通い妻みたいです
4日経ちました、橘くんの家のお掃除も毎日やってると色々わかってきます。
彼の家での行動とか、物の置き場所とか。
彼は自室と机の部屋、リビングと水周りが行動範囲で他の部屋にはほとんど出入りしてないようです。
学校を早退したときも家に帰るわけではなく、恐らく会社の方に行っているのでしょう、あれ以来彼とは学校でしか会っていません。
私は早朝に起きて彼の家に行き、朝食の準備とお弁当を作ってゴミ出しまでして学校に向かいます。
学校が終わると彼の家に行き、掃除や洗濯をして夕食を温めるだけまで準備。彼の3食を作っている私が、そうとはわからないように野菜を増やしているのは気付かれていないようです。
そのあと寮に戻って寮母さんと夕食を作りみんなで食事。シャワーを浴びて就寝という生活になりました。
相変わらず私には不満の残るおかずしか出来てないのですが、みなさんには好評なのです。
私って、もしかしたら味も音痴なんでしょうか? 寮母さんは「味音痴においしい料理は作れないから違う」と言われましたが今ひとつ納得がいきません。
最初は結構ハードなスケジュールだと思ってたのですが、そろそろ慣れてきたのか、それほど苦にならなくなってきました。
勢い良く教室の扉が開きます。
「すいません、遅れました。」
橘くんがそう言って教室に入ってきます。
「ん、授業中は静かに入れ~。」
先生は相変わらず遅刻に対しては何も言いません、恐らく彼は走ってきたのでしょう、うっすら汗もかいているようです。彼の遅刻は今に始まった事ではありません、なぜあれほど焦って学校に来たのかわかりません。なにか私の知らない目的があるのでしょうね。席についても肩で息をしてます。パソコンも開こうとしません。なにかあったのでしょうか?
授業が終わると彼が手招きして教室を出てゆきます。人のいないところで話がしたいのですね、了解です。
「悪いけど、もうひとつ仕事を増やしたいんだ。」
「え? あ、はい。私に出来ることなら大丈夫ですよ。」
「結構大変かもしれないけど・・・。」
「大変なことですか・・・初日からだと躊躇したかもしれませんが、今なら大丈夫だと思います、それでどんな仕事なのでしょうか?」
「朝僕を起こして。」
・・・大変なのでしょうか? 寝起きがよくないのでしょうね・・・でも、それくらい問題には思えません。
「了解しました。」
快く引き受けたのですが、そのあと彼はまた早退してしまい、つまりいつも通りに過ぎて放課後また彼の家に。お掃除を済ませて夕食の準備にかかったとき、玄関が開き、誰かが入ってきたようですが、扉越しの廊下に人の気配がありません。この家は構造上どこに行くにも廊下を通るはずです。鍵のかかった玄関を開けたのですから、彼なのは間違いないと思うのですが・・・。
覗いてみるとやはり彼でした。でも玄関の框に腰掛けて考え事をしているようです。
「どうかしたのですか?」
ちょっと驚いたようにこちらを見て何か納得したように再び元の姿勢に。
「あぁ、ちょっとね。」
「お仕事の話ですか?」
「まあ、そうなんだけど、やっぱり今朝の遅刻が痛かったんだ。」
遅刻なんていつものことじゃないですか。ということはいつもの遅刻とは違う遅刻をしたということですね。
「なるほど、その取り返し方を思案なさってるのですね。」
「そうだね。そういえば君は日曜に僕を待たせて悪かったような事を言ってたけど、あれで僕が許さない! みたいに言ってたらどうするつもりだった?」
「え? あぁ、あれでクビにされるならしかたないことです、次の仕事を探します。私は土曜にもそれなりにがんばったつもりでしたから、それを含めて許されないようならその程度の人なんだと納得できます。」
「ふむ、そういえばそうだね、なるほど、そう考えるとたいした問題でもないか・・・。」
立ち上がりいつものように颯爽と机の部屋に向かわれます。階段の下でこちらを見て。
「ありがとう、吹っ切れたよ。次の仕事にかかれる。」
そう言って階段を上がってゆきました。
もう帰っているのなら、夕食は出来たての方がいいのかな? そう思って夕食の味付けをできたて用に切り替えます。暖め直すことを前提にするなら出来立てよりも水分が飛ぶので僅かに薄味にしておくのですが、出来立てを食べてもらえるならそのままの味付けにできるのです。
頃合を見計らって彼を夕食に呼び、すぐに食べられるようにしました。彼にとってはいつもより早めの夕食なのでしょうが、快く食卓にきてくれました。
「なんだろう、いつもおいしいんだけど、今日は格別だな。」
「やはり出来たてには敵いませんよ。」
「あぁ、そうゆうことか。」
「それでは私は寮に戻りますので。」
「え。」
「私、寮でも夕食係りになってしまって、もう帰らないと間に合わないのです。」
「あぁ、そうなんだ。」
まだ夕食の最中だったので、見送りは遠慮させてもらい、寮に戻ります。
さすがにタイミングがずれたのでちょっと遅刻になってしまいましたが、寮母さんは怒ってなどいません。
むしろ私が寮母さんに指示を出すような状況になってるのです。
寮母さんまで私の料理を過大評価してません?
土曜日、今日は庭の手入れをしようと思っていたのですが、到着早々。
「今日はちょっと付き合って欲しいんだ。」
そう言ってタクシーに乗せられてしまいました。向かった先は水族館。いえ、それは嫌いではありませんが、私は普段着です。お出かけならもうちょと・・・。
二人で色々な水槽を見て回り、まるで水棲生物にでもなったような気分で楽しめました。
彼は色々と私に質問してくるのですが、私の答えに頷いたり更に質問したり
はた目ではデートにも見えるでしょうが、その本質が違うのは私でもわかります。
「あの、これはどうゆう趣旨のものなんですか?」
お昼を館内レストランでとってるときについ質問してしまいました。
「うん、明日妹がくるんだ、家とは絶縁されてるけど、妹だけはまだ僕に懐いていてね。」
「なるほど、予行演習のような物なのですね。」
「悪いね、こんな事につき合わせて。」
「いえ、私も楽しいのでむしろ大歓迎です。」
「そう言ってもらえて助かる。本当は彼氏とかと来たいんだろうけど。」
「え、そ・そんな人いません。」
「そうなの?実家の方に待たせてるとかじゃないの?」
「いませんよ。」
どうやら彼は私がモテルとか思っているのでしょうか? そんなわけがありません。
私は実家の方では結構な有名人なのです。それも悪い意味で。だから私が歩けば人は避けてくれるほどでした。そんな私に彼氏ができる道理がないじゃないですか。
なにか不思議そうに考え事をしています。いったい何を考えているのやら・・・
。
今日はそれだけで寮に帰ってしまったのですが、明日は遅刻して妹さんとゆっくりしてもらうのもいいかもしれませんね。
寝る前はそう思っていたのです。でも起きたとき、朝食抜きはいけないと思い、急いで彼の家に向かいました。彼の家の前に高級車が停まっています。玄関には上品でかわいい女の子もいます。彼の言っていた妹さんですね。
「おはようございます。」
「何?あなた。」
「橘様の妹様ですね、私は家政婦の葵と申します。」
「あなたが?」
「今玄関を開けますので。」
彼がチャイムを鳴らした程度で起きないのは知ってます。恐らく彼女はスペアキーなどを持ち合わせていないのでしょう。玄関を開けて中に、彼の部屋に案内します。
「あなたが起こしてくれない?いつものように。」
おや、私の事はお話されてるようですね、色々と噂は聞いているといったふうですか。
「わかりました」と告げていつものように、と言っても今日が3日目なんですけど。
まずカーテンを開けて日の光を部屋に入れます、彼は毛布をかぶって少しでも暗くなるように身を丸めます。そこに一言「先方がお待ちになってますよ」と告げる。
彼はがばっと起きるのですが、まだ朦朧としてます、こちらに気付いた時点でポットからカップに入れたココアを差し出します。それを一口含んでしばらくすると。
「おはよう。」
と言うのです。いつもはこれで終了なのですが、今日はここに報告が続きます。
「おはようございます、もう妹さんがお見えになってますよ。」
首をめぐらせ妹を見つけた橘くんが挨拶をします。
「おはよう、栞。」
「それでは私は朝食の準備をしてきますね。」
そういって彼の部屋を後にする。
「おはようございます、かえでおね・・・。」
途中まで彼女の挨拶が聞こえました、ん? おね? 最後に聞こえた語句がなんだかおかしいです、まあ、ほとんど聞こえてなかったような部分なので気のせいなのでしょうね。
彼だけならいつも通りの朝食でよいのでしょうが、妹の栞様も食べるのでしょうか? 一応用意しておきましょう。今日はフレンチトーストとポテトサラダ。ローストビーフのサラダ野菜巻きとオニオンスープです。ローストビーフは庶民向きではありませんが、彼はとにかくお肉をメニューに入れて欲しいとのこと、依頼主の意向です。
準備さえ済ませばあとは彼が自由に食べてくれるので、私は昨日できなかった庭の手入れを始めました。
そこに妹さんが見えて「朝食、おいしかったです」とだけ告げて橘くんと家の前の高級車でお出かけになりました。なんだか彼女も微笑ましいですね。
昨日と同じように夕食は外食すると聞いていたので、庭の手入れもキリのいいところで切り上げて一旦寮に引き上げます。
寮に戻るとマサミさんが泣きついてきました。
「渚~料理教えて~。」
彼女が言うには、男は胃袋から掴むのが一番だと言うのです。
「それはわからないわけではありませんが、付け焼刃するより地道に努力したほうがよいのでは?」
「それはそうだけど、一から自分でやるより教わる方が早いじゃない。」
「なるほど、そういったスタンスならお手伝いしますよ、いえ、お手伝いをお願いします。」
「え?」
「今日から夕食を一緒に作りましょう。」
夕食係りが増えました。
休日と言っても夕食は作らなくてはいけません。手が増えれば時間の短縮も可能です。マサミさんはまだ戦力外ではありますが、慣れてくれば期待できるかもしれません。寮母さんも快く賛成してくれました。
マサミさんは初心者ですから、基本的なことを教えてやってもらってたのですが、そこは女の子。作業しながらでもお話はしてきます。いつしか私のバイトの話になりました。
「え?それって審査されてないんじゃない?」
「わかりません、学校の審査というのもどんなものか知りませんし。」
「それはまあ、そうなんだけどね。でもさ、そんなの仕事というより通い妻じゃない?」
「え?」
「寮母さんもそう思うよね?」
「それはどうかしら?家政婦って立派な仕事よ。」
「そうかなぁ、私にはそんな風に思えない。」
主観の違いでこんな風に意見が分かれることもあるのですね。でも、言われてみればなんか通い妻というのも頷けます。たとえば相手が妻子持ちの単身赴任者とかご老人だったらそんな感じはしませんが、相手は同年輩しかも同級生。極めて恋愛対象に近い存在です。
「でも彼は私たちと違う世界の人ですよ、恋愛対象なんかになりませんよ。」
「男なんて恋愛感情なんかなくても襲ったりするわよ。」
「彼はそんな人じゃありませんよ。」
「あれ?もしかして渚も結構気があるほう?」
「そ・そんな事考えたこともありません!変な事言わないでください。」
本当に変な事を言われてしまいました。そんな風に言われると意識してしまいます。
確かに彼は顔がぶさいくというわけでもありませんクラスでも上位だと思います、華奢とはいえそれを補って余りある生活力もあります。なによりあの自信に満ちた颯爽とした歩き方が私は好きです。しゃべり方も自信に満ちていてこれも好きです。
あれ?私結構彼のこと気に入ってるのではありません?水族館でも他の意図があったのもわかってたのに、凄く楽しかったです。彼が私に買ってくれた服はまるで宝物のように思っています。
そうなんです、彼は考えてなかったから、考えないようにしてたから意識してませんでした。
本当は私の理想の人に限りなく近い人なのです。惚れてしまう可能性が極大的な人なのです。
駄目です、こんな気持ちでは今まで通りお仕事なんてできません。頭を切り替えましょう。
これは私の得意技。たとえ好きな人ができても頭を切り替えると普通に接することができるのです。
もっとも、これは好きになった人に絶対近づくことが出来ないよう避けられたため習得した技なんですが。
次の日、彼を起こすと。
「君は魔法を使えるの?」
と聞かれました。いえいえ、私も魔力検定は受けました、素質なしでしたよ。確か53くらいだったと記憶してます。魔法使いになるには最低100必要だと聞きました。そのことを告げると。
「君の魔法は魔力ではない物なのかもね。」
そう言って笑っていました。よく意味がわからなかったです。
学校に着くと何か雰囲気がおかしいです。違和感にも満たないささいな違いなのですが、私はこういった雰囲気に敏感なのです。あ、これは私の正体がバレた可能性が高いです。
マサミさんの話では男の子が寄り付かなくなるだけで他の態度は普通だと聞いていたのですが・・・ううん、苛められるのかなぁ?いやだなぁ・・・。
そんなことを考えてたら私と唯一親しくしてくれてた川本さんが直球で聞いてきてくれました。
「葵さん、あなた橘くんと付き合ってるの?」
「・・・はい?」
「なんか土曜日にあなたと橘くんが水族館でデートしてたとか。」
「あぁ、あれですか、違いますよ、あれは彼の妹さんが来るから案内するのに女性目線のアドバイスが欲しいからと、そういった趣旨のものです。」
「そうなの?」
「はい、私達を見たその人が次の日も水族館にいたら彼が妹を案内してるのも見られたと思いますよ。」
「でも、なんかあなたと橘くんて最近仲良さそうで。」
「えぇ、あなたが仲介してくれたじゃないですか。」
「え?私?」
「はい、バイトの話です。その関係でちょっと話す機会があるだけです。」
「あぁ、あれか・・・じゃ付き合ってるとか、そうゆう類の事じゃないんだ。」
「違いますよ、第一彼と私じゃ身分が違うじゃないですか。」
「そ・そうよねぇ~。」
二人で笑います。この話の裏もなんとなく気付きました。
玉の輿狙いというやつでしょうか?実際彼は既に橘コンツェルンとは絶縁されているのですけどね。それでも社長としてかなり成功してるのでまるっきりハズレとは言えませんね。
私でも好きになれる人です、それは競争率も高いのでしょう。かわいそうですが私の気持ちは奥深く沈めるほうが無難な気がします。実際彼と結ばれるなど私如きでは夢にもならないでしょう。
さて、そうなると今のバイトは少々危険な香りがしますね、マサミさんの言うように感じる人はいないとは言えません、むしろそう感じるのが普通と思うべきです。なんらかの対策を講じる必要がありますね。
ここで妙案が浮かびます、寮名を明かすのはどうでしょう?マサミさんが言うには苛められたりはしないと言うことですし、私の正体をみんなが知れば今回のような噂も立ちません。
いえ、これは最後の切り札としておくほうが賢明かもしれません。
なるべく目立たないように行動するとしておきましょう。
とはいえ、やはり毎日彼の家に、しかも合鍵で入っていてはなんとも申し開きできないような気がします。
でも、仕事は仕事。ちゃんとキッチリやらないと。で、終わりました。最近手際がよくなったのか、凄く早く終われます。こうなると同じような仕事を何件かすると皆さんの敵意を削ぎ、しかも収入アップ。なんて無理ですよね~。
寮に戻るとマサミさんもスタンバイして待ち構えてます。問題はその後ろ。歓迎会のときにちょっと話しただけの子が二人もいます。
「あの、状況を説明していただけませんか?」
「いやあ、渚の教え方がいいって言ったらこの子達も教わりたいって。」
軽い眩暈を覚えます。確かに戦力が増えるのは歓迎しますが、それまでは足手まとい以外の何物でもないのですよ。
「しかたないんじゃない?渚ちゃんの教え方がいいのは確かだし、私としてもみんなが自立できるようにがんばろうとしてるのを止めさせるわけにもいかないから。」
「寮母さん、それ何気に職務放棄になりませんか?」
「渚~、そんな事言わずにお願い~。」
お世話になってるマサミさんにそんな風に頼まれると断れません、しかたなく引き受けたのですが、私が教えてる間は寮母さんに負担が回ってゆきます。もっとも本来の形になっただけですが。
みなさんの覚えがいいことを願います。
それから数日は平穏な日々が続いたのですが、寮のほうが大変なことになってきました。夕食当番だったはずが料理教室になっていたのです。生徒は1年女子全員と2年生一人。総勢9人となってました。
なぜこんな事になってしまったのでしょう?私はすでに料理を作るより教えるほうで手一杯、いえ、すでにキャパを超えてました。寮母さんにも教師をお願いする始末。そして生徒の実習作がそのまま夕食という状態です。これでは寮に入れてる食費は実習費と名前が変わりそうです。そして私の教師としての致命的欠陥も発覚しました。味付けが勘便りだったことです。その割に評価が厳しかったりするので不満でも噴出しそうですが、みなさんやる気はあるのでなんとか抑えられてるといった状況なのです。
夕食の後片付けが終わったあと、私は寮母さんに相談することにしました。
「美崎さんいいですか?」
「なに? 渚ちゃん。」
「味の評価をお願いしたいのです。」
「渚ちゃん、酷評だもんね。」
「知ってたら助けてください。」
「あら、だめよお。そしたら渚ちゃんの為にならないわ。」
「ならなくてもいいです、このままじゃみんなの不満が爆発しちゃいます。」
「それを防ぐのも渚ちゃんなのよ。私はあなたのことをご両親から聞いてるからできるだけ力になりたいの、それはわかるでしょう?」
「ううぅぅ。」
「あなたがどれほど正確に味の判別ができると言っても、それをいかにオブラートに包んで評価するか。それだけなのよ。」
「それができれば苦労しません。」
「苦労もなしに掴んだ才能なんてゴミだと思えばいいのよ。いいわ、ひとつだけアドバイス。どこかひとつでも褒めること。そうしてからの酷評ならちょっとは受け止めれるものよ。」
「うぅ、努力してみます。」
極めて正確な味の判別。これは両親からもらった才能。これのおかげで味の判定は常人では計り知れない物になってしまい、それが私の酷評になってしまっているのです。あたりまえですよね、誰が目分量で入れた塩を㎎単位で調整できますか。もっとも、それがナノグラム。10億分の1グラムであっても私は判別できます。付いたあだ名が人間アナライザー。こんな話、誰も信じてくれないでしょうね。
そうですね、明日はとにかく何か褒められることを探しましょう。
そう決心した次の日、問題が起こりました。朝学校に着いたらまた教室の雰囲気がおかしいのです。前回川本さんが突撃してくれたので誤解だったと思われて沈静化していたのに、再燃です。私の経験上再燃の鎮火は難しいのです。
今回の突撃者は3名、委員長と川本さん、渡辺さん。どのような誤解が流れているのか?
「葵さん、あなた毎朝毎夕橘くんの家に通ってるって本当なの?」
あ、それ誤解じゃないですね・・・。




