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結婚しようよ ~彼女を救うたったひとつの冴えないやり方~

作者:久我拓人
 大学一年生の終わりである春休みに、茨扇空夜は彼女を連れて実家へと帰る。しかし、彼女を見た瞬間に家族は騒然とする。彼女、柚妃名無は小学五年生の十一歳だったからだ。ともかくとして、家族へと彼女と出会った経緯を説明する事となった。
 空夜はヴァレンタインデーの際に女性関係で事件に巻き込まれ、悪い意味で注目の的になってしまった。そんな時、公園で落ち込んでいると、全身を長い髪で隠れた妖怪を目撃する。友人の梧桐座喜連と面白半分気分転換半分で張り込みするも見つからなかったが、四日目に一人でいると、それに再び出会う。
 その髪の毛の塊は、女の子だった。柚妃名無と自己紹介を受けた空夜は、彼女が育児放棄された少女だと気づく。常識も捻じ曲がり、シャンプーも知らず、散髪もした事がないメイムを、空夜は助けたいと思ってしまった。
 メイムと交流を続け、彼女を救う方法を模索するうちに結婚という手を思いつく。少子化で悩む日本政府が結婚できる年齢を十歳まで引き下げたのを知っていた。結婚する為には婚姻届を書かなくてはならない。そこには親の署名も必要である。
 空夜とメイムは梧桐座の協力で、夜の街にくりだす母親を尾行する。予想通り、母親は死んだ夫のお金でホストと遊び呆けている最低の人間だった。そして、ホストクラブ内にて母親と面会する。変態の元に娘はやらないと言う母親だったが、空夜はもう一つの書類を見せる。学生同士の結婚の際に国からでる補助金制度の書類。学費が無料となり、毎月、補助金も支払われる。母親はお金で娘を嫁に出す事を了承し、婚姻届に署名した。
 以上の事を空夜は家族に説明し、自分の家族からも二人の結婚を認めてもらう。市役所に結婚届を提出し、二人は夫婦となり幸せになろうと誓いあった。
プロローグ ~結婚を前程につきあってます~
プロローグ
2013/11/29 17:14
第一章 ~公園の死神~
第一章-1
2013/11/29 17:16
第一章-2
2013/11/29 17:16
第一章-3
2013/11/29 17:17
第一章-4
2013/11/29 17:17
第一章-5
2013/11/29 17:18
第一章-6
2013/11/29 17:18
第二章 ~正義の味方に憧れて~
第二章-1
2013/11/29 17:19
第二章-2
2013/11/29 17:20
第二章-3
2013/11/29 17:21
第二章-4
2013/11/29 17:21
第三章 ~彼女を救うたったひとつの冴えないやり方~
第三章-1
2013/11/29 17:22
第三章-2
2013/11/29 17:22
第三章-3
2013/11/29 17:23
第三章-4
2013/11/29 17:23
第三章-5
2013/11/29 17:23
第四章 ~結婚しようよ!~
第四章-1
2013/11/29 17:24
第四章-2
2013/11/29 17:25
第四章-3
2013/11/29 17:25
エピローグ ~そして僕達は幸せになった~
エピローグ
2013/11/29 17:26
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