プロローグ
何かに熱中してみたかったのか、
努力をしてみたかったのか。
何もしないで一日を終えれば終えるほど、ああすれば良かった、こうすれば良かったと後悔ばかりが浮かぶ。
適当に生きようと思えばいくらでも生きられる。けれど、適当に生きれば生きるほど日々は色あせていった。
何度、このままで良いのかと自分に問いかけただろう。
何度、今日こそ頑張ろうと誓っただろう。
何度。自分自身が嫌になっただろう。
去年の秋。小学二年生から続けてきたバスケを辞めた。
あの頃は、これが自分の全てだと信じていた。厳しい先生の叱咤も、仲間たちとなら乗り越えられた。
けれど高校に進学し、環境が一変した。仲間は離ればなれになり、支えていた何かが崩れた。
先生の言葉も、ただの重荷にしか感じられなくなった。新しい仲間とも上手くいかず、バスケが怖くなっていった。
辞めてからは、楽だった。
けれど、その「楽」は決して「楽しい」ではなかった。
心に、穴が空いたようだった。
その穴は、きっと今でも塞がっていない。これからも塞がることはないのだろう。
だが、その穴こそが僕の人生を変えたのだ。
あの日の出逢いを、僕に与えてくれたのだ。
この作品に登場する人物や物語は全てフィクションになります。
初めまして。Liaといいます。
自分は現在学生なのであまり高頻度で投稿することは出来ないと思いますが、頑張って作成しますので何卒宜しくお願いいたします。
またこの作品が自分にとって最初の作品なので、色々至らない点が出てきてしまうかと思いますが。その時はコメント等で教えていただいたり、アドバイスをいただけたりしたらなと思っております。なお誹謗中傷は勿論。言葉遣いの荒いコメントも出来るだけ控えていただけると幸いです。
それではこれから「春を目指した。」を宜しくお願いします!




