気がします。
始めて来ましたが、食堂はとても大きな空間にたくさんの長机が並んでいます。一つの机に10人ほど並ぶのですが、それが幾重にもなり全生徒が一同に会してるのです。あまり余裕もないのでしょう、結構ぎゅうぎゅうです。
そこに金髪碧眼の美少女が紛れ込めば、そこだけ人口密度が上がるのは自然です、凄く窮屈です。
後ろで立って彼女を愛でてる人は除外するとしてもこの机に15~16人は食事をしてます。
「どうして今頃日本にきたのですか?」
「フフフ、ワタシハ ナギサトチガッテ、ヤクソクオボエテマ~ス。」
また変なイントネーション始めました・・・もういいですけどね。
「ナギサノオチ○○ンハ、ワタシガイタダキマ~ス。」
ぶっ!!!!
周りの人が一斉に吹き出し、むせてます。
ご飯粒を撒き散らす人、お味噌汁を霧吹きのように噴く人。私の正面の人なんか、うどんを鼻から出してます。汚いです。
「な・・・なに・・・なんてこと・・・。」
私も恥ずかしさとぶつけようのない怒りで顔を赤くして震えていました。席を立ち上がり、彼女に向き直って右手には握り拳も作ってます。
「ヤハリワスレテマスネ。」
ジェシーはこちらを伺い、不適に微笑んでいます。
はい、忘れてます。何かを約束したことすら忘れてます。約束の内容なんて覚えてるはずありません。
怒りこそ爆発しませんが、恥ずかしさはMAXです。いたたまれません。私は俯きながらその場から逃げてしまいました。
午後も授業そっちのけで約束を思い出そうとしたのですが、どうしても思い出せません。いったい何を約束したのでしょう?
放課後、私はスーパーのバイトに行ったのですが、ジェシーも付いてきてずっと店内をうろついてます。その日は多少お客さんの少ない日でもあったらしく、店長さんは早退してもいいよ。と気遣ってくれました。
寮に戻ろうとしてもずっと付いてきます。
「ジェシー、家には戻らないのですか?」
「戻ってる最中です。」
大きく捉えるとそうかもしれませんが、盛大に寄り道してるようにしか見えません。やはり約束を思い出さないとダメなんでしょうか?
そうこうしてるうちに寮についてしまいました。彼女も寮に入ってきます。いえ、遊びにくるくらいはよいのでしょうが、ここは特殊な人しか・・・
「あ、いらっしゃい、歓迎しますよ。」
「ヨロシクデ~ス。」
「え?えぇ?! 寮母さん、今日から入寮する人って?」
「その子よ、ジェシカ・オーヴェントちゃん。」
振り向きながらジェシーを見ます。彼女はにっこり笑って手を振ってます。
「でも、ここは性転換を控えた子しか入れない寮ですよね?」
「彼女も似たようなものよ。」
意味がわかりません。私の記憶では彼女は紛れもなく女の子です、実家に遊びに来てた頃は小さかったので一緒にお風呂に入ったこともあります。では彼女は男になろうとしてる? そんなはずありません。そうであるなら今男の格好をしてるはずです。でも今着てるのは私と同じ女子の制服。
「ジェシー。色々聞きたいです。」
「キョヒシマ~ス。ヤクソクオモイダスマデオアズケデ~ス。」
そんなぁ・・・・。
夕食のときなどみんな彼女に興味津々でした。私とマサミさん、イナリさんは予想がハズレだったこともあり苦笑いしてましたが、その日は遅くまで賑やかでした。
それからも彼女はずっと私のそばから離れてくれません。まるで監視されてるような気分です。
彼女のせいで忘れてましたが、橘くんは3日目には学校にきました。でも私の周りにはいつも人だかりがあって全く寄り付くこともできません。彼は遠目に私をちらちらと見るくらいしかできなかったのでしょう。私もなんだかうやむやにできて、そこは助かりましたが・・・。
私も橘くんをちらちら見てたんだと思います。バイトに向かう道でジェシカが聞いて来ました。
「彼が意中の人なのね。」
「な・・・何が・・・何を言ってるんですか、彼はただのクラスメイトです。」
「ふふふ、私の目は節穴じゃありませんよ。でも、彼も女の子でしたね。なるほど、両方種無しでしたか、あなたが拒否する理由としては十分ですね。」
え? ばれてる? どこまで知ってるのでしょう? 何か怖い気がします。
というか、怖いです。彼女はなにか上機嫌に鼻歌なんか歌ってます。
その夜も夢を見ました。はっきり思い出せませんが金髪の少女と何かを約束した夢。私の望みを叶えてあげる。そう言った彼女は今のジェシカと重なりました。
起きるとその内容は思い出すのですが、私の望み? そこがわかりません。何を望んだのでしょう?
あのときの私は彼女に何を望んでいると言ったのでしょう? そこだけぽっかりと記憶から抜け落ちているのです。思い出そうとしても全く手がかりも思い出せません。
う~ん、どうして私はこうもバカなのでしょうね? 大事な約束だったハズです。でなければ彼女は今頃来日などしなかったでしょう。自分の望みも忘れるような相手では意地悪したくもなるでしょうね。
もう彼女が来てからずっともやもやしてますが、どうにもこうにも思い出せないものは思い出せないのです。
今日の終業式が終われば、明日から夏休みだというのに・・・
前作の感想をいただけました。
私はあまり小説を読む人間ではなかったので、マナーというか法則というか。そう言ったことに疎いのです。
御指摘頂ければ直して行きますので、そういった指導も頂けるとありがたいです。{ゆっくりとしか直せませんが}
この話も10話で完結となりますが、もう少しお付き合いください。




