表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

03 赤の柱 燃焼大陸



 燃える炎が立ち上る

 あちこち 地面から

 噴きあがる


 赤の柱がそれを見ている

 監視をするようにじっと見ている


 消せない

 滅せない

 どかせない


 その炎は大陸を燃やす

 けれどどうしても


 なくせない


 エネルギーを作り出す

 枯渇させないようにして


 人々の生活を支えなければ

 人は豊かでいなれば


「生まれてきたからには幸福でいたいでしょう?」

「幸せになったならば不幸にはなりたくないでしょう?」


 だから燃やし続けるのです

 後の事など考えずに

 それが大陸を燃やしていると目を背けながら

 そうしてきっと燃え尽きるのです



「ストーリー」


 いつかきっと僕たちの地面は灰になる。

 燃えて、消えてしまうだろう。

 それでも僕らはやめられない

 この豊かさを手放せない。

 なぜなら人生は幸せでなければならないと、そう決められているから。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ