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気がついたらハイエルフにされていました(血統つき)

女神様が指を滑らせ、魔法陣が輝き、そのたびに私に光が降り注ぐ。


「年齢はどうしようかしら。ハイエルフでしょ?んーまぁそのままでいいわね。誰も気にしないでしょ」

「さてさてお楽しみの見た目設定ね。——幼女!?ハイエルフって50歳まで幼女なの!?まずい、まずいわ。これじゃあせっかくの安全な王都を選んでも誘拐されかねない・・・」

「そうだ、加齢ボーナスでコスト圧縮しましょう!やっぱり私って天才ね!」

「100歳分の空いたコストで初期の衣食住を整えましょうか。とりあえず現地貨幣で100年分の金貨——エラー出た。100年分の金銀がないとかしけてんわねー。」

「あ、血筋!血筋にしましょう!えーと『ハイエルフの始祖のひ孫』と。ふふふ、やっばいわこれ、設定厨がみたら憤死ものね」

「あとは1年分の生活費と家具セットとか入れて——いいわね、ばっちり!」


バンっと両手を合わせ、魔法陣が砕けた。

砕けた魔法陣はそのまま光の粒となり、私の体を覆い始めた。


「んじゃ、適当に落ち着いた頃にまた様子見にいくから、しばらくはこっちの世界、死なないように楽しんでねー」

「あ、あの、私は生まれ変わりなんて——」


最後まで言葉は続かず、私は再び光の本流に飲み込まれたのであった。

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