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笑う門には福来る  作者: 海苔
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時刻はおよそ19時

お外は真っ暗。

時間は微妙だけど暗いからなぁ……


とりあえず僕は全力で自転車を走らせる事にした。

昼間は怖いとかいないけど夜は普通に怖いのだ。


コンビニとスーパー悩んだが結局コンビニにする事にした。

何事もなくコンビニに着けた。

まぁ、今日は散々だったか嫌な事はもうないだろう。


「いらっしゃいませ」


ついでに明日の朝ごはんを買っていこう

パンとカップラーメンとおにぎりと2リットルのお茶をカゴに入れてレジに進む。



あれ、そういやバイトでもしろとか言ってたけど僕まだ中3だぞ?

まさか、1年以上帰ってこないつもりか?いや、まさかね……


帰りは怪しい人影を見かけたので別の道を通って帰ることにした。それ以外は何もなく、無事帰宅することが出来た。



夕飯を済ませて、風呂に入り、自分の部屋でパソコンを開く。


「メールは、っと……」


2件入っていた

ひとつはネット友達からのメール

これは後で返しておこう。


もう一つがとても気になる


両親からだった。


内容を見て絶句する


『詳しいことをこっちのメールに送ります

簡単に言うと世界旅行だから2、3年は帰らないつもりです。そのへんは宜しくね。学校からの何か重要書類があればおじさんに頼んで何とかしてもらってね。受験の年だし1人で色々決めたいこともあるでしょうからね。銀行の口座番号はあんたの誕生日にしといたから。今年は仕送りするけど来年からはバイトでも何でもして自分で生活していきなさいね。どうしてもダメだったら、おじさんとこ行きなさい。それじゃあ、ちょいちょい連絡するから、返信するように!またね〜』


これでも笑えというとですかグランドマザー、、、。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


パソコンだとやはり不便だから、返信には僕のメアドも書いておいた

まあ、僕の母が、きちんと読むとも限らないけど。


3年もの間遊びほうけるなんてなんて大金持ちなのだ、と思う人もいるだろうが、大金持ちという程でもない。

一般家庭よりは、多少、お金持かもしれないが、あくまでも多少だ。多少お金持ちなだけで3年も遊びほうけることなど出来るわけもない。ではなぜ、それが可能なのか。

どうでもいいことかもしれないが、一応、ね?

僕の両親は起業して成功したようで、2人で夫婦社長とか言って働いてる。移動先などでもできる作業が多くひと段落ついたのがつい最近だったらしい。

よく分からないが大変だったらしい。

社長が動くような仕事はもうなくなり、後は部下に任せる状態になったため旅行に行くことにしたのだろう。


しかし3年間とは、さすがに驚いた。今までも2、3週間家を空けることが何度かあったが3年はぶっ飛びすぎてる。トラブル似巻き込まれないよう明日からは変なのを見ても無視していこう。


せっかくの一人暮らし(仮)だ。

盛大に楽しんでやる。




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