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颯爽登場!異世界の女神様!
事務的な空気を切り裂くように、明るく弾んだ声が響いた。
地球の神様とは明らかに違う、キラキラした気配。
空間がパッと華やぐと同時に、今度はやたらと装飾過剰な、いかにも「女神様です!」みたいな美人が横から私を覗き込んできた。
高い鼻筋に長いまつ毛。ブロンドの髪を靡かせて純白のローブを着込んだ女神様は、私を見つめてその瞳を爛々と輝かせている。
『——あなたは異世界の。欲しいのならご自由に。ちょうど処理に困っていましたので』
「やったぁ!返してっていっても遅いわよ!」
地球の神様はすでに興味を失ったのか、どうでもよさそうに言うと、私はガシッと女神様に鷲掴みにされる。
そうか、魂だけだから手のひらに収まるのか。っていうか魂って掴めるんだ。
なんてことを考えていたら視界がぐんぐんと変わっていく。先ほどまでは乳白色に煌めく宇宙のような場所にいたのだが、周囲の光景が驚くべき速さで右から左へと流れていくのだ。
「あーあ、もう! こんな極上の魂を捨てるとか、地球の連中、ほんっとわけわかんないわー!早く帰って楽しまなくちゃ!」
次の瞬間、私の意識はさっきまでの静かで暖かな空間とは違う、もっと騒がしくて眩しい光の奔流に包まれていく。
「さてさて!一名様ごあんなーい!」




